数字と文字の入力《案外知らないExcel入力の基本》

解説記事内の画像はExcel 2019のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2019, 2016, 2013, 2010
  • Office 365
Office 365は、バージョン1908と、バージョン2003で動作確認しています。

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Excelでは、数字と文字、いずれの入力にしろ、大切なポイントが2つあります。

  • 入力後の[Enter]キーは、日本語入力がOFFのときで1回、ONのときで2回になるが、それぞれの[Enter]キーには意味がある
  • 数式バーで状況確認のクセをつける。

これらのポイントを押さえておけば、今後の操作で、困ったり悩んだりすることさえ減らすことができます!

それでは早速、数字入力と文字入力の基本操作、そして大切なポイントをご紹介していきますが、このページでは、日本語入力ON/OFFの切り替えができることが前提になっています。
日本語入力ON/OFFの切り替え方が分からない、または、そもそも日本語入力って何?という方は、まずは下記のページからご覧ください。

【Windows 10 または 8.1 をお使いの方】
パソコンの中に入っている日本語入力ソフトを調べる【Windows 10/8.1 編】

【Windows 7をお使いの方】
パソコンの中に入っている日本語入力ソフトを調べる【Windows 7 編】

【自分が使っているWindowsのバージョンが分からない方】
Windowsのバージョンを確認するには」でお使いのWindowsのバージョンを調べた後、上記のいずれかのページをご覧ください。

このページでは、Windows 10 または 8.1 をお使いの方の日本語入力システムは「Microsoft IME」、Windows 7をお使いの方の日本語入力システムは「Microsoft Office IME」になっていることを前提にして進めていきます。

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日本語入力OFFでの入力

Excelを起動すると、既定では日本語入力がOFFになっています。

Windows 10の日本語入力がOFF Windows 10では、日本語入力がOFFだとこうなっています。

Windows 7のMicrosoft Office IMEがOFF Windows 7で、Microsoft Office IMEの日本語入力がOFFだとこうなっています。

セルを選択 入力したいセルの真ん中にマウスポインタを持っていくと、マウスポインタが白い十字の形になるので、クリックすると、セルが太枠で囲まれます
この太枠で囲まれた状態が、セルを選択した状態で、「今はこのセルに対して物事を行えますよ」という意味です。
この図では、B3番地を選択しています。

セルを選択後のマウスポインター セルが太枠で囲まれていれば、ちゃんと選択されているので、選択した後は、マウスポインターは別の箇所に動かしてOK。
でも、動かした先のセルでクリックしちゃうと、動かした先のセルを選択し直したことになるので注意です。
この図では、B3番地が太枠で囲まれている、つまり選択されているので、これから入力を行うと、B3番地に入力されます。

キーボード ここから数字を入力していきますが、数字の入力はキーボードで入力してもOKですし、

テンキー テンキーで入力してもOKです。
使いたい方を使えばそれでOK。

数字の後ろで文字カーソルが点滅 入力したいセルを選択したら、「39」と入力してみます。
入力後、そのセルを見ると、数字の後ろで文字カーソルが点滅しています。
この状態は、「まだこのセルに入力を続けますよ」という状態。
もうこのセルには入力しないので、

キーボードの[Enter]キー キーボードの[Enter]キーをポンッと押します。

テンキーの[Enter]キー もちろん、テンキーにある[Enter]キーを押してもOKです。

セルへの入力が確定 [Enter]キーを押すことで、セルへの入力が確定され、自動的にその下のセルが選択されます

セルが選択されている もう1つやってみます。
今はB4番地が選択されているので、このセルに「255」と入力してみます。

数字の後ろで文字カーソルが点滅 「255」と入力した直後は、文字カーソルが点滅していますので、[Enter]キーでの確定を忘れずに!

セルへの入力が確定 入力していたB4番地が確定され、自動的にその下のセルが選択されました

数字の後ろで文字カーソルが点滅 選択されているB5番地に、今度は「1000」と入力してみます。
ここまで来れば、忘れちゃいけないものはお分かりですね?
そう!
[Enter]キーでの確定をお忘れなく!

セルへの入力が確定 入力していたB5番地が確定され、自動的にその下のセルが選択されました

三桁区切りのカンマは入力しない さて、ここで疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「1000」ではなく「1,000」と入力しないの?
千の位のカンマ(三桁区切りのカンマ)は入力しないの?
はい、三桁区切りのカンマは入力しません
Excelでは、三桁区切りのカンマは、データを読みやすくするための「飾り」という考え方です。
なので、飾りはあとで一気に付けますので、入力する時はデータだけをせっせと入力します。

ここまでで、とっても大切なポイントは2点!

