エクセルで数字と文字の入力 〜案外知らないExcel入力の基本〜

解説記事内の画像はExcel 2010のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2016, 2013, 2010

Excelでは、数字入力にしろ、文字入力にしろ、2つの大切なポイントがあります。

  • 日本語入力がOFFのとき、入力後の[Enter]キーは1回、日本語入力がONのとき、入力後の[Enter]キーは2回になるが、それぞれの[Enter]キーには意味がある。
  • 数式バーで状況を確認する。

これらのポイントを押さえた、入力のクセを付けておけば、今後のExcel操作で、困ったり悩んだりすることさえ減らすことができます!

それでは早速、数字入力と文字入力の基本操作、そして大切なポイントをご紹介していきますが、このページでは、日本語入力のON/OFFの切り替えができることが前提になっています。
日本語入力のON/OFFの切り替え方が分からない、または、そもそも日本語入力って何?という方は、まずは下記のページからご覧ください。

【Windows 10 または 8.1 をお使いの方】
パソコンの中に入っている日本語入力ソフトを調べる【Windows 10/8.1 編】

【Windows 7をお使いの方】
パソコンの中に入っている日本語入力ソフトを調べる【Windows 7 編】

【自分が使っているWindowsのバージョンが分からない方】
Windowsのバージョンを確認するには」でお使いのWindowsのバージョンを調べた後、上記のいずれかのページをご覧ください。

このページでは、Windows 10 または 8.1 をお使いの方の日本語入力システムは「Microsoft IME」、Windows 7をお使いの方の日本語入力システムは「Microsoft Office IME」になっていることを前提にして進めていきます。

スポンサーリンク

日本語入力OFFでの入力

Excelを起動すると、既定では日本語入力がOFFになっています。
(下の図はWindows 10の日本語入力OFFの状態)
Windows 10の日本語入力OFFの状態

(下の図はWindows 7で、Microsoft Office IMEの日本語入力OFFの状態)
データの入力(超基本編)の操作画像-02

データの入力(超基本編)の操作画像-01 入力したいセルの真ん中にマウスポインタを持っていくと、マウスポインタが白い十字の形になるのでクリックすると、セルが太枠で囲まれます
この太枠で囲まれた状態が、「今はこのセルに対して物事を行えますよ」という状態。
この状態にすることを「アクティブにする」と言います。
この図では、B3番地をアクティブにしたわけです。

アクティブにする」、このあと何度も出てきますので、ここで覚えてしまってください。

データの入力(超基本編)の操作画像-03 入力したいセルをアクティブにしたら、キーボードで、「39」と入力してみます。
入力後、そのセルを見ると、数字の後ろで文字カーソルが点滅しています。
この状態は、「まだこのセルに入力を続けますよ」という状態なんです。
もうこのセルには入力しないので、

キーボード キーボードの[Enter]キーをポンッと押します。

テンキー もちろん、数字を専門に入力するテンキーにある[Enter]キーを押してもOKです。

データの入力(超基本編)の操作画像-04 [Enter]キーを押すことで、セルへの入力が確定され、自動的にその下のセルがアクティブになります。

データの入力(超基本編)の操作画像-05 もう1つやってみます。
今はB4番地がアクティブになっていますので、このセルに「255」と入力してみます。
「255」と入力した直後は、文字カーソルが点滅していますので、[Enter]キーでの確定を忘れずに!

データの入力(超基本編)の操作画像-06 入力していたB4番地が確定され、自動的にその下のセルがアクティブになりました!

データの入力(超基本編)の操作画像-07 アクティブになっているB5番地に、今度は「1000」と入力してみます。
ここまで来れば、忘れちゃいけないものはお分かりですね?
そう!
[Enter]キーでの確定をお忘れなく!

データの入力(超基本編)の操作画像-08 入力していたB5番地が確定され、自動的にその下のセルがアクティブになりました!

さて、ここで疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「1000」ではなく「1,000」と入力しないの?
千の位のカンマ(三桁区切りのカンマ)は入力しないの?

はい、三桁区切りのカンマは入力しません
Excelでは、三桁区切りのカンマは、データを読みやすくするための「飾り」という考え方です。
なので、飾りはあとで一気に付けますので、入力する時はデータだけをせっせと入力します。

ここまでで、とっても大切なポイントは2点!

