セルのデータを消す

解説記事内の画像はExcel 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2016, 2013, 2010, 2007
Excel 2016・2013・2010・2007用 練習ファイル
(clear-contents.xlsx 9.56KB)

セルのデータを消す01 セルに入力した数字や文字。
こういった「データ」を消すのはとっても簡単!
ところがその簡単な操作の中に、多くの初心者の方が勘違いしやすいポイントが、なんと3つもあるので、そのポイントも押さえながら、操作をご説明していきます!


セルのデータを消す02 まずは手始めにD2番地のデータを消してみることにしましょう。
消したいのはD2番地のデータなので、D2番地を選択します。

セルのデータを消す03 キーボードの[Delete]キーを押せば、選択していたD2番地のデータを消すことができました!

というわけで、データの消し方はとっても簡単!
でも、Excel初心者の方の中には、「他にも覚えることがありすぎて、ずっと覚えていられるかどうか不安」、という方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方のためにオススメなのが、Be Cool Users流の「セリフ」で覚えること。
この操作をセリフにすると、「これを消す」。
そして、このセリフに操作を当てはめると、このようになります。

これを データを消したいセルを選択
消す [Delete]キーを押す

セルからはみ出したデータを消すときが、勘違いしやすい1つ目のポイント

セルのデータを消す04 今度は、この文書の一番左上に入力されているデータを消してみることにしましょう。
このデータはパッと見、A1番地とB1番地にまたがって入力されているように見えますが、こういった場合に、データがどちらのセルに入力されているかを確認する方法がありました。

セルのデータを消す05 それがセルを選択して数式バーを見る方法
1つのセルを選択すると、そのセルに入力されているデータが数式バーに映し出されます。
というわけで、まずはB1番地を選択して数式バーを見ると、数式バーには何も映し出されないので、B1番地には何もデータが入っていないことが分かります。

セルのデータを消す06 今度はA1番地を選択して数式バーを見ると、セルにまたがって入力されていたように見えた文字すべてが、数式バーに映し出されました!
これで、このデータは、実はA1番地に入力されていることが分かりました。

セルのデータを消す07 ということは、このデータを消したい時も、データはA1番地にしか入っていないわけですから、消したいデータがあるA1番地を選択します。

セルのデータを消す08 キーボードの[Delete]キーを押せば、選択していたA1番地のデータを消すことができました!

セルのデータを消す04 この例のように、1つのセルからはみ出したデータは、その隣のセルにもまたがって入力されているように見えるので、ついついA1番地とB1番地の両方を選択して消そうとする方も多いんです。
でも、データを消すことに限らず、Excelの操作では、どのセルに入力されているかを判断しながら操作することは、「現状把握」という意味でとっても大切。
どちらに入力されているのかが分からなければ、今回のように数式バーを使って判断してください。

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[Delete]キーで消しているのはデータのみ

セルのデータを消す08 さて、実はここに2つ目の勘違いしやすいポイントも盛り込まれています!
データを消すと、「全部が消えた!」と思い込みがちなのですが、実はそうではありません。

セルのデータを消す09 先程データを消したばかりのA1番地に、新たに適当な文字を入力すると、「エクセルで数字と文字の入力 〜案外知らないExcel入力の基本〜」でご紹介しているような、何の飾りつけもされていない、普通の大きさの文字が表示されると思いきや、太くて大きな文字が表示されたではありませんか!

実はセルの中に入っているものは、大きく分けて2つあり、その1つ目が「データ」。
「データ」というのは、そのセルに入力されている文字や数字そのもののこと。
そして2つ目が「書式」。
「書式」というのは、「データ」を見やすくするために付けられた飾り付けのことです。

セルのデータを消す17 ここでデータを消す前の状態を振り返ってみましょう。
もともとA1番地の「クラブ入会数」という文字は、太くて大きいサイズの文字でした。
つまり、このA1番地には「クラブ入会数」という「データ」が入力されていて、更にその「データ」を見やすくするために、「太くて」「大きいサイズ」という飾りつけ、つまり「書式」が設定されていたのです。

セルのデータを消す08 そして、[Delete]キーで消せるのは「データ」のみなので、データを消した後も「太くて」「大きいサイズ」という「書式」は残ったまま。

セルのデータを消す09 当然、「太くて」「大きいサイズ」という「書式」が残ったセルに、新たに「データ」を入力すれば、そのデータもそこに残された書式(飾り付け)で表示されるというわけです。

もちろん、「データ」も「書式」も両方消す方法はありますが、それはまた別のページでご紹介しますので、今はこの[Delete]キーで消せるのは「データ」のみというポイントに集中して覚えてしまってください。

複数のセルの、データの消し方も同じ

セルのデータを消す10 先程までは、1つのセルのデータだけを消していましたが、複数のセルのデータを消したい時も操作は同じ。
今回はC5からD10番地までのデータを消してみることにしましょう。
消したいのはC5からD10番地までのデータなので、まずはC5からD10番地までを範囲選択します。

セルのデータを消す11 キーボードの[Delete]キーを押せば、選択していたC5からD10番地までのデータを消すことができました!

複数のセルのデータを消す時でも、やっぱり操作は「これを消す」。

これを データを消したいセルを選択
消す [Delete]キーを押す

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やっぱり[Delete]キーで消しているのはデータのみ

セルのデータを消す12 ここで、データを消すために選択していたC5からD10番地の範囲選択を解除するために、どこのセルでもいいのでクリックします。
C5からD10番地の範囲選択を解除したので、C5からD10番地の状態が見やすくなりました。

セルのデータを消す13 やはり[Delete]キーで消せるのは「データ」のみなので、数字という「データ」を消しても、「セルの色が水色」だったり、「線が緑色」といった「書式」(飾り付け)は残ったままです。
ここでも[Delete]キーで消せるのは「データ」のみだということが分かります。
そして、水色のセルでは、「文字(数字)の色は青」になっていました。
今は「データ」が無い状態なので、「文字(数字)の色は青」だったということが分かりませんが、その「書式」も残ったままですから、

セルのデータを消す14 新たに数字を入力すれば、それはやっぱり青で表示されます。

[BackSpace]キーは使わない

セルのデータを消す15 今度はB5からB10番地のデータを消してみることにしましょう。
データを消したいセルである、B5からB10番地範囲選択した後、本来なら[Delete]キーを押すのが正解なのですが、あえて間違った操作をして[BackSpace]キーを押してみます。

セルのデータを消す16 メールやWordで文章を入力している際、[BackSpace]キーでも文字を消すことができるので、Excelでデータを消すときも[BackSpace]キーだと思う方がいらっしゃるのですが、これは間違い。
[BackSpace]キーを使うと、選択し始めのセル1つ分のデータしか消すことができません。
これが3つ目のポイント。
Excelでセルのデータを消すときは、[BackSpace]キーではなく[Delete]キーを使います。
もし間違って[BackSpace]キーを使ってしまうと、続けて[Delete]キーを押しても、うまく動作しないので、一旦[Esc]キーを押して、うまく動作しないその状況から逃げてから、改めて[Delete]キーを押します。

さぁ、ここまでで3つの勘違いしやすいポイントも交えながらご説明してきましたが、本命中の本命、大切なことはコレ!

これを データを消したいセルを選択
消す [Delete]キーを押す

是非、この「セリフ」をブツブツつぶやきながら操作してみてください!

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