曜日に自動色付け［条件でWEEKDAY関数パターン］

このパターンに該当するのは、お隣の日付のセルと同じデータが表示されるようになっていて、それを表示形式で曜日として見せているものや、

日付と曜日が同じセルに表示されていますが、実際に入力されているのは日付データのみというもの、

TODAY関数が設定されているもの、いずれも日付データを表示形式で曜日に見せているものなので、このページでご紹介している方法で、指定した曜日だったときに自動で色がつくようにできます。

月間予定表の作り方
活用術の「エクセル月間予定表の作り方［Step2］」からこのページをご覧になっている方は、まだ1日分しかない予定表ですが、考え方と設定方法はまったく同じですので、安心して進めていきましょう。

今回のパターンに該当する曜日は、表示形式を使って「曜日」として見せているだけで、そのデータ自体は「日付」です。
この図の表も、B列の曜日は、A列と同じ日付データを引っ張ってくるようにしているので、やはり曜日ではなく日付データ。
「土」や「日」という文字が直接入力されているわけではないので、特定の曜日を指定するために、「土」という文字だったら、「日」という文字だったらという直接的な表現で条件指定ができません。

表内の各セルが、どのセルの日付で曜日を判定したいかを考えたとき、どのセルも、A列にある日付のセルで判定したいものの、

表の2行目にあるセルは、2行目の日付のセルで判定したいですし、
表の3行目にあるセルは、3行目の日付のセルで判定したい、
表の4行目にあるセルは、4行目の日付のセルで判定したいです。

A列、B列、C列とはズレずに、常にA列で判定したいけれど、2行目、3行目、4行目のように、行はズレさせたい。

ということは、「A2番地にある日付の曜日は日曜日ですか？」という意味にしたいなら、このような数式になります。
イコールが2つあって怪訝に思う方もいらっしゃるかもですが、最初のイコールは、「これから数式が入りますよ」の意味のイコール、そして2つ目のイコールは「1と同じですか」という表現に必要なイコールなので、正しい数式です。

そして、「A2番地にある日付の曜日は土曜日ですか？」という意味にしたいなら、このような数式になります。
もちろん、先ほどの表と照らし合わせて、数字の部分を変えれば、他の曜日にも対応できます。

まずは曜日を判定して自動で色をつけたい範囲を選択します。
今回は見出し以外の表全部。
色をつけたくない曜日のところまで範囲選択しちゃって大丈夫か不安になった方も心配いりません。
曜日を自動で判断させるからこそ、指定した曜日に当てはまらなければ色はつきません。
また、曜日判定に使う日付のセルまで範囲選択していますが、ここも色をつけたいので問題ありません。

表全部ではなく、曜日があるセルだけを色付けするなら、そこだけを範囲選択すればいいですし、

月間予定表の作り方
活用術の「エクセル月間予定表の作り方［Step2］」からこのページをご覧になっている方は、予定表自体がまだ1日分しかないので、範囲選択はこのようになります。

［スタイル］グループにある、［条件付き書式］ボタンをクリック。

それでは1つ目の条件付き書式を設定していきましょう。
［新規ルール］をクリックします。

月間予定表の作り方
活用術の「エクセル月間予定表の作り方［Step2］」からこのページをご覧になっている方は、祝日に色をつける条件付き書式がすでに設定されているので、それが一覧に表示されていますが、新しく特定の曜日に色をつける設定をしたいので、同じように［新規ルール］をクリックします。

今回は、前の章で考えた条件式を設定して、それに該当したら書式が設定されるようにするので、［数式を使用して、書式設定するセルを決定］をクリック。

条件式を入力する欄でクリックして文字カーソルを入れます。
この欄に文字カーソルを入れた後、F2キーを押して編集モードにしておくと「←や→キーを押したら文字カーソルを動かせず、代わりにセル番地が入力された！」ということがなく焦らなくて済みます。
もちろん、編集モードにしなくても作業できるので、F2キーはお好みで。

入力した条件に該当していた場合の書式設定をしていきましょう。
［書式］ボタンをクリックします。

先ほどのダイアログボックスに戻ってくるので、さらに［OK］ボタンをクリックします。

さらにその前のダイアログボックスに戻ってきます。
条件式に該当した場合には、こういう書式になりますよというのが［プレビュー］として表示されています。
この設定でいいなと思ったら［OK］ボタンをクリックします。

最初のダイアログボックスに戻ってきました。
設定したばかりの条件付き書式が、一覧として表示されています。

月間予定表の作り方
活用術の「エクセル月間予定表の作り方［Step2］」からこのページをご覧になっている方は、先ほど設定したばかりの条件付き書式の他に、その前に設定した祝日に色をつける条件付き書式が、一覧として表示されています。

ダイアログボックスはそのまま、設定だけを有効にできます。
もし、この時点で指定した曜日（この例では日曜日）に色が付いていなければ、設定ミスが考えられますので、ダイアログボックスの［ルールの編集］ボタンを押して、設定を確認します。

月間予定表の作り方
活用術の「エクセル月間予定表の作り方［Step2］」からこのページをご覧になっている方は、予定表が1日分しかないので、その日が指定した曜日でなければ色はつきません。
心配せずに先に進めていきましょう。

続いて、2つ目の条件付き書式を設定していきます。
［新規ルール］をクリックします。

2つ目の設定も、前の章で考えた条件式を設定して、それに該当したら書式が設定されるようにするので、［数式を使用して、書式設定するセルを決定］をクリック。

条件式を入力する欄でクリックして文字カーソルを入れます。
この欄に文字カーソルを入れた後、F2キーを押して編集モードにしておくと「←や→キーを押したら文字カーソルを動かせず、代わりにセル番地が入力された！」ということがなく焦らなくて済みます。
もちろん、編集モードにしなくても作業できるので、F2キーはお好みで。

入力した条件に該当していた場合の書式設定をしていきましょう。
［書式］ボタンをクリックします。

先ほどのダイアログボックスに戻ってくるので、さらに［OK］ボタンをクリックします。

さらにその前のダイアログボックスに戻ってきます。
条件式に該当した場合には、こういう書式になりますよというのが［プレビュー］として表示されています。
この設定でいいなと思ったら［OK］ボタンをクリックします。

最初のダイアログボックスに戻ってきました。
設定したばかりの条件付き書式が、一覧に追加されています。

ダイアログボックスはそのまま、設定だけを有効にできます。
もし、この時点で指定した曜日（この例では土曜日）に色が付いていなければ、設定ミスが考えられますので、ダイアログボックスの［ルールの編集］ボタンを押して、設定を確認します。

指定した曜日に色を付けることができました！

設定が終わったので、範囲選択は解除してOKです。