  • [Enter]キーでセルへの入力を確定する。
  • 三桁区切りのカンマは入力しない。

特に[Enter]キーでの確定は忘れがち。
確定をしないまま放置するということは、「まだこのセルに入力を続けますよ」と、Excelに伝えているのと同じ。
入力を確定するクセをキッチリつけましょう!

スポンサーリンク

日本語入力ONで文字入力

今度は日本語の文字を入力したいので、日本語入力をONにします。
(下の図はWindows 10の日本語入力ONの状態)
Windows 10の日本語入力ONの状態

(下の図はWindows 7で、Microsoft Office IMEの日本語入力ONの状態)
下の図はWindows 7の、Microsoft Office IME

データの入力(超基本編)の操作画像-09 今回はD3番地に入力したいので、D3番地の真ん中にマウスポインタを持っていき、マウスポインタが白い十字の形になったらクリックして、D3番地をアクティブにします。

データの入力(超基本編)の操作画像-11 アクティブにしたD3番地に、「北海道」と入力してみます。
まず「ほっかいどう」と、ひらがなで入力しますが、入力したあとの、文字の下の点線に注目!
この点線は「変換できますよ」という合図。

キーボードの[スペース]キーや[変換]キー なので、キーボードの[スペース]キー、または[変換]キーで変換すると、

データの入力(超基本編)の操作画像-12 漢字に変換することができました!
ここで文字の下をよ〜く見ると、文字の下の線は、点線から実線に変わっています。
この実線は「他の字にも変換できますよ」という合図。
今回はこの字でいいわけですから、「もう変換しませんよ」という合図で、[Enter]キーをポンッと押します。

データの入力(超基本編)の操作画像-13 すると、文字の下の線が無くなりました!
でも、まだセルの中で文字カーソルが点滅しています。
これは、日本語入力OFFで入力したときと同様、「まだこのセルに入力を続けますよ」という状態。
「もうこのセルには入力しませんよ」という意味で、再度[Enter]キーで入力を確定します。

データの入力(超基本編)の操作画像-14 D3番地が確定され、自動的にその下のセルがアクティブになりました!

データの入力(超基本編)の操作画像-15 もう1つやってみます。
今はD4番地がアクティブになっていますので、このセルに「鹿児島県」と入力してみます。
まず、ひらがなで「かごしまけん」と入力。
文字の下に点線があるということは「変換できますよ」という状態なわけですから、

キーボードの[スペース]キーや[変換]キー キーボードの[スペース]キー、または[変換]キーで漢字に変換します。

データの入力(超基本編)の操作画像-16 漢字に変換できました。
文字の下の線は、点線から実線に変わっています。
この実線は、「まだ他の字にも変換できますよ」という状態
他の字に変換する必要は無いので、「もう変換しませんよ」という合図の[Enter]キーを押します。

データの入力(超基本編)の操作画像-17 「もう変換しないよ」という合図を送ったので、文字の下の線は消えましたが、まだセルの中で文字カーソルが点滅しています。
今度は「もうこのセルには入力しませんよ」という意味で、[Enter]キーを押して、入力を確定します。

データの入力(超基本編)の操作画像-18 D4番地のセルが確定され、自動的にその下のセルがアクティブになりました!

データの入力(超基本編)の操作画像-19 今度は、現在アクティブになっているD5番地に「みかん」と入力してみます。
「変換できますよ」という点線が表示されていますが、今回はひらがなのままにしたいので、変換することなく、すぐに[Enter]キーで「もう変換しませんよ」の合図を送ります。

データの入力(超基本編)の操作画像-21 まだセルの中に文字カーソルが点滅しているので、更に[Enter]キーで、「もうこのセルには入力しませんよ」の合図を送れば、D5番地が確定され、自動的にその下のセルがアクティブになりました。

さぁ、ここでの重要ポイント、OKでしょうか?

日本語入力がONの状態で入力している場合、[Enter]キーには、
「もう変換しませんよ」と、
「もうこのセルには入力しませんよ」
の、2つの意味の「確定」がある。

これ、「じゃぁ日本語入力ONの時は[Enter]キーを2回連打すればいいんでしょ?」なんて考えてはなりませぬ。
ここで当サイト「Be Cool Users Office」が強調しているのは、「今自分が押した[Enter]キーには、何の意味があるのか」ということを常に考えながら操作してほしい!ということ。
自分がやっていることが何の意味を持つのか、考えながら操作することは、今後のExcelの上達のためにはとても重要なことなんです!

