テーブルの状態になっているセル範囲。
テーブルを解除したい場合には、この操作をします。
テーブル内のセルならどれでもいいので、どれか1つのセルを選択します。
[テーブルツール]の[デザイン]タブ、[ツール]グループにある、[範囲に変換]ボタンをクリックすると、
本当にテーブルを解除していいのかメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。
テーブルを解除することができました!
色もそのままなので、一見違いは分かりにくいですが、解除によってテーブルではなくなっているので、テーブル特有の機能が使えなくなっているんです。
その証拠に、解除する前にはあったフィルターをかけるための[▼]が、
テーブルを解除することで無くなっています。
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テーブルの色も解除したい
上記の方法ではテーブルを解除して、普通のセルの状態にできるものの、どうしてもテーブルの色といったテーブルならではの書式は残ってしまいます。
もし、テーブルを解除することはもちろん、テーブルの色といったテーブルならではの書式も合わせて解除したい場合には、2段階の操作を行います。
まず、テーブル内のセルならどれでもいいので、どれか1つのセルを選択します。
[テーブルツール]の[デザイン]タブ、
[テーブルスタイル]グループにある、図のボタンをクリックし、
表示された一覧の一番下にある、[クリア]をクリックします。
こうすることで、テーブルの状態ではあるけれど、テーブルならではの書式が解除されます。
(テーブルの状態であることは、[▼]があることから分かります。)
あとは、最初にご紹介した操作で、テーブル自体を解除すればいいので、テーブル内のセルならどれでもいいので、どれか1つのセルが選択されていることを確認し、
[テーブルツール]の[デザイン]タブ、[ツール]グループにある、[範囲に変換]ボタンをクリックします。
本当にテーブルを解除していいのかメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。
テーブルならではの書式も、テーブル自体も解除することができました。
この2段階操作の最初に使った、テーブルならではの書式を解除する[クリア]ボタンは、テーブルにしか使えないボタンなので、最初にテーブル自体を解除してしまうと、このボタンは使えなくなってしまいます。
予め、[クリア]ボタンで、テーブルのならではの書式を解除してから、
[範囲に変換]するのがポイントです。