表の罫線を消す

解説記事内の画像はWord 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Word 2016, 2013, 2010
Word 2016・2013・2010用 練習ファイル
(table-no-border.docx:19.0KB)

表の罫線を消す01 図の文書には、上下に表が2つあります。
それぞれに内容が違うのはもちろんですが、もう1つ違う点が。
それが罫線。
上の表では、罫線が無い部分があります。

表の罫線を消す02 どの線が無いかというと、下の表のオレンジ色の線が上の表にはありません。
【線が無いはずのところに点線が表示されている方】
これは、線が無いところはここですよ、と示すWordの機能が働いているためです。
詳しいことは後半の章でご説明しますので、

表の罫線を消す11 今回のお題は、表の罫線を消す操作。
下の表も、上の表と同じになるように罫線を消してみたいと思います。

さて、「罫線を消す」と書きましたが、実はこういった場合は、現在引いてある線を「見えない線に変更する」という風に考えます。
表の線の種類を変更したい時は、「表の罫線の種類を変える」でご紹介しているように、

どこに対して 範囲選択
どの線を [ペンのスタイル]ボックス
どの太さで [ペンの太さ]ボックス
どの色で [ペンの色]ボタン
どこに引く [罫線]ボタン

の手順で操作すればいいわけですから、今回もこの手順で簡単に変更することができます!

見えない線に変更する

表の罫線を消す03 まずは図のオレンジ色の線から消していくことにしましょう。
この位置の線は、表全体の一番左の線、一番右の線、一番上の線と考え、そしてこれらの「罫線を消す」、つまり「見えない線に変更」していきます。

表の罫線を消す04 手始めの3本の罫線のうち、どの線から操作していっても構わないのですが、今回は表全体の一番左の線から変更したいと思うので、まずは表全体を選択します。
選択したい表のところならどこでもいいのでマウスポインタを持っていくと、表の左上に十字マークが表示されるので、

表の罫線を消す05 その十字マークにマウスポインタを合わせると、マウスポインタも十字の形になるので、クリックすれば表全体を選択できます。

表の罫線の種類を変える」操作は、

どこに対して 範囲選択
どの線を [ペンのスタイル]ボックス
どの太さで [ペンの太さ]ボックス
どの色で [ペンの色]ボタン
どこに引く [罫線]ボタン

の手順となり、そのうちの「どこに対して」にあたる範囲選択が終わったので、次は「どの線を」の設定に進みます。

表の罫線を消す06 「どの線を」の設定は、[表ツール]の[デザイン]タブ、
【Word 2016・2013】[飾り枠]グループの[ペンのスタイル]ボックス
【Word 2010】[罫線の作成]グループの[ペンのスタイル]ボックス
で設定するので、この[ペンのスタイル]ボックスの[▼]をクリックします。

表の罫線を消す07 [ペンのスタイル]ボックスで選ぶのは、「どの線を」にあたる線の種類。
今回は「見えない線」にしたいので、[罫線なし]を選択します。

次は、

どこに対して 範囲選択
どの線を [ペンのスタイル]ボックス
どの太さで [ペンの太さ]ボックス
どの色で [ペンの色]ボタン
どこに引く [罫線]ボタン

の、「どの太さで」と「どの色で」の設定。

表の罫線を消す08 でも、「見えない線」にしたいということは、太さも色も無いということなので、先程の[ペンのスタイル]ボックスで[罫線なし]を選択した時点で、「どの太さで」を設定する[ペンの太さ]ボックスも、「どの色で」を設定する[ペンの色]ボタンも、選択できなくなります。
まさに「見えない線」には、太さも色も無い、ということをWord自ら案内してくれているわけですね。
というわけで、「どの太さで」と「どの色で」の部分は飛ばします。

そして最後は、

どこに対して 範囲選択
どの線を [ペンのスタイル]ボックス
どの太さで [ペンの太さ]ボックス
どの色で [ペンの色]ボタン
どこに引く [罫線]ボタン

の、「どこに引く」の設定。

表の罫線を消す09 「どこに引く」は、[罫線]ボタンで設定しますが、このボタンは二重構造になっているので、[▼]がある方のボタンをクリックします。

表の罫線を消す32 【Word 2010】
Word 2010の[罫線]ボタンはこのようなボタンです。
[罫線]ボタンの[▼]をクリックします。

表の罫線を消す10 [罫線]ボタンの[▼]をクリックすると、どこの位置の線を変更したいのか、一覧から選ぶことができます。
今は選択した表の、一番左の線を変えたいわけですから、一覧から[左罫線]をクリックします。

スポンサーリンク

表のグリッド線

表の罫線を消す12 表全体の一番左の線を「見えない線」にすることができました!
が、しか〜し!
「見えない線」にしたはずなのに、このように点線が表示されている方と、

表の罫線を消す13 「見えない線」にしたので、設定のとおり、線が見えなくなっている方の2パターンに分かれるはず。

自分がどちらのパターンになっていても、何も心配ありません!
どちらのパターンになっていても、実際にこの文書を印刷すると、この線の部分は「見えない線」にしたので当然印刷されません。

