氏名を苗字と名前に分ける(関数編)

解説記事内の画像はExcel 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2016, 2013, 2010
Excel 2016・2013・2010用 練習ファイル
(name-split-function.xlsx 692KB)

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)01 セルに入力されている「氏名」を「苗字(姓)」と「名前(名)」に分けたい、といった場合、Be Cool Usersでは区切り位置を使う方法と、関数を使う方法をおすすめしています。

下記のように、どちらにも長所と短所があるので、それをふまえた上で、お好きな方を使ってください。

    区切り位置を使う場合】
  • 操作が簡単
  • 操作を行った後、氏名を追加したり変更する度に、操作を行う必要がある
    【関数を使う場合】
  • 日頃から関数に慣れていないと、考え方や操作がやや難しい
  • 氏名を追加したり変更しても、自動で処理をしてくれる、または前の数式をコピーするだけ

このページでは、関数を使って、氏名を苗字と名前に分ける方法をご紹介します!

氏名は左側が苗字

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)02 図にするまでもありませんが、氏名は、左側が苗字(姓)、右側が名前(名)というつくりになっています。
ということは、氏名を左端から抜き出せば、苗字だけになります

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)03 そんな、文字を左端から抜き出したい時に使うのが、LEFT関数
上記のように数式を組み立てればいいだけなのですが、ここで問題が浮上します!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)04 苗字の文字数は、人によってそれぞれなので、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)05 何文字分抜き出せばいいのかという[文字数]の指定を、1文字分を意味する「1」や、2文字分を意味する「2」のように、常に同じ文字数を抜き出す設定にはできません。
ということは、その人ごとに、苗字の文字数を、何文字なのか数える必要がある、ということになります!

苗字の文字数を数えるには

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)01 ここで、Excelさんの気持ちになってみます。
日本人なら、苗字にはどんなものがあるのかを経験として知っているので、表をパッと見れば、どれが苗字なのかを瞬間的に判断できます。
ところがExcelさんは人間ではないので、苗字にはどんなものがあるのかなんて、知るわけがありません。
そこで、Excelさんにも分かるよう、苗字を機械的に判別できる工夫が必要です。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)06 そこで注目するのが「スペース」。
今回の例では、苗字と名前の間にスペースが入力されている、というのが、それぞれの氏名に共通していることです。
ということは、そのスペースが先頭から何文字目にあるのかが分かれば、おのずと苗字の文字数が分かります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)07 そんな、指定した文字が何文字目にあるのかを調べてくれるのが、FIND関数
上記のように数式を組み立てることになります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)08 ところが、FIND関数で求められるのは、スペースが何文字目にあるのか、ということ。
そしてその答えの数は、苗字とスペースを合わせた文字数と同じでもあります。
ということは、苗字だけの文字数は、その苗字とスペースを合わせた文字数から、スペース分の1文字を更に引けばいいので、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)09 上記のような数式を組み立てることになります。

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氏名から苗字を取り出す数式はこうなる!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)10 ここまでで、氏名から苗字を取り出すイメージがつかめました。
それではB2番地に、A2番地の氏名から苗字の部分だけを抜き出して表示させる数式を仕上げていくことにしましょう。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)03 苗字は、氏名の左端から抜き出せばいいので、使うのはLEFT関数でした。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)11 それを、A2番地の氏名から苗字の部分だけを抜き出す処理に当てはめると、こうなります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)12 ところが、他の氏名のセルから苗字だけを抜き出すことも考えたとき、何文字分抜き出すかは人によって違うので、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)13 その文字数を求める必要があります。
FIND関数でスペースの位置を調べると、その答えの数は、苗字とスペースを合わせた文字数と同じでもあるので、そこから更にスペース分の「1」を引いたものが、抜き出す文字数となります。
ちなみに、図の一番上にあるように、FIND関数の最後の引数「何文字から数え始めて」の部分は、省略すると「1文字目から数え始めて」という意味になります。
ちょうど今回は、氏名の1文字目から数え始めたいので、せっかくですから省略しました。
そしてこの、人によって違う苗字の文字数を求めた数式を、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)12 LEFT関数の×印の部分に当てはめると、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)14 となります!
というわけで、この数式を

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)15 答えを表示させたいB2番地を選択し、

=LEFT(A2,FIND(" ",A2)-1)

と、手入力しても構いませんし、「関数の中に関数!関数の入れ子」でご紹介しているように、ダイアログボックスを使って数式を入力したい場合には、次の章のように操作します。

