切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方

解説記事内の画像はExcel 2013のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2013, 2010, 2007

切り上げ・切り捨て・四捨五入したい時のために、Excelではそれぞれに関数が用意されていますが、実は操作方法も覚え方も一緒なので、3つの関数を一気に覚えることができます!

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像36 今回は、上の図のようにB1番地に入力されている数字を、切り上げ・切り捨て・四捨五入したいと思います!
まずはそれぞれの関数名から。

切り上げ ROUNDUP ラウンドアップ
切り捨て ROUNDDOWN ラウンドダウン
四捨五入 ROUND ラウンド

それぞれが数字をキリ良く「丸める」関数なので、みんな「ROUND」という文字が付いています。
「切り上げ」は「上げ」なので、「ROUND」に「UP」が付いてます。
「切り捨て」は、「捨て」というポイッと落とすイメージなので、「ROUND」に「DOWN」が付いてます。
残った「四捨五入」は、そのまま「ROUND」という風に、私は覚えてます。

それでは早速使い方をマスターしていきましょう!
今回は、

B1番地に入力されている数字を、小数第2位で切り上げした結果を、E1番地に表示したいと思います。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像01 まずは、結果を表示したいのはE1番地なので、E1番地を選択して、[関数の挿入]ボタンをクリックします。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像02 関数を指定するためのダイアログボックスが表示されるので、[関数の分類]で「すべて表示」を選択すると、すべての関数が[関数名]欄にABC順で表示されます。
今回は切り上げしたいので、使う関数は「ROUNDUP」。
この関数の一覧から「ROUNDUP」をクリックで選択し、[OK]ボタンを押します。
ちなみに、関数の一覧から「ROUNDUP」を探す際、「ROUNDOUP」の頭文字である「R」のところまで、一瞬でスクロールする技がありましたね。
忘れてしまった方は、「Excel 関数 基本のキ(まずはここから編)」をご覧ください!

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像03 関数の選択が終わると、今度はこのようなダイアログボックスが表示されます。
[数値]欄には、切り上げしたい数字が入っているセルを指定します。
[数値]欄の中に文字カーソルが入っていることを確認したら、

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像04 切り上げしたい数字が入っているのはB1番地ですから、B1番地をクリックで選択すると、

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像05 [数値]欄に、切り上げしたいセルを指定することができました。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像06 次は、その下の[桁数]の設定をしたいので、[桁数]欄に文字カーソルを移したいのですが、現在は[数値]欄に文字カーソルがある状態です。
そこで、[Tab]キーを押すと、

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像06 [桁数]欄に文字カーソルを移すことができました!
Officeでは、[Tab]キーを押すことで、次の項目に文字カーソルを移すことができます。
もちろん、[Tab]キーを使わずに、[桁数]欄をクリックして文字カーソルを移してもOKです。

さぁ、やってきました!次が最大のポイントです!

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最大のポイント!「桁数」

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像06 この[桁数]欄には、「結果が見えてくる桁数」を指定するのですが、これだけではちんぷんかんぷん!

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像14 まず、「桁数」というものについて、ダミーの数字を使って見ていきましょう。
「桁数」とは、桁の位置を数字で表したもので、上の図のように、一の位を「ゼロ」とし、小数第1位を「1」、小数第2位を「2」・・・という風に、小数点以下には数字が順番に割り当てられています。
逆に小数点以下「じゃない」部分(整数部分)には、一の位の「ゼロ」を基点とし、十の位には「-1」、百の位には「-2」・・・という風に、マイナスの付いた数字が順番に割り当てられています。

ここで、今回やりたいことを思い出します。
今回は「小数第2位で切り上げ」したいので、先ほどの桁数の割り当て図を見て、小数第2位を示す「2」と指定したくなるのですが、これが最も間違いやすい部分

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像13 [桁数]欄に指定するのは、あくまでもその「結果が見えてくる桁数」です。
小数第2位で切り上げた結果、繰り上がった数字が何なのかが見えてくるのは小数第1位。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像07 というわけで桁数は、小数第1位を示す「1」と入力します。
[OK]ボタンをクリックすると、

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像08 E1番地に結果を表示させることができました!
このE1番地が選択されている状態で数式バーを見てみると、ROUNDUP関数の数式が確認できます。
関数に慣れてきたら、E1番地に直接この数式を入力してもOKです。
つまり、先ほど使ったダイアログボックスは、この数式を気軽に入力できるようにするためのものだったんです。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像09Excel 関数 基本のキ(まずはここから編)」でご紹介しているように、数式は「関数名」と「引数」から成り立っています。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像10 「引数」部分にあるカンマは、項目の区切りを意味します。
というわけで、この数式には引数が2つある、ということになります。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像12 そうです!
ダイアログボックスで数式を設定している際、設定する欄は2つありました。
これを意味しているわけです。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像11 というわけで、この数式は「B1番地の数字を、桁数が「1」になるように切り上げてね」と読み替えることができます!

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像15 ここまでは「切り上げ」の「ROUNDUP」関数で使い方をご紹介しましたが、「切り捨て」も「四捨五入」も操作は全く同じ!
ただ関数が「ROUDDOWN」や「ROUND」になるだけ。

B1番地に入力されている数字を、小数第2位で切り捨て小数第2位で四捨五入した結果を、それぞれE2番地とE3番地に表示させてみてください。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像13 ポイントはもちろん同じ、「桁数」の設定。
小数第2位で切り捨てや四捨五入を行った結果、結局数字がどうなったのかが見えてくるのが小数第1位なので、

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像14 小数第1位の桁数は「1」ですから、引数[桁数]には「1」を設定することになります。

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像16 というわけで、E2番地にはRONDDOWN関数でこのような数式を設定すればいいわけですし、

切り上げ・切り捨て・四捨五入|ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の使い方の操作画像17 E3番地にはROUND関数でこのような数式を設定することになります。

もうクドさ満点ですが、ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数の最大のポイントは「桁数」!
桁数の指定は、そのまま端数処理する位を素直に指定するのではなく、

そこの位で端数処理した結果、何の位になるのか

という、「結果が見えてくる桁数」を指定するのがポイントです!

さてここで、今回ご紹介しているROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND関数を使う際に、知っておきたい豆知識があるんです!
そして更に、案外混乱しやすい、小数点以下「じゃない」、整数部分の端数処理について見ていきたいと思います!
次のページをご覧ください!

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