数字は右端に揃い、文字は左端に揃う また、入力したデータをよ〜く見てみましょう!
数字を入力すると、データを見やすくするために、数字は自動的にセルの右端に揃い、文字を入力すると、文字の先頭を揃えるように、セルの左端に揃います。
これ、Excelが勝手にやってくれているわけです。

つまりExcelは、

セルに入力されたデータが、数字なのか文字なのかを、自動的に認識している

ということになります!
Excel、超かっけ〜。

スポンサーリンク

データがセルから はみ出た?

データの入力(超基本編)の操作画像-22 現在アクティブになっているD6番地に、「すりおろしりんご」と入力してみます。
「もう変換しませんよ」、「もうこのセルには入力しませんよ」
の2つの確定をお忘れなく。

データの入力(超基本編)の操作画像-23 ここで先程入力した「すりおろしりんご」に注目!
文字の一部が、セルからはみ出て見えます!

ここでちょっと話をそらします。

データの入力(超基本編)の操作画像-24 最初の方で入力したB4番地をアクティブにしてみましょう。
B4番地の真ん中にマウスポインタを持っていき、マウスポインタが白い十字の形になったらクリックして、B4番地をアクティブにします。
アクティブにしたセルのデータは、数式バーというところに表示されます。
B4番地には「255」と入力したので、数式バーにも「255」と表示されています。

データの入力(超基本編)の操作画像-25 今度はD3番地をアクティブにしてみます。
もちろん先程と同じで、アクティブにしているD3番地のデータが、数式バーに表示されるので、D3番地には「北海道」と入力されていることが分かります。

データの入力(超基本編)の操作画像-26 じゃぁここで、「すりおろしりんご」の部分はどうなっているのでしょう?
「すりおろしりんご」の最後の方がE6番地にかかっているように見えるので、

データの入力(超基本編)の操作画像-27 E6番地をアクティブにして数式バーを見てみると、数式バーには何も表示されていません。
E6番地には何もデータが入っていない、ということになります。

データの入力(超基本編)の操作画像-28 今度は、D6番地をアクティブにして数式バーを見ると、「すりおろしりんご」というすべての文字が、このセルの中に入っていることが分かります。
元々、D6番地をアクティブにして、このデータを入力したわけですから、データは当然このセルに入っています。
でも、このセルの横幅では表示しきれないほど長いデータが入力されたので、隣のセルにはみ出て表示されているわけです。

でもそれは、あくまでも「すりおろしりんご」と入力したセルの、隣のセルにデータが何も入っていなかったから。

データの入力(超基本編)の操作画像-29 隣のセルにデータを入力すると、D6番地の「すりおろしりんご」は、一部が欠けてしまったように見えます。

データの入力(超基本編)の操作画像-30 この欠けてしまったように見えるデータは、一部が「無くなった」のではなく、「隠れている」だけ。
なので、D6番地をアクティブにして数式バーを見ると、「すりおろしりんご」と、ちゃんとデータが入っていることが分かります。
もちろん隠れたデータを、全部見えるように後で対処しますが、その方法はこのページでは触れません。
今は入力のことに集中したいので。

さぁ、最後の項の重要ポイント、OKでしょうか?

  • セル内の文字が欠けていても、それは「無くなった」のではなく、「隠れている」だけ。
  • アクティブにしたセルの中身は、数式バーに映し出される。

エクセルでの数字と文字の入力のポイント まとめ

さぁ、ここまでで、Excelでの数字と文字入力時の大切なポイントを見てきました。
最後にこれらのポイントを一気にまとめます!

  • [Enter]キーには、「もう変換しませんよ」と、「もうこのセルには入力しませんよ」の、2つの意味の「確定」があり、今自分がどちらの意味の確定をしているかを意識しながら操作する。
  • 数字の入力時、三桁区切りのカンマ(千の位のカンマ)は入力しない。
  • セルに入力されたデータが、数値なのか文字なのかを、Excelは自動的に認識している。
  • セル内の文字が欠けていても、それは「無くなった」のではなく、「隠れている」だけ。
  • アクティブにしたセルの中身は、数式バーに映し出される。

ここまで、実際に入力の練習をしながらご覧いただいた方は、ここまで入力してきたこの文書を使って、「データの修正」も練習できるようになっています。
エクセル基本の勉強講座」からこのページをご覧いただいている方も、次は「データの修正」ですので、是非このままお進みください。

スポンサーリンク