ユーザー定義の表示形式で日付の見せ方自由自在!日付の2桁表示も

解説記事内の画像はExcel 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2016, 2013, 2010
Excel 2016・2013・2010用 練習ファイル
(custom-number-format-date.xlsx 9.13KB)

ユーザー定義の表示形式(日付編)01 こんな風に日付がズラ〜っと一覧になっている表、これを見て不満に思うことはありませんか?
「文句言ったら昼ごはん抜き!」とか言われたら「何の文句もありません」と笑顔で即答しますが、でも、心の中では「日付の桁が揃っていないので見づらいなぁ」とブツブツ言います。
月や日が、1桁で表示されていたり、2桁で表示されたりしているからボコボコで見づらい印象なわけです。

今回は日付データの見せ方を思い通りにあやつることで、こういった不満を解消していきます!
月や日はもちろん、西暦(グレゴリオ暦)、和暦の見せ方まで一気にご紹介していきますが、このページの内容は、下記のページをご覧いただいていることを前提として進めていきますので、まだの方は先に下記のページをご覧ください。

まずは西暦・月・日を操ろう!

ユーザー定義の表示形式(日付編)02 それでは日付データの見せ方を変更したいので、日付が入力されているセルを範囲選択し、範囲選択したセルのところだったらどこでもいいので右クリック、

ユーザー定義の表示形式(日付編)03 [セルの書式設定]をクリックします。

ユーザー定義の表示形式(日付編)04 表示されたダイアログボックスの[表示形式]タブが、セルに入力されているデータの見せ方を担当している箇所でした。
ダイアログボックス左側の[分類]で「日付」が選択され、更にその右側の[種類]で「2012/3/14」が選択されているので、現在範囲選択しているセルには、この表示形式が設定されていることが分かります。
この[種類]欄に表示されている他の表示形式に目を通して気付くことは、「2012/3/14」という表示形式はあっても、「2012/03/14」という、月も日も必ず2桁で表示される形式が無い!ということ。
月も日も必ず2桁で表示されるものは、せいぜい「03/14/12」という、「月/日/西暦2桁」という形式のものしかありません。
【Excel 2010】
Excel 2010では、「2001/3/14」や「03/14/01」と、選択肢の年の部分が違って表示されていますが、同じことです。

ユーザー定義の表示形式(日付編)05 無いものは仕方ないので、「2012/03/14」のような、月も日も必ず2桁で表示される形式を自分で作ってしまいましょう!
自分で表示形式を作りたい時には、ダイアログボックス左側の[分類]で「ユーザー定義」を選択します。
すると、その右側に、「現在、範囲選択しているセルに設定されている表示形式を、ユーザー定義の記号で表すとこれになります」と、[種類]欄で「yyyy/m/d」という記号が選択された状態になっていて、更にそれと全く同じものがこの欄の一番上にも映し出されています。

y」は西暦の1桁、「m」は月の1桁、「d」は日の1桁を表します。
というわけで、現在の「yyyy/m/d」は、「西暦を4桁で表示し、その後にスラッシュ、月は1桁で表示し、その後にスラッシュ、日は1桁で表示してください」という意味になります。
月も日も1桁で表示されるようになっているけれど、10月以降の2桁の月、10日以降の2桁の日は、1桁しか表示されないと何月何日だか分からなくなっちゃうので、Excelさんが自動的に桁を増やして、ちゃんと2桁で表示してくれます。

ユーザー定義の表示形式(日付編)06 でも、今回は月も日も必ず2桁で表示されるようにしたいので、現在の設定に編集を加えていきましょう。
現在の設定は、[種類]欄の一番上にも映し出されているわけですが、この一番上の欄では、更に編集も加えられるようになっているので、半角の「m」と「d」を1つずつ付け足し、「yyyy/mm/dd」とします。
[サンプル]欄には、現在範囲選択しているセルの先頭のセル、B2番地のデータが表示され、この設定をするとこうなるよと、サンプルとして表示されています。
B2番地のデータは日が28日と、最初から2桁なので結果が分かりづらいですが、月の部分はしっかり2桁になることが分かります。
ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックすると、

ユーザー定義の表示形式(日付編)07yyyy/mm/dd」は、「西暦を4桁で表示し、その後にスラッシュ、月は必ず2桁で表示し、その後にスラッシュ、日は必ず2桁で表示してください」という意味なので、ちゃんとそのように表示されました!
これなら、桁が揃っているので、ボコボコ読みづらい印象はありません!

「y」「m」「d」の覚え方はご想像どおりです!

y」は、「year(年)」の「y」
m」は、「month(月)」の「m」
d」は、「day(日)」の「d」

スポンサーリンク

和暦だとどうなる?