ダイアログボックスを使って数式を入力する

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)14 それでは、ここまでまとめた数式を、ダイアログボックスを使って入力してみることにしましょう!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)16 答えを表示させたいB2番地を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックします。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)17 関数を指定するためのダイアログボックスが表示されます。
この時、LEFT関数を選ぶべきなのか、FIND関数を選ぶべきなのか悩んだりしますが、ポイントは「結果として表示させたい関数を先に選ぶ」です。
答えとして表示させたいのは、氏名を左端から抜き出したものなので、左端から抜き出すLEFT関数を選びます。
[関数の分類]で「すべて表示」を選択し、[関数名]欄で「LEFT」を選択。
[OK]ボタンをクリックします。
ちなみに、この一覧から「LEFT」を選択する際、「LEFT」の頭文字である「L」のところまで、一瞬でスクロールする技を使うと便利です。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)18 前のダイアログボックスで「LEFT」を選択して[OK]ボタンをクリックすると、このようなダイアログボックスが表示されるので、LEFT関数の設定をしていきましょう。
まず[文字列]欄には、どのセルから文字を抜き出したいのか、そのセルを指定します。
今回は、A2番地から文字を抜き出したいわけですから、[文字列]欄に文字カーソルがある状態で、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)19 A2番地をクリックすると、[文字列]欄に「A2」と指定することができました!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)75 この時、「エクセルで住所録作成」でご紹介しているような、テーブルに変換した表のセルに、数式を入力している場合、[文字列]欄には、「B2」(この例では氏名はB2なので)のようなセル番地ではなく、そのセルの項目名のようなものが表示されます。
これはテーブルに変換した表に数式を入力した場合の正常な動作なので、気にしなくてOKです。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)81 [文字列]欄の指定が終わったので、次の欄の指定に入ります。
[文字列]欄に文字カーソルがある状態で、キーボードの[Tab]キーをポンッと押すと、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)18 次の[文字数]欄に文字カーソルを移すことができました!
この欄には、前の[文字列]欄で指定したセルの文字を、左端から何文字分抜き出したいのか、その文字数を指定します。
でも、その文字数は、人によって違うので、スペースが何文字目にあるのかを調べれば、おのずと苗字の文字数が分かります。
スペースが何文字目にあるのかを調べるために使うのが、FIND関数
というわけで、LEFT関数の引数[文字数]の中に、FIND関数を入れ込んでいきます。
LEFT関数の引数[文字数]欄に文字カーソルがあることを確認したら、数式バーの左端にある[▼]をクリックすると、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)21 最近使った関数が一覧表示されます。
この一覧の中に「FIND」があれば、クリックで選択します。
(この一覧の中に「FIND」があった方は次の図の、関数を選択するダイアログボックスからFIND関数を選択する操作は不要なので、次の次の図から操作を続けてください。)
もし、一覧の中に「FIND」がない場合には、単純に最近使っていないというだけなので、一覧の一番下にある「その他の関数」をクリックで選択すると、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)22 関数を選択するダイアログボックスが表示されるので、この一覧から「FIND」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)23 先ほどまでLEFT関数のものだったダイアログボックスが、FIND関数のものに変わり、数式バーに表示されている数式も、LEFT関数の中にFIND関数が入っていることが分かります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)24 それではFIND関数の設定を行っていきましょう。
[検索文字列]には、どの文字を探したいのかを指定します。
今回は「スペース」が何文字目にあるのかを知りたいので、スペースを入力します。
この時、探したい文字が全角のスペースなら全角で、半角のスペースなら半角で、スペースを入力します。
人間の目には全角の文字も半角の文字も似たように見えますが、Excelさんにとっては全角と半角の文字はまったく違う文字だからです。
今回は全角スペースを探したいので、全角スペースを入力します。
そしてもちろん、Excelでは「数式内で「文字」を指定するときには、その前後をダブルクォーテーションで囲む」がお約束です。
スペースも「空白という文字」ですから、スペースの前後をダブルクォーテーションで囲みます。
しかも、数式内で使う記号は半角というのもお約束なので、ダブルクォーテーションは半角で入力します。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)25 [検索文字列]の欄の指定が終わったので、次の欄の指定に入ります。
[検索文字列]の欄に文字カーソルがある状態で、キーボードの[Tab]キーをポンッと押すと、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)26 次の[対象]欄に文字カーソルを移すことができました!
この[対象]欄には、どのセルの中で文字を探せばいいのかを指定します。
今回は、A2番地の中でスペースを探したいわけですから、A2番地を指定します。
[対象]欄に文字カーソルがある状態で、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)27 A2番地をクリックすると、[対象]欄に「A2」と指定することができました!
[対象]欄の指定が終わったので、次の欄の指定に入ります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)28 でも、最後の[開始位置]欄には、前の[対象]で指定したセルの中で、何文字目から探せばいいのかを指定するのですが、省略すると1文字目から探してくれるので、今回は省略します。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)29 さぁ、これで、FIND関数の設定は終わったのですが、最初のLEFT関数の設定が全部終わったのか確認したいところ。
でも、今のダイアログボックスはFIND関数のものなので、このダイアログボックスをLEFT関数のものに切り替えましょう!
数式バーに表示されている数式で、「LEFT」の文字の部分をクリックすると、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)30 ダイアログボックスがFIND関数のものからLEFT関数のものに切り替わりました!
ここで引数[文字数]に注目!
現在の設定では、FIND関数で、スペースが何文字目にあるのかを調べているだけなので、その答えの数は、苗字とスペースを合わせた文字数と同じでもあります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)08 苗字だけの文字数にするには、ここから、スペースの1文字分を引かなければいけないので、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)31 [文字数]欄の一番後ろでクリックして、FIND関数の数式の後ろに文字カーソルを入れ、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)32 「-1」と入力します。
これで、すべての引数の設定が終わったので、ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックします。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)76 氏名から苗字だけを取り出すことができました!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)77エクセルで住所録作成」でご紹介しているような、テーブルに変換した表のセルに、数式を入力した場合には、先頭のセルに数式を入力するだけで、自動的に残りのセルにも数式が入力されます。

