曜日の表示形式で、曜日の自動表示もおまかせあれ!

解説記事内の画像はExcel 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2016, 2013, 2010
Excel 2016・2013・2010用 練習ファイル
(custom-number-format-day-week.xlsx 11.0KB)

曜日の表示01 Excelでは、わざわざ自分で曜日を入力しなくても、日付をもとに自動で曜日を表示させることができるんです!

なぜ、そんなことができるのか?
それは、例えば「1月15日」という日は毎年必ず来ますが、「2016年1月15日」という日は二度と来ないから

ちなみに、この「2016年1月15日」は金曜日でした。
「2016年1月15日」という日は二度と来ない、しかも、その日は金曜日だった。
ということはですよ、「2016年1月15日」は、絶対に「金曜日」でしかないのです。

これはつまり、

日付が分かれば曜日が分かる

ということになります。
Excelでは、この考え方をもとに、データの見せ方を整える「表示形式」を使うことで、「日付」を「曜日」に見せることができます。

これからご紹介する技は、表示形式の応用編となりますので、下記のページを既にご覧いただいて、表示形式の基本から、応用の「かじり」までをマスターしていることを前提に進めていきます。
まだの方は、まずは焦らず、下記のページを先にご覧ください。

曜日の表示形式

曜日の表示02 それでは早速、入力されている日付をもとに、曜日を表示させてみることにしましょう!
日付が入力されているセルを範囲選択し、範囲選択したセルのところだったらどこでもいいので右クリック、

曜日の表示03 [セルの書式設定]をクリックします。

曜日の表示04 表示されたダイアログボックスの[表示形式]タブが、セルに入力されているデータの見せ方を担当している箇所でした。
ダイアログボックス左側の[分類]で「日付」が選択され、更にその右側の[種類]で「2012/3/14」が選択されているので、現在範囲選択しているセルには、この表示形式が設定されていることが分かります。
【Excel 2010】
Excel 2010では、[種類]で「2001/3/14」と年の部分が違って表示されていますが、同じことです。

この日付の見せ方を、曜日の見せ方に変更するのですが、そのような選択肢は[種類]欄にはありません。
そこで、表示形式を自分で作っていきます!

曜日の表示05 表示形式を自分で作りたい時は、ダイアログボックス左側の[分類]で[ユーザー定義]を選択します。
すると、その右側に、「現在、範囲選択しているセルに設定されている表示形式を、ユーザー定義の記号で表すとこれになります」と、[種類]欄で「yyyy/m/d」という記号が選択された状態になっていて、更にそれと全く同じものがこの欄の一番上にも映し出されています。

曜日の表示06ユーザー定義の表示形式で日付の見せ方自由自在!日付の2桁表示も」の通り、この[種類]欄の一番上で、現在の表示形式を編集できるようになっています。
今回は、「yyyy/m/d」という日付の表示形式ではなく、改めて曜日の表示形式を設定したいので、この欄の「yyyy/m/d」という表示形式の記号をすべて消してしまいます。

曜日の表示07 消すことができました!
それでは、この欄に、曜日を意味するユーザー定義の記号を入力していくことにしましょう!

曜日の表示08曜日」をあらわす記号が「a」。
半角で入力します。
この「a」は、1つ入力するだけでも、2つ入力するだけでもダメなんですが、「aaa」と、「a」を3つ入力すると、[サンプル]欄でも確認できるように、曜日を略の形で表示させることができます。
ダイアログボックス右下の[OK]ボタンを押してみましょう。

曜日の表示09 セルに入力されていた日付を、曜日として表示させることができました!

曜日の表示10 更に別の表示形式を設定していくことにしましょう。
先ほどと同じセルを範囲選択した状態で、範囲選択したセルのところだったらどこでもいいので右クリック、

曜日の表示03 [セルの書式設定]をクリックします。

曜日の表示11 再び自分で表示形式を作っていくので、[表示形式]タブの[ユーザー定義]が選択されていることを確認します。
[種類]欄の一番上を見ると、現在の設定が「aaa」になっていることが分かりますが、今度はそこにもう1つ「a」を加えて、「aaaa」と、「a」を4つにすると、[サンプル]欄でも確認できるように、曜日をフルネームで表示させることができます。
もちろん「aaaa」は半角で入力します。
ダイアログボックス右下の[OK]ボタンを押してみましょう。

曜日の表示12 曜日をフルネームで表示させることができました!