ユーザー定義の表示形式(日付編)08 今度は和暦の場合を見ていきましょう。
日付が入力されているセルを範囲選択した状態で、範囲選択しているセルのところだったらどこでもいいので右クリック、

ユーザー定義の表示形式(日付編)03 [セルの書式設定]をクリックします。

ユーザー定義の表示形式(日付編)09 もちろん、表示されたダイアログボックスの[表示形式]タブを使っていきます。
セルの書式設定 ちょっぴり前進(表示形式編)」でご紹介しているように、分類が[日付]で、[ロケール]を「日本語」、「カレンダーの種類」を「和暦」にすれば、[種類]から和暦の表示形式を選択できます。
試しに今回は「平成24年3月14日」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
【Excel 2010】
Excel 2010では、「平成13年3月14日」と、選択肢の年の部分が違って表示されていますが、同じことなので、それを選択して[OK]ボタンをクリックします。

ユーザー定義の表示形式(日付編)10 ダイアログボックスで選択した通りの表示形式を設定できましたが、やはりこれも、月や日が1桁で表示されていたり、2桁で表示されたりしているのでボコボコで見づらいです。
というわけで、再び月や日が必ず2桁で表示されるように設定していくことにしましょう!
日付が入力されているセルを範囲選択した状態で、範囲選択しているセルのところだったらどこでもいいので右クリック、[セルの書式設定]をクリックします。

ユーザー定義の表示形式(日付編)11 自分で表示形式を作りたいので、先ほどと同じように[表示形式]タブの[分類]で[ユーザー定義]を選択すると、現在範囲選択しているセルに設定してある表示形式を、ユーザー定義の記号であらわしたものが選択された状態になっていて、更にそれと全く同じものがこの欄の一番上にも映し出されています。

ユーザー定義の表示形式(日付編)12 この[種類]欄の一番上は、現在の設定が映し出され、尚且つそれを編集できる部分でした。
記号の先頭には、
【Excel 2016】
[$-ja-jp]とかって、具合悪くなりそうなものが書かれています。
【Excel 2013・2010】
[$-411]とかって、具合悪くなりそうなものが書かれています。
【Excel 2016・2013・2010】
この[$-ja-jp]や[$-411]は、「日本語の表示形式なんです〜」的な意味合いで、これについて語ると長々と語れるので、今回はまぁそんなもんだと思って流してください。
これは省いても設定できますし、今回のユーザー定義の記号は1つずつ入力しながら、じっくりと見ていきたいので、とりあえず、この欄の記号をすべて消してしまいます。

ユーザー定義の表示形式(日付編)13 すべて消すことができました。
それでは早速、ユーザー定義の記号を入力していくことにしましょう!

ユーザー定義の表示形式(日付編)14 和暦の場合、年の前には「元号」を表示したいことが多いはず。
その「元号」をあらわす記号が「g」。
もちろん半角で入力します。
「g」を1つだけ入力すると、昭和なら「S」、平成なら「H」と、元号をアルファベット1文字で表現してくれます。
[サンプル]欄には、現在範囲選択しているセルの先頭のセル、B2番地だとこうなるよ、というのがサンプルとして表示されていますが、B2番地に入力されている日付データは昭和の日付なので、「S」と表示されています。

ユーザー定義の表示形式(日付編)15 実はこの元号をあらわす「g」は、何個設定するかで元号の見せ方を変えることができます。
gg」と、「g」を2つにすると、昭和なら「昭」、平成なら「平」と、元号をあらわす漢字を1文字で表現してくれます。

ユーザー定義の表示形式(日付編)16ggg」と、「g」を3つにすると、「昭和」「平成」と、元号をフルネームで表現してくれます。

元号の次は「年」を表示したいわけですが、「年」だからといって、先ほど使った「y」を使うのはNGです!
「y」は「西暦の年」であって、「和暦の年」ではないからなんです。

ユーザー定義の表示形式(日付編)17和暦の年」をあらわす記号が「e」。
これももちろん半角です。
「e」は、和暦の年を1桁で表示します。
(もちろん、10年以上のデータの時は、今回の[サンプル]欄のように、自動的に桁を増やして2桁で表示してくれます。)

ユーザー定義の表示形式(日付編)18 必ず2桁で和暦の年を表示したい時には、「ee」とすればいいわけです。
(今回の[サンプル]欄に表示されているのは、最初から2桁の和暦の年が入力されているB2番地なので、「ee」と2つ入力したところで、違いが分からないですが、設定を完了すれば、その違いが分かります。)

ユーザー定義の表示形式(日付編)19 そして、「昭和50年」のように、元号と和暦の年の後に、「年」という文字をそのまま表示したいなら、そのまま表示したい文字を単純に入力します。
「gggee年」とすることで、「元号をフルネームで表示し、その後に和暦の年を必ず2桁で表示し、その後ろに「年」という漢字をそのまま表示」という設定になります。

