使う関数に一瞬でスクロールするExcel[関数の挿入]ダイアログボックスの使い方

Excel 2021, 2019, 2016, 2013 Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン2204で動作確認しています。
解説記事内の画像はExcel 2021のものです。

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[関数の挿入]ボタン

関数を入れたいセルを選択し、数式バーの[関数の挿入]ボタンをクリックすると、

[関数の挿入]ダイアログボックス

[関数の挿入]ダイアログボックスが表示されます。
このダイアログボックスで、使う関数を、なるべくストレス無く選択していきましょう。

目次

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使う関数に一瞬でスクロールする

[関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]

使う関数名が既に分かっている場合、[関数の分類]は「すべて表示」にし、すべての関数の中から選ぶ方法がおすすめです。
というのも、この関数はこの分類にあるとか、そんなことまで覚えるのは大変だからです。
でも、「日付/時刻」という風に絶対にこの分類にある!と分かっている場合は、その分類を選ぶと良いです。

[関数の挿入]ダイアログボックスの[関数名]欄

選択した関数の分類によって、表示される関数名が切り替わり、ABC順で表示されます。
[関数名]欄ならどこでもいいのでクリックすると、この欄がキーボードで操作できるようになるので、キーボードで、使う関数の頭文字のキーを打ちます。
「SUM」だったらSのキーです。

頭文字が「S」の関数のところまでスクロール

頭文字が「S」のところまでスクロールできました。
あとは普通にスクロールして、使いたい関数を探します。

「S」の次が「U」の関数のところまでスクロール

もっとスクロールしたい場合には、高速で関数名のキーを打っていきます。
「SUM」ならSのあとにUと続けて打つと、「S」の次が「U」の関数のところまでスクロールします。

「SUM」のところまでスクロール

キーを打つほどに、そこまでスクロールしていくので、「SUM」ならSのあとにU、その次にMと続けて打つと、「SUM」のところまでスクロールします。

ですが、SのあとにUを打つのが遅いと、改めて別の頭文字が入力されたと、先頭が「U」の関数にスクロールしてしまいますので、二文字以上を打つ場合には、高速で打つようにします。
でも、これ結構失敗率が高いので、頭文字を1文字だけ打って、スクロールする方がストレスなく操作できるように思います。

使いたい関数を選択

使いたい関数をクリックで選択し、[OK]ボタンをクリックすると、

使いたい関数を選択

関数の引数を設定するダイアログボックスが表示されるので、あとは必要な引数を設定すれば関数を設定できます。

[関数の分類]を「最近使った関数」

ちなみに、[関数の分類]で「最近使った関数」を選んだ場合には、最近使った順で関数名が表示されるので、今回ご紹介したスクロール技は使えませんというか、表示される量が少ないので、そもそも必要ありません。

動画で覚える「使う関数に一瞬でスクロール」

【再生すると音が出ます】
YouTubeサイトでご覧になりたい方はこちらから

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