関数で住所を郵便番号に変換!

 
解説記事内の画像はExcel 2013のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2013, 2010, 2007
Excel 2013・2010・2007用 練習ファイル
(asc-phonetic.xlsx  10.1KB)

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今回ご紹介する操作は、Excelの機能だけでなく、日本語入力システムの機能が大いに関係しております。
というわけで、日本語入力システムは、「Microsoft IME」か、「Microsoft Office IME」をお使いいただいていることを前提に、操作をご紹介していきます。
では、早速スタートしていきましょう!

日本語入力システムである「Microsoft IME」や、「Microsoft Office IME」には、人名や地名を変換しやすくする機能が付いています。
ただ、入力した文字を変換するためには、日本語入力をONの状態にしていないと、そもそも変換することができないので、

串刺し集計の操作画像46 【Windows 8 / 8.1】
Excelを起動し、[半角/全角]キーを押して、日本語入力をONにします。

串刺し集計の操作画像47 【Windows 7 / Vista】
Excelを起動し、[半角/全角]キーを押して、日本語入力をONにします。そして更に、

串刺し集計の操作画像48 【Windows 7 / Vista】
[変換モード]をクリックし、[人名/地名]をクリックして、

串刺し集計の操作画像49 【Windows 7 / Vista】
[人名/地名]変換モードにします。

【Windows 8 / 8.1 / 7 / Vista】
この変換モードにすることで、人名や地名を変換しやすくできるので、やたらと人名や地名を入力する「住所録」のような文書を作る際には、とても重宝します。
でも、Windows 8 / 8.1に付属の「Microsoft IME」では、このモードが通常の[一般]モードに組み込まれているので、変換モードを変える必要は無く、日本語入力をONにするだけでOKです。

串刺し集計の操作画像01 では早速、人名や地名を入力してみます。
A2番地を選択し、

串刺し集計の操作画像02 「おかださちこ」と入力後、変換し、

串刺し集計の操作画像03 「岡田幸子」とします。

串刺し集計の操作画像04 今度は、A3番地を選択し、

串刺し集計の操作画像05 「158-0081」という郵便番号を、日本語入力がONの状態なら、全角でも半角でもいいので入力し、変換すると、

串刺し集計の操作画像06 変換モードのおかげで、その郵便番号に対応する住所に変換できます。

これについては、「郵便番号を住所に変換!人名/地名変換モード」で、詳しくご紹介しています。

でも今回は、郵便番号を住所に変換するのではなく、住所を郵便番号に変換するお話。
引き続き、このままご覧ください。

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PHONETIC関数で、住所が郵便番号に変身!

さて、Excelさんは、入力時の読み情報を記憶してくれているため、これを表示してふりがなとして活用することができました。
それを関数で行うのがPHONETIC関数です。

串刺し集計の操作画像07 今回はB2番地に、A2番地に入力されているデータのふりがなを表示してみたいと思います。

串刺し集計の操作画像08 ふりがなを表示させたいB2番地を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックします。

串刺し集計の操作画像09 「PHONETIC」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

串刺し集計の操作画像23 表示されたダイアログボックスの[参照]欄に文字カーソルがある状態で、

串刺し集計の操作画像10 ふりがなの元となるデータがあるセル(今回はA2番地)をクリックで指定すると、

串刺し集計の操作画像11 ダイアログボックスに、指定したセル番地が表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると、

串刺し集計の操作画像12 指定したセルのふりがなが表示されました。
このセルを選択した状態で、オートフィルすれば、

串刺し集計の操作画像13 その下のセルにも、ふりがなが表示されるようにできました。

串刺し集計の操作画像14 さて、ここで注目すべきはB3番地。
A3番地に入力した住所のふりがなが表示されているはず。
でも、ここにふりがなとして表示されているのは、郵便番号!

PHONETIC関数は、入力時の読み情報を表示して、ふりがなとして活用する関数です。
ふりがなの元となるA3番地は、入力時に「158-0081」と、郵便番号を入力して変換していたので、当然、その読み情報は「158-0081」となります。
だから、PHONETIC関数で表示させたふりがなは、郵便番号になっていたというわけです。

串刺し集計の操作画像44 というわけで、「158-0081」という郵便番号を変換して住所を入力するのではなく、「とうきょうとせたがやく」と、郵便番号を使わずに、普段どおり入力し直すと、

串刺し集計の操作画像45 もちろん、ふりがなも「トウキョウトセタガヤク」となります。
ならない方は、入力し直したA3番地のセルの確定を忘れずに。

操作の確認のために、「トウキョウトセタガヤク」と入力してみた方は、次の操作のために元に戻しておいてください。

でも、郵便番号は半角にしたい!

串刺し集計の操作画像14 ところがですね、PHONETIC関数で導き出された郵便番号は、全角なんです。
カッコ悪〜(笑)。
やっぱり、こういうデータは半角がいいなぁ。

というわけで、この見た目がブサイクな全角の郵便番号を、見た目のスッキリした半角にしていきましょう!
全角のデータを半角にする、ASC関数を使います。

せっかくなので、「オカダサチコ」も半角にしてしまいましょう。
半角に直した結果を表示させたい、先頭のセルを選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックします。
串刺し集計の操作画像15

串刺し集計の操作画像16 「ASC」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

串刺し集計の操作画像17 表示されたダイアログボックスの[文字列]欄に文字カーソルがある状態で、

半角にしたいデータがあるセル(今回はB2番地)をクリックで指定すると、
串刺し集計の操作画像18

串刺し集計の操作画像19 ダイアログボックスに、指定したセル番地が表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると、

指定したセルのデータを、半角にすることができました!
このセルを選択した状態で、オートフィルすれば、
串刺し集計の操作画像20

その下のセルにも、半角に直した結果が表示されました!
串刺し集計の操作画像21

というわけで、「郵便番号を変換することで入力した住所」なら、その住所を、PHONETIC関数とASC関数を使って、郵便番号に変換することが可能です!
住所を郵便番号に「変換」というより、「戻す」というイメージに近いですね。

引き続き次のページでは、PHONETIC関数とASC関数の2つの処理を1つのセルでやってしまい、ダイレクトに郵便番号を表示させる方法をご紹介します!

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