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残りのセルも苗字だけを取り出せた!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)32 手入力にしろ、ダイアログボックスを使う方法にしろ、数式を入力したB2番地を選択すると、数式バーにその数式の内容が表示されます。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)14 最初に考えをまとめたとおりに数式が入力できたことが分かります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)34 先頭のセルに数式を入力できたので、残りのセルにも数式を入力しましょう。
数式が入力されているB2番地を選択した状態でオートフィルすれば、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)35 残りのセルにも簡単に数式を入力することができました!

氏名は右側が名前

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)41 氏名から苗字だけを取り出せたので、今度は、氏名から名前だけを取り出してみることにしましょう。
C2番地に、A2番地の氏名から名前の部分だけを取り出して表示させたいと思います。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)02 氏名は、左側が苗字(姓)、右側が名前(名)というつくりになっています。
ということは、氏名を右端から抜き出せば、名前だけになります

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)36 そんな、文字を右端から抜き出したい時に使うのが、RIGHT関数

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)42 今回はA2番地の氏名を、右端から抜き出したいので、このような数式になりますが、やはり苗字の時と同様、名前は人によって文字数が違うので、その名前が何文字なのかを、まず調べる必要が出てきます

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)39 じゃぁ、その名前の文字数を、いったいどうやって割り出そうかということになりますが、図で考えれば難しくありません。
まずは「氏名」全体の文字数を数えます。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)38 この、「氏名」全体の文字数を数えるときに使うのが、LEN関数
LEN関数は、指定したセルの中に、全部で何文字入っているのかを数えてくれるので、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)43 このように数式を組み立てれば、氏名が入力されているA2番地に、全部で何文字入っているのかを数えてくれます。


氏名を苗字と名前に分ける(関数編)40 更に、苗字とスペースを合わせた文字数も割り出します。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)07 この苗字とスペースを合わせた文字数は、スペースが先頭から何文字目にあるのかを求めた数字と同じなので、前の章で苗字を取り出したときと同様、FIND関数を使います。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)44 このように数式を組み立てれば、スペースが先頭から何文字目にあるのかが分かるので、それがイコール、苗字とスペースを合わせた文字数となります。


氏名を苗字と名前に分ける(関数編)37 そして、LEN関数で求めた「氏名」全体の文字数から、FIND関数で求めた苗字とスペースを合わせた文字数を引けば、名前の文字数が分かるので、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)45 名前の文字数は、このような数式で分かることになります。
そして、この名前の文字数を求める数式は、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)42 最初にまとめたとおり、氏名を右端から抜き出すために使うRIGHT関数の、[文字数]部分に組み込むことになるので、これらをすべて合体させると、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)46 このような数式で、氏名から名前を取り出せることになります。
というわけで、この数式を、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)47 答えを表示させたいC2番地を選択し、

