IFERROR関数でエラーを非表示に

下の図ではD列の「前年比」の欄に、「今年/前年」の数式が入力されています。

IFERROR関数でエラーを非表示にの操作画像1 というわけで、D6番地には「=C6/B6」という数式が入力されているわけですが、B6番地がゼロのため、ゼロで割っちゃってますよ、という#DIV/0!エラーが表示されています。

単に入力ミスなら、B6番地にゼロではない数字を入力すればエラーは解消されるわけですが、前年のデータが無いから仕方がないんだ!などといった場合、B6番地のデータは直しようがないのでエラーは表示されたままになってしまいます。

そこで便利なのがIFERROR関数。
指定した数式やセル番地がエラーだった場合に何を表示させるかを指定できる、Excel2007の新関数です!
今回は「今年/前年」の割り算で前年比を計算し、その結果がエラーだった場合には「前年データなし」と表示させてみます。

IFERROR関数でエラーを非表示にの操作画像2 早速数式を入れ直します。

数式を入れたい「前年比」の先頭のセルを選択し、IFERROR関数を選びます。

この関数をBe Cool Usersの得意技、「セリフ」で表現すると・・・

もし1 がエラーだった場合には、2 を表示してね。
※そうじゃない場合(エラーじゃない場合)は、1 が表示されます。

IFERROR関数でエラーを非表示にの操作画像3

1 の引数[値]には数式やセル番地を指定します。

2 の引数[エラーの場合の値]には、1 がエラーだった場合に何を表示させたいのかを指定します。
文字を入力した場合には文字の前後をダブルクォーテーションで囲まなければなりませんが、自分で入力しなくても、後で自動的に付きます。

というわけで、今回の例では

もし「C4/B4」の計算結果がエラーだった場合には、「前年データなし」と表示してね。
※そうじゃない場合(エラーじゃない場合)は、「C4/B4」の計算結果が表示されます。

と指定したことになります。

IFERROR関数でエラーを非表示にの操作画像4 数式を入力することができました!
残りのセルにもオートフィルで数式をコピーします。

IFERROR関数でエラーを非表示にの操作画像5 D6番地は前年比の計算結果がエラーとなるので、ちゃんと「前年データなし」と表示されています。
それ以外のエラーとならないセルは、そのまま前年比の計算結果が表示されていることが分かります。


IF関数同様、[エラーの場合の値]にダブルクォーテーション2つを入力すれば、
IFERROR関数でエラーを非表示にの操作画像6

IFERROR関数でエラーを非表示にの操作画像7 エラーだった場合には何も表示させない、つまり空欄にすることができます!

ここまででIFERROR関数についてご紹介したわけですが、この関数が登場してくれたおかげで一番便利になったと思うのはVLOOKUP関数の#N/Aエラーを表示しないようにする処理ではないかと私は思っています。

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