ふりがなを別のセルに表示するPHONETIC関数

解説記事内の画像はExcel 2019のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2019, 2016, 2013, 2010
  • Office 365
Office 365は、バージョン1902と、バージョン1908で動作確認しています。

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PHONETIC関数でふりがなを別のセルに表示 Excelでは、ふりがな(ルビ)を別のセルに表示させる方法と、文字の上に表示させる方法の2つがあります。
このページでは、PHONETIC関数を使って、ふりがなを別のセルに表示させる方法をご紹介します!

ふりがな(ルビ)を、文字の上に表示させる方法は、「ふりがな(ルビ)を文字の上に表示」をご覧ください。

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ふりがなの仕組み

では、しょっぱなから重要ポイントを。

Excelでは、入力したときの読み情報が、セルに記憶されます。

「あいはら」と入力 Excelは、人間が漢字に変換する前に、「あいはら」と入力したことを記憶し、

「まさき」と入力 「まさき」と入力したことを記憶します。

セルに入力時の読み情報が記憶された ですので、このセルには「あいはら まさき」という読み情報が、自動的に記憶されたことになります。

Excelでは、この読み情報を表示して、ふりがなとして活用していきます!

PHONETIC関数でふりがなを別のセルに表示 そして、その読み情報の記憶されたセルとは別のセルに、読み情報を表示させるのが、これからご紹介するPHONETIC関数
「フォネティック」と読みます。
それでは早速、PHONETIC関数についてマスターしていきましょう!

PHONETIC関数の使い方

ふりがなを表示するセルを確認 今回は、C列の「フリガナ」欄に、B列の各「氏名」のセルに記憶されている読み情報を表示して、ふりがなとして活用していきましょう。

[関数の挿入]ボタン まずは、ふりがなを表示させたいセル範囲のうち、先頭のセルを選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックすると、

[関数の挿入]ダイアログボックスで「PHONETIC」を選択 関数を指定するためのダイアログボックスが表示されます。
[関数の分類]で「すべて表示」を選択すると、すべての関数が[関数名]欄にABC順で表示されます。
今回はPHONETIC関数を使いたいので、一覧から「PHONETIC」をクリックで選択し、[OK]ボタンをクリックします。
ちなみに、この一覧から「PHONETIC」を選択する際、「PHONETIC」の頭文字である「P」のところまで、一瞬でスクロールする技を使うと便利です。

PHONETIC関数の[参照]欄 前のダイアログボックスで「PHONETIC」を選択して[OK]ボタンをクリックすると、このようなダイアログボックスが表示されます。
[参照]欄には、どのセルの読み情報を表示させたいのか、そのセル番地を指定しますので、[参照]欄に文字カーソルが入っていることを確認し、

PHONETIC関数の[参照]欄に指定 B2番地をクリックすれば、[参照]欄にB2番地が設定され、「B2番地の読み情報を表示してふりがなとしてね」という指定になります。
[OK]ボタンをクリックすると、

指定したセルの読み情報が表示された B2番地の読み情報が表示されました!

PHONETIC関数の数式を確認 たった今、数式を入力したC2番地が選択されている状態で数式バーを見ると、設定したばかりのPHONETIC関数の内容を確認することができます。

PHONETIC関数の引数の意味 見たそのまんま、「B2番地のふりがなを表示してね」です。
もちろん、今回のようにダイアログボックスを使わず、この数式を直接C2番地に入力しても、同じ結果となります。

オートフィルで数式をコピー 残りのセルにも数式をコピーしていきましょう。
数式を入力したC2番地が選択されている状態で、オートフィルすれば、

残りのセルにもPHONETIC関数を設定完了 残りのセルにも数式をコピーすることができました!

もし、読み方が違っていたのでふりがなを修正したい場合や、カタカナで表示されているフリガナを、ひらがなで表示したい場合には「ふりがなの編集[読み方の修正・ひらがなへの変更]」をご覧ください。

アルファベットにふりがなは付く?

アルファベットのふりがなはアルファベット ふりがなを表示させると、アルファベットの部分は、そのスペルどおりにアルファベットがそのまま表示されます。

ちなみに、Excelで並べ替えを行うと、アルファベットはABC順で並べ替えられるわけですが、アルファベット文字のふりがなを編集することで、「Tokyo」ではなく「トウキョウ」のように、読み方で並べ替えるようにすることもできます。
詳しい操作は、別の機会にご紹介いたします。

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