=RIGHT(A2,LEN(A2)-FIND(" ",A2))

と、手入力しても構いませんし、「関数の中に関数!関数の入れ子」でご紹介しているように、ダイアログボックスを使って数式を入力したい場合には、次の章のように操作します。

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ダイアログボックスを使って数式を入力する

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)46 それでは、ここまでまとめた数式を、ダイアログボックスを使って入力してみることにしましょう!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)48 答えを表示させたいC2番地を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックします。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)49 関数を指定するためのダイアログボックスが表示されます。
この時、RIGHT関数を選ぶべきなのか、LEN関数を選ぶべきなのか、それともFIND関数を選ぶべきなのか悩んだりしますが、ポイントは「結果として表示させたい関数を先に選ぶ」です。
答えとして表示させたいのは、氏名を右端から抜き出したものなので、右端から抜き出すRIGHT関数を選びます。
[関数の分類]で「すべて表示」を選択し、[関数名]欄で「RIGHT」を選択。
[OK]ボタンをクリックします。
ちなみに、この一覧から「RIGHT」を選択する際、「RIGHT」の頭文字である「R」のところまで、一瞬でスクロールする技を使うと便利です。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)50 前のダイアログボックスで「RIGHT」を選択して[OK]ボタンをクリックすると、このようなダイアログボックスが表示されるので、RIGHT関数の設定をしていきましょう。
まず[文字列]欄には、どのセルから文字を抜き出したいのか、そのセルを指定します。
今回は、A2番地から文字を抜き出したいわけですから、[文字列]欄に文字カーソルがある状態で、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)51 A2番地をクリックすると、[文字列]欄に「A2」と指定することができました!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)78 この時、「エクセルで住所録作成」でご紹介しているような、テーブルに変換した表のセルに、数式を入力している場合、[文字列]欄には、「B2」(この例では氏名はB2なので)のようなセル番地ではなく、そのセルの項目名のようなものが表示されます。
これはテーブルに変換した表に数式を入力した場合の正常な動作なので、気にしなくてOKです。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)82 [文字列]欄の指定が終わったので、次の欄の指定に入ります。
[文字列]欄に文字カーソルがある状態で、キーボードの[Tab]キーをポンッと押すと、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)53 次の[文字数]欄に文字カーソルを移すことができました!
この欄には、前の[文字列]欄で指定したセルの文字を、右端から何文字分抜き出したいのか、その文字数を指定します。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)45 名前の文字数は、前の章でまとめたとおり、LEN関数で求めた「氏名」全体の文字数から、FIND関数で求めた苗字とスペースを合わせた文字数を引いて求めることになるので、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)53 この[文字数]欄には、まずはLEN関数を入れていくことになります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)52 というわけで、RIGHT関数の引数[文字数]欄に文字カーソルがあることを確認したら、数式バーの左端にある[▼]をクリックすると、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)54 最近使った関数が一覧表示されます。
この一覧の中に「LEN」があれば、クリックで選択します。
(この一覧の中に「LEN」があった方は、次の図の、ダイアログボックスからLEN関数を選択する操作は不要なので、次の次の図から操作を続けてください。
もし、一覧の中に「LEN」がない場合には、単純に最近使っていないというだけなので、一覧の一番下にある「その他の関数」をクリックで選択すると、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)55 関数を選択するダイアログボックスが表示されるので、この一覧から「LEN」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)56 先ほどまでRIGHT関数のものだったダイアログボックスが、LEN関数のものに変わり、数式バーに表示されている数式も、RIGHT関数の中にLEN関数が入っていることが分かります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)57 それではLEN関数の設定をしていきましょう。
[文字列]欄には、どのセルの文字数を数えたいのか、そのセルを指定します。
今回は、A2番地の文字数を知りたいわけですから、[文字列]欄に文字カーソルがある状態で、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)58 A2番地をクリックすると、[文字列]欄に「A2」と指定することができました!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)59 これでLEN関数の設定は終わったので、最初のRIGHT関数のダイアログボックスに戻ることにしましょう。
今のダイアログボックスはLEN関数のものなので、このダイアログボックスをRIGHT関数のものに切り替えます。
数式バーに表示されている数式で、「RIGHT」の文字の部分をクリックすると、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)60 ダイアログボックスがLEN関数のものからRIGHT関数のものに切り替わりました!
ここで引数[文字数]に注目!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)61 現時点では、文字数を求める数式の、LEN関数の部分だけの入力が終わっただけなので、次は「引く」にあたる「−」(マイナス)の入力です。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)62 [文字数]欄の一番後ろでクリックして、LEN関数の数式の後ろに文字カーソルを入れ、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)63 「−」(マイナス)を入力します。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)64 これで、文字数を求める数式の、「−」(マイナス)の部分まで入力が終わったので、次はFIND関数の設定です。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)65 [文字数]欄に途中まで入力した数式の最後に文字カーソルがある状態で、数式バーの左端にある[▼]をクリックすると、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)66 最近使った関数が一覧表示されます。
苗字を取り出したときに既にFIND関数を使っているので、この一覧に「FIND」が表示されているはず。
というわけで、一覧から「FIND」をクリックで選択します。
(もし、苗字を取り出さずにこの処理をしている方は、一覧の中に「FIND」がないと思うので、その場合は、一覧の一番下にある「その他の関数」をクリックで選択し、次に表示されたダイアログボックスで「FIND」を選択してください。)