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1つのセルに、日付と曜日を一緒に表示する

曜日の表示01 ここまでご覧いただいたように、Excelでは、入力されている日付をもとに、その表示形式を変えることで、

曜日の表示12 曜日を表示させることができます。
ただ、このように、入力されている日付を、まるまる曜日だけの表示に変えてしまうと、それが何月何日なのか分からなくなってしまうので、日付と曜日が一緒に表示されるように、設定を変更してみましょう。
先ほど表示形式を設定したのと同じセルを範囲選択した状態で、範囲選択したセルのところだったらどこでもいいので右クリック、[セルの書式設定]をクリックします。

曜日の表示13 [表示形式]タブの[ユーザー定義]で、現在の設定は「aaaa」と、曜日がフルネームで表示されるように設定されていますが、この設定を一旦すべて消してしまい、

曜日の表示14 「西暦を4桁で表示し、その後にスラッシュ、月は必ず2桁で表示し、その後にスラッシュ、日は必ず2桁で表示してください」という意味の「yyyy/mm/dd」と半角で入力します。
[サンプル]欄で、現在の設定の表示を確認できます。

曜日の表示15 更に、「yyyy/mm/dd」の後ろに「(aaa)」と半角で入力すると、括弧の中に曜日を表示させる設定ができたことが分かります。
ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックします。

曜日の表示16yyyy/mm/dd(aaa)」は、「西暦を4桁で表示し、その後にスラッシュ、月は必ず2桁で表示し、その後にスラッシュ、日は必ず2桁で表示。更にその後ろに、半角括弧で囲んだ曜日を略の形で表示してください」という意味になるので、ちゃんとそのように表示されました!
これなら日付と曜日が一緒に表示されているので分かりやすいです!

括弧にダブルクォーテーションは必要か?

さてここで、「ユーザー定義の表示形式で日付の見せ方自由自在!日付の2桁表示も」でご紹介したように、ユーザー定義の表示形式では、

そのまま表示したい文字の前後をダブルクォーテーションで囲む
(もちろんダブルクォーテーションは半角で入力。)

というお約束があるので、「(aaa)」とした時に、「aaa」の前にある「(」、「aaa」の後ろにある「)」、つまり「括弧始まり」と「括弧終わり」の、それぞれの前後をダブルクォーテーションで囲む必要があるのではないか?と思うのが自然だと思うんです。

この「(aaa)」とした時の、「括弧始まり」と「括弧終わり」は、「yyyy/mm/dd」の時のスラッシュと同じで、ダブルクォーテーションで囲まなくても、そのまま表示される記号です。
但しそれは、「括弧始まり」と「括弧終わり」を半角で表示させたい時。
こういう特別な記号というのは、基本的には半角というのが前提です。

曜日の表示17 なので、「括弧始まり」と「括弧終わり」を、半角ではなく全角で表示させたい場合には、「括弧始まり」、「括弧終わり」をそれぞれ全角で入力し、更にその前後をダブルクォーテーションで囲む必要があります。
(もちろんダブルクォーテーションは、いつも通り半角で入力。)
人間から見れば、全角の括弧も、半角の括弧も、同じようなものですが、Excelさんから見れば、それぞれが全然違う文字だと認識しているので、Excelさんが分かるように設定してあげなければならないわけですね。

曜日の表示18 曜日の部分を、全角の括弧で表示させることができました!
全角の括弧を使うのか、半角の括弧を使うのかは、完全にお好みです。

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表示はどうあれ、入力のお作法は同じ

曜日の表示19 さてここで、C5番地の日付を変更する必要が出たとします。
C5番地には日付だけでなく曜日も表示されているので、変更の際も日付と曜日をの両方を入力しなければいけないのかと思ってしまうかもしれませんが、その必要はありません。

なぜなら、日付データが入力されているセルを、見栄え上、日付と曜日の両方が表示されるようにしているだけだから。

曜日の表示20 元は日付データなわけですから、データを変更するときも、「日付入力のお作法」に従って、日付だけを入力します。
変更する際は、元のデータをいちいち消す必要はありません。上からかぶせて入力してしまって大丈夫です。)
日付を入力後、[Enter]キーで入力を確定すれば、

曜日の表示21 日付しか入力していないのに、ちゃんとそれに見合った曜日付きで表示してくれます!