ユーザー定義の表示形式(日付編)20 その次は「02月」という風に、月を必ず2桁で表示し、その後ろに「月」という漢字をそのまま表示したいわけですから、「mm月」と入力すればOK。
「mm」の部分は、もちろん半角で入力します。

ユーザー定義の表示形式(日付編)21 更にその次は、日を必ず2桁で表示し、その後ろに「日」という漢字をそのまま表示したいわけですから、「dd日」と入力します。
「dd」の部分は、もちろん半角で入力します。

ユーザー定義の表示形式(日付編)22 そして最後に忘れてはならないのがコレ!
ユーザー定義の表示形式の設定では、「そのまま表示したい文字の前後をダブルクォーテーションで囲む」というのがお約束なんです!
今回の設定では、「年」「月」「日」という漢字をそのまま表示したいので、図のようにそれぞれの漢字の前後をダブルクォーテーションで囲みます。
もちろん、ダブルクォーテーションは半角で入力します。

正直に告白してしまうと、このダブルクォーテーションの入力を忘れてしまっても、ダイアログボックスの[OK]ボタンを押した時点で、Excelさんが気を利かせてダブルクォーテーションを自動的に入力してくれます。
でも、その気の利かせ方は万能ではなく、中には自動的に付かずにエラーメッセージが出てしまう場合も。
エラーメッセージが出ると、適切なダブルクォーテーションを設定するまでいつまで経っても設定を完了できないので、「そのまま表示したい文字の前後をダブルクォーテーションで囲む」ということは必ず覚えておいてください。

ここで、最初に設定した「yyyy/mm/dd」の時に使ったスラッシュだって、文字なんだから、ダブルクォーテーションで囲む必要あるんじゃない?と思った方もいらっしゃるはず。
このスラッシュをはじめ、「\」「,(カンマ)」などは、特殊な記号で、ダブルクォーテーションで囲まなくても、そのまま表示される記号です。

ユーザー定義の表示形式(日付編)23 先ほどのダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると、自分で作った和暦の表示形式を設定することができました!
gggee"年"mm"月"dd"日"」は、「元号をフルネームで表示し、和暦の年は必ず2桁で表示、その後ろに「年」という漢字をそのまま表示、月は必ず2桁で表示し、その後ろに「月」という漢字をそのまま表示、日は必ず2桁で表示し、その後ろに「日」という漢字をそのまま表示」という意味なので、ちゃんとそのように表示されました!
月も日も必ず2桁で表示するように設定したので、ボコボコと見づらい印象はありません。

さて、元号をあらわす「g」、和暦の年をあらわす「e」ですが、覚え方が悩ましいところ。
先ほどの「month」の「m」や、「day」の「d」という風には覚えられないので、えぇい!恥ずかしいけど、私の覚え方を書いてしまいますとも!
こじつけの覚え方です。

元号 → げんごう → gengouの「g」と「e」

スポンサーリンク

まとめ

最後に、今回ご紹介した、ユーザー定義の表示形式で使う日付の記号を一覧にしてまとめてみます。
これらの記号はすべて半角で入力します。

y 西暦の年の1桁をあらわします。 yyyy」で西暦を4桁で表示します。(例:2001)
yy」で西暦を2桁で表示します。(例:01)
g 元号をあらわします。 g」で、元号をアルファベット1文字で表示します。
(例:昭和なら「S」、平成なら「H」)

gg」で、元号を漢字1文字で表示します。
(例:昭和なら「昭」、平成なら「平」)

ggg」で、元号をフルネームで表示します。
(例:「昭和」、「平成」)
e 和暦の年の1桁をあらわします。 e」で和暦の年を1桁で表示します。
(但し、平成32年のような2桁の年は、自動的に桁が増えて2桁で表示されます。)

ee」で和暦の年を必ず2桁で表示します。
m の1桁をあらわします。 m」で月を1桁で表示します。
(例:3月なら「3」)
(但し、12月のような2桁の月は、自動的に桁が増えて2桁で表示されます。)

mm」で月を必ず2桁で表示します。
(例:3月なら「03」)
d の1桁をあらわします。 d」で日を1桁で表示します。
(例:5日なら「5」)
(但し、25日のような2桁の日は、自動的に桁が増えて2桁で表示されます。)

dd」で日を必ず2桁で表示します。
(例:5日なら「05」)

また、次のお約束もとても大切です。

そのまま表示したい文字の前後をダブルクォーテーションで囲む
(もちろんダブルクォーテーションは半角で入力。)

スポンサーリンク