小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数

解説記事内の画像はExcel 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2016, 2013, 2010

今回ご紹介するのは、小数点以下の切り捨てに便利なTRUNC関数。
「トランクかんすう」と読みます。

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数01 でも、切り捨てといえば、ROUNDDOWN関数
例えば、「278.64」という数字の小数点以下を、ROUNDDOWN関数で切り捨てたい場合、小数点以下の位を切り捨てた結果、数字が見えてくるのは「一の位」からになるため、

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数02 「桁数」は「0」を指定することになります。
この「桁数」について分からない方は、ぜひ「切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方」をご覧ください。

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数03 というわけで、このような表で、B1番地に入力されている数字の小数点以下を、ROUNDDOWN関数で切り捨てる場合には、B4番地に設定したような数式になり、

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数04 この数式の意味はこうなります。
ところが、この「桁数」にどうしても苦手意識を持ってしまう方も。

もし、ROUNDDOWN関数がどうしても苦手で、なおかつ小数点以下を切り捨てたいだけなら、今回ご紹介するTRUNC関数を使うと、「桁数」を指定する必要がないので、楽に操作できます。

TRUNC関数の使い方

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数05 それでは、今回はこの表を使って、B1番地の数字の小数点以下を、TRUNC関数で切り捨てた結果を、B4番地に表示させてみます。

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数06 まずは切り捨てた結果を表示させたいセルを選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックします。

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数07 関数を指定するためのダイアログボックスが表示されるので、[関数の分類]で「すべて表示」を選択すると、すべての関数が[関数名]欄にABC順で表示されます。
今回はTRUNC関数を使いたいので、一覧から「TRUNC」をクリックで選択し、[OK]ボタンを押します。
ちなみに、この一覧から「TRUNC」を選択する際、「TRUNC」の頭文字である「T」のところまで、一瞬でスクロールする技を使うと便利です。

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数08 前のダイアログボックスで「TRUNC」を選択して[OK]ボタンをクリックすると、このようなダイアログボックスが表示されます。
最初の引数[数値]欄には、切り捨てたい数字を指定します。
今回、切り捨てたい数字は、B1番地に入力されているので、この欄にはB1番地を指定することになります。
[数値]欄の中に文字カーソルが入っていることを確認したら、

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数09 切り捨てたい数字が入力されているB1番地をクリックで選択すると、[数値]欄にそのセルを指定することができました。

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数10 そして、このTRUNC関数にも、引数[桁数]があります。
ですが、ROUNDDOWN関数と決定的に違うのが、TRUNC関数では[桁数]を省略できるということ。
[桁数]を省略した場合、自動的に小数点以下を切り捨てる設定となります。
というわけで、[桁数]には何も指定せず、ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックすると、

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数11 指定した数字の、小数点以下を切り捨てることができました!

小数点以下の切り捨てに便利!TRUNC関数12 もちろん、[桁数]を省略せずに指定することもできるので、十の位で切り捨てとか、小数第二位で切り捨てという処理もできます。
その場合の[桁数]の考え方はROUNDDOWN関数と同じですので、桁数については「切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方」をご覧ください。

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