  • [Enter]キーで入力を確定する。
  • 三桁区切りのカンマは入力しない

特に[Enter]キーでの確定は忘れがち。
確定をしないまま放置するということは、「まだこのセルに入力を続けますよ」と、Excelに伝えているのと同じ。
入力を確定するクセをキッチリつけましょう!

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日本語入力ONで文字入力

今度は日本語の文字を入力したいので、日本語入力をONにします。

Windows 10の日本語入力がON Windows 10では、日本語入力をONにすると、こうなります。

Windows 7のMicrosoft Office IMEがON Windows 7で、Microsoft Office IMEでは、日本語入力をONにすると、こうなります。

セルを選択 今回はD3番地に入力したいので、D3番地の真ん中にマウスポインタを持っていき、マウスポインタが白い十字の形になったらクリックして、D3番地を選択します。

セルを選択後のマウスポインター セルが太枠で囲まれていれば、ちゃんと選択されているので、選択した後は、マウスポインターは別の箇所に動かしてOK。
でも、動かした先のセルでクリックしちゃうと、動かした先のセルを選択し直したことになるので注意です。
この図では、D3番地が太枠で囲まれている、つまり選択されているので、これから入力を行うと、D3番地に入力されます。

文字入力時の波線 【Exce 2019 / Office 365】
選択したD3番地に、「北海道」と入力してみます。
まず「ほっかいどう」と、ひらがなで入力しますが、入力したあとの、文字の下の波線に注目!
この波線は「変換できますよ」という合図。

Exce 2016の文字入力時の点線 【Exce 2016・2013・2010】
選択したD3番地に、「北海道」と入力してみます。
まず「ほっかいどう」と、ひらがなで入力しますが、入力したあとの、文字の下の点線に注目!
この点線は「変換できますよ」という合図。

キーボードの[スペース]キーと[変換]キー 【全バージョン共通】
なので、キーボードの[スペース]キー、または[変換]キーを押して変換すると、

文字入力時の実線 漢字に変換することができました!
ここで文字の下をよーく見ると、文字の下の線が実線に変わっています。
この実線は「他の字にも変換できますよ」という合図。
今回はこの字でいいわけですから、「もう変換しませんよ」という合図で、[Enter]キーをポンッと押します。

文字の後ろで文字カーソルが点滅 すると、文字の下の線が無くなりました!
でも、まだセルの中で文字カーソルが点滅しています。
これは、日本語入力OFFで入力したときと同様、「まだこのセルに入力を続けますよ」という状態。
もうこのセルには入力しませんよ」という意味で、再度[Enter]キーで入力を確定します。

セルへの入力が確定 D3番地が確定され、自動的にその下のセルが選択されました

セルが選択されている もう1つやってみます。
今はD4番地が選択されていますので、このセルに「鹿児島県」と入力してみます。

文字入力時の波線 まず、ひらがなで「かごしまけん」と入力。
文字の下に波線(Excel 2016以下は点線)があるということは「変換できますよ」という状態なわけですから、

キーボードの[スペース]キーと[変換]キー キーボードの[スペース]キー、または[変換]キーで漢字に変換します。

文字入力時の実線 漢字に変換できました。
そして、文字の下の線が実線に変わっています。
この実線は、「まだ他の字にも変換できますよ」という状態
他の字に変換する必要は無いので、「もう変換しませんよ」という合図の[Enter]キーを押します。

文字の後ろで文字カーソルが点滅 「もう変換しないよ」という合図を送ったので、文字の下の線は消えましたが、まだセルの中で文字カーソルが点滅しています。
今度は「もうこのセルには入力しませんよ」という意味で、[Enter]キーを押して、入力を確定します。

セルへの入力が確定 D4番地が確定され、自動的にその下のセルが選択されました

文字入力時の波線 今度は、現在選択されているD5番地に「みかん」と入力してみます。
「変換できますよ」という波線(Excel 2016以下は点線)が表示されていますが、今回はひらがなのままにしたいので、変換することなく、すぐに[Enter]キーで「もう変換しませんよ」の合図を送ります
そうです、別に変換する必要がなければ、すぐに「もう変換しませんよ」の[Enter]キーを押していいわけです。

文字の後ろで文字カーソルが点滅 まだセルの中に文字カーソルが点滅しているので、更に[Enter]キーで、「もうこのセルには入力しませんよ」の合図を送れば

セルへの入力が確定 D5番地が確定され、自動的にその下のセルが選択されました

さぁ、ここでの重要ポイント、OKでしょうか?