日付と曜日を、それぞれ別のセルに表示する

曜日の表示22 練習用データを操作しながらこの記事を読んでくださっている方は、画面左下のシート見出しをクリックして、「Sheet2」に切り替えておきます。

曜日の表示23 先程までは、1つのセルに日付と曜日の両方を表示させる方法について見てきましたが、今度は、日付と曜日を、別々のセルに表示させる場合について考えていきましょう。

日付をもとに曜日を表示させる」という考え方は同じなので、まずは曜日を表示させたいセルに、その元となる日付が映し出されるように設定します。

曜日の表示24 曜日を表示させたいセルの、先頭のセルを選択し、

曜日の表示25 その選択したセルには、元となる日付データが常に映し出されるよう、セル参照の数式を設定します。
図の例の場合では、現在選択しているセルには、常にC3番地の日付が映し出されるようにしたいので、「=C3」という数式を入力し、[Enter]キーなどで入力した数式を確定します。

曜日の表示26 曜日の元となる日付が常に映し出されるよう、セル参照の数式を設定できました。

曜日の表示27 残りの曜日欄のセルにも同じように、その元となる日付が映し出されるようにしたいので、先ほど入力した数式をコピーします。
数式が入力されているD3番地を選択し、オートフィルすれば、

曜日の表示28 残りのセルにも、その元となる日付が映し出されるように設定できました。
これらのセルに映し出されている日付は、曜日に見えるようにしたいので、表示形式で見せ方を変えていきます。
曜日欄のセルが範囲選択された状態で右クリック、[セルの書式設定]をクリックします。

曜日の表示29 [表示形式]タブの「ユーザー定義」で、「aaaa」や「(aaa)」など、お好みの表示形式を設定します。
今回は「aaa」と、曜日を略の形で、なおかつ、曜日を括弧で囲まずに表示されるようにしてみました。
ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックします。

曜日の表示30 先程まで日付として見えていたデータを、曜日の形式で表示させることができました!

曜日の表示31 お好みで中央揃えなんかを設定すると、より見やすい印象になります。
これで表の完成です!

曜日の表示32 この表も、やはりデータを変更するときに威力を発揮します。
図のように、D5番地を選択して数式バーを見ると、このセルにはC5番地のデータが映し出されるようになっていることが分かります。

曜日の表示33 なので、C5番地に別の日付を入力してみます。
変更する際は、元のデータをいちいち消す必要はありません。上からかぶせて入力してしまって大丈夫です。)
別の日付を入力後、[Enter]キーで入力を確定すれば、

曜日の表示34 データを変更したC5番地を映し出すべく設定している、D5番地のデータも連動して変わり、なおかつ、そのD5番地は、映し出したデータを曜日の形式で表示するように設定しているので、変更した日付に対応する曜日が表示されました!
日付を変更するだけで曜日も変わるなんて超便利!

まとめ

最後に、今回ご紹介したユーザー定義の表示形式の記号をまとめます。
これらの記号は、すべて半角で入力します。

aaa 曜日略の形で表示します。
(例:木)
aaaa 曜日フルネームで表示します。
(例:木曜日)

ちなみに、この「aaa」とかの「a」って、日付の表示形式の「y」や「m」のように「year」や「month」のような意味は無いみたいなんですよね〜。
なので、これはもう丸暗記でお願いします!

また、次のお約束もとても大切です。

そのまま表示したい文字の前後をダブルクォーテーションで囲む
(もちろんダブルクォーテーションは半角で入力。)

但し、「yyyy/mm/dd(aaa)」で使った、半角のスラッシュや半角の括弧は、ダブルクォーテーションで囲まなくてもそのまま表示される特別な記号です。

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