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)67 先ほどまでRIGHT関数のものだったダイアログボックスが、FIND関数のものに変わりました。
数式バーに表示されている数式を見ても、文字数を求めるためにここまで入力してきた、LEN関数と「−」(マイナス)の後ろに、ちゃんとこのFIND関数が入っていることが分かります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)68 それではFIND関数の設定を行っていきましょう。
[検索文字列]には、どの文字を探したいのかを指定します。
今回は「スペース」が何文字目にあるのかを知りたいので、スペースを入力します。
この時、探したい文字が全角のスペースなら全角で、半角のスペースなら半角で、スペースを入力します。
人間の目には全角の文字も半角の文字も似たように見えますが、Excelさんにとっては全角と半角の文字はまったく違う文字だからです。
今回は全角スペースを探したいので、全角スペースを入力します。
そしてもちろん、Excelでは「数式内で「文字」を指定するときには、その前後をダブルクォーテーションで囲む」がお約束です。
スペースも「空白という文字」ですから、スペースの前後をダブルクォーテーションで囲みます。
しかも、数式内で使う記号は半角というのもお約束なので、ダブルクォーテーションは半角で入力します。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)69 次の[対象]欄には、どのセルの中で文字を探せばいいのかを指定します。
今回は、A2番地の中でスペースを探したいわけですから、A2番地を指定します。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)70 最後の[開始位置]欄には、前の[対象]欄で指定したセルの中で、何文字目から探せばいいのかを指定するのですが、省略すると1文字目から探してくれるので、今回は省略します。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)46 これで、最初にまとめていたとおり、RIGHT関数、LEN関数、FIND関数、すべての引数の設定が終わったので、ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックします。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)79 氏名から名前だけを取り出すことができました!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)80エクセルで住所録作成」でご紹介しているような、テーブルに変換した表のセルに、数式を入力した場合には、先頭のセルに数式を入力するだけで、残りのセルにも自動的に数式が入力されます。

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残りのセルも名前だけを取り出せた!

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)71 手入力にしろ、ダイアログボックスを使う方法にしろ、数式を入力したC2番地を選択すると、数式バーにその数式の内容が表示されます。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)46 最初に考えをまとめたとおりに数式が入力できたことが分かります。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)72 先頭のセルに数式を入力できたので、残りのセルにも数式を入力しましょう。
数式が入力されているC2番地を選択した状態でオートフィルすれば、

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)73 残りのセルにも簡単に数式を入力することができました!

まとめ

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)74 今回は、関数を使って氏名を苗字と名前に分ける方法をご紹介しました。
苗字も名前も、人によって文字数が違うので、その文字数を割り出すためのポイントとなったのが、どの氏名にも共通して入力されているスペースでした。

そして、そのスペースをポイントにして、今回はA2番地に氏名が入力されているものとして数式を組み立てました。

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)14 苗字はLEFT関数FIND関数を使って取り出しました。

=LEFT(A2,FIND(" ",A2)-1)

氏名を苗字と名前に分ける(関数編)46 名前はRIGHT関数と、LEN関数、そしてFIND関数を使って取り出しました。

=RIGHT(A2,LEN(A2)-FIND(" ",A2))

是非、チャレンジしてみてください!

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