日本語入力がONの状態で入力している場合、[Enter]キーには、
もう変換しませんよ」と、
もうこのセルには入力しませんよ
の、2つの意味の「確定」がある。

これ、「じゃぁ日本語入力ONの時は[Enter]キーを2回連打すればいいんでしょ?」なんて考えてはなりませぬ。
ここで当サイトが強調しているのは、「今自分が押した[Enter]キーには、何の意味があるのか」ということを常に考えながら操作してほしい!ということ。
自分がやっていることが何の意味を持つのか、考えながら操作することは、今後のExcel上達のためにはとても重要なことなんです!

自動的に数字がセルの右端に揃い、文字が左端に揃う また、入力したデータをよーく見てみましょう!
データを見やすくするために、数字は自動的にセルの右端に揃い文字は先頭を揃えるように、セルの左端に揃います
これ、Excelが勝手にやってくれているわけです。

つまりExcelは、

セルに入力されたデータが、数字なのか文字なのかを、自動的に認識している

ということになります!
Excelさん、ステキです!

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データがセルから はみ出た?

セルが選択されている 現在選択されているD6番地に、「すりおろしりんご」と入力してみます。

セルへの文字入力 「もう変換しませんよ」、「もうこのセルには入力しませんよ」の2つの確定をお忘れなく。

文字の一部がセルからはみ出ているように見える ここで先程入力した「すりおろしりんご」に注目!
文字の一部が、セルからはみ出て見えます!

ここでちょっと話をそらします。

セルを選択してデータを数式バーで確認 最初の方で入力したB4番地を選択してみましょう。
B4番地の真ん中にマウスポインタを持っていき、マウスポインタが白い十字の形になったらクリックして、B4番地を選択します。
選択したセルのデータは、数式バーというところに表示されます
B4番地には「255」と入力したので、数式バーにも「255」と表示されています。

セルを選択してデータを数式バーで確認 今度はD3番地を選択してみます。
もちろん先程と同じで、選択しているD3番地のデータが、数式バーに表示されるので、D3番地には「北海道」と入力されていることが分かります。

セルからはみ出た文字が隣のセルに入っているように見える じゃぁここで、「すりおろしりんご」の部分はどうなっているのでしょう?
「すりおろしりんご」の最後の方がE6番地にかかっているように見えるので、

数式バーには何も表示されていない E6番地を選択して数式バーを見てみると、数式バーには何も表示されていません。
E6番地には何もデータが入っていない、ということになります。

セルを選択してデータを数式バーで確認 今度は、お隣のD6番地を選択して数式バーを見ると、「すりおろしりんご」というすべての文字が、このセルの中に入っていることが分かります。
元々、D6番地を選択して、このデータを入力したので、このセルに入ったわけです。
でも、このセルの横幅では表示しきれないほど長いデータが入力されたので、隣のセルにはみ出て表示されているわけです。

隣のセルにデータが何も入っていない でもそれは、あくまでも「すりおろしりんご」と入力したセルの、隣のセルが空だったから

隣のセルにデータがあると欠けて見える 隣のセルにデータを入力すると、D6番地の「すりおろしりんご」は、一部が欠けてしまったように見えます

欠けて見えてもデータはすべて入力されている この欠けてしまったように見えるデータは、一部が「無くなった」のではなく、「隠れている」だけ。
なので、D6番地を選択して数式バーを見ると、「すりおろしりんご」と、ちゃんとデータが入っていることが分かります。
もちろん隠れたデータを、全部見えるように後で対処しますが、その方法はこのページでは触れません。
今は入力のことに集中したいので。

さぁ、最後の項の重要ポイント、OKでしょうか?

  • セル内の文字が欠けていても、それは「無くなった」のではなく、「隠れている」だけ。
  • 選択したセルの中身は、数式バーに映し出される

エクセルでの数字と文字の入力のポイント まとめ

さぁ、ここまでで、Excelでの数字と文字入力時の大切なポイントを見てきました。
最後にこれらのポイントを一気にまとめます!

  • [Enter]キーには、「もう変換しませんよ」と、「もうこのセルには入力しませんよ」の、2つの意味の「確定」があり、今自分がどちらの意味の確定をしているかを意識しながら操作する。
  • 数字の入力時、三桁区切りのカンマ(千の位のカンマ)は入力しない。
  • セルに入力されたデータが、数値なのか文字なのかを、Excelは自動的に認識している。
  • セル内の文字が欠けていても、それは「無くなった」のではなく、「隠れている」だけ。
  • 選択したセルの中身は、数式バーに映し出される。

ここまで、実際に入力の練習をしながらご覧いただいた方は、ここまで入力してきたこの文書を使って、「データの修正」も練習できるようになっています。
エクセル基本の勉強講座」からこのページをご覧いただいている方も、次は「データの修正」ですので、是非このままお進みください。

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