表の罫線を消す12 ですが、表の編集作業の時には、ここに見えない線があるんだ、ということが分かった方が操作しやすい場合が結構あるんです。
そこでWordでは、「見えない線はここにありますよ」というのを知らせるため、画面に点線で表示してくれます。
それが表のグリッド線
この表のグリッド線が表示されるようになっている方は、点線が表示されますし、

表の罫線を消す13 表のグリッド線が表示されないようになっている方は、「見えない線」の部分には、設定のとおり線が見えません。

繰り返しますが、あくまでも表のグリッド線は、編集時の目安線でしかありませんので、表示されていたとしても当然印刷されません。
そして、この表のグリッド線を表示させるかさせないかは、ボタン1つで切り替えられるようになっています
今回の操作は、表のグリッド線が表示されていても、表示されていなくても、操作のしやすさに変わりはないので、どちらでも構いませんが、これ以降は表のグリッド線が表示されている状態の図で、操作をご紹介していきます。

他の線も「見えない線」にしてみよう

表の罫線を消す29 今度は表全体の一番右の線を「見えない線」にしてみます。
先ほどの一番左の線を「見えない線」にした直後は、表全体が選択されている状態なので、そのまま引き続き設定に進みます。
選択を解除してしまった方は、もう一度表全体を選択しておいてください。

どこに対して 範囲選択
どの線を [ペンのスタイル]ボックス
どの太さで [ペンの太さ]ボックス
どの色で [ペンの色]ボタン
どこに引く [罫線]ボタン

の、「どこに対して」にあたる範囲選択は終わっているので、次は「どの線を」にあたる[ペンのスタイル]ボックスの設定。

表の罫線を消す14 [ペンのスタイル]ボックスは、[表ツール]の[デザイン]タブの、
【Word 2016・2013】[飾り枠]グループにありました。
【Word 2010】[罫線の作成]グループにありました。
[ペンのスタイル]ボックスは、先程の設定の状態が残っているので既に[罫線なし]になっています。
この[罫線なし]が「見えない線」ということでしたね。

続いて、

どこに対して 範囲選択
どの線を [ペンのスタイル]ボックス
どの太さで [ペンの太さ]ボックス
どの色で [ペンの色]ボタン
どこに引く [罫線]ボタン

の、「どの太さで」「どの色で」「どこに引く」の設定をします。

表の罫線を消す15見えない線」にしたいということは、太さも色も無いということなので、先程の[ペンのスタイル]ボックスで[罫線なし]を選択した時点で、[ペンの太さ]ボックスも[ペンの色]ボタンも選択できなくなります。
というわけで、「どの太さで」「どの色で」の設定は飛ばしてOK。
最後に「どこに引く」の設定のために、二重構造になっている[罫線]ボタンの、[▼]がある方のボタンをクリックします。

表の罫線を消す33 【Word 2010】
Word 2010ではこのようになっています。
[罫線]ボタンの位置が分かりづらいです。

表の罫線を消す16 [罫線]ボタンの[▼]をクリックして表示された一覧から、どの位置の線を変更したいのかを選びます。
今は選択した表の、一番右の線を変えたいわけですから、一覧から[右罫線]をクリックします。

表の罫線を消す17 表全体の一番右の線を「見えない線」にすることができました!

表の罫線を消す30 続いて、表全体の一番上の線を「見えない線」に変更してみます。
既に表全体が選択されている状態なので、このまま設定に入ります。

表の罫線を消す18 [ペンのスタイル]ボックスが[罫線なし]になっていることを確認し、[ペンの太さ]ボックスも[ペンの色]ボタンも選択できないことを確認し、[罫線]ボタンの[▼]をクリックします。

表の罫線を消す34 【Word 2010】
Word 2010ではこのようになっています。
[罫線]ボタンの位置が分かりづらいです。

表の罫線を消す19 [罫線]ボタンの[▼]をクリックすると、どこの位置の線を変更したいのか、一覧から選ぶことができます。
今は選択した表の一番上の線を変えたいわけですから、一覧から[上罫線]をクリックします。

表の罫線を消す20 表全体の一番上の線を「見えない線」にすることができました!

スポンサーリンク

線を引く位置に合わせて範囲選択を変える

表の罫線を消す21 次は、図のオレンジ色の線を「見えない線」に変更します。
この時、考え方は2つあって、「2列目の右の線」を変更する、と考えてもいいですし、「3列目の左の線」を変更する、と考えてもいいです。
今回は「2列目の右の線」を変更する、と考えることにしますので、

表の罫線を消す22 2列目を選択しましょう。
2列目の、一番上の罫線にマウスポインタを重ねると、マウスポインタが小さな黒い下矢印の形に変わるのでクリックすると、2列目を選択できます。

どこに対して 範囲選択
どの線を [ペンのスタイル]ボックス
どの太さで [ペンの太さ]ボックス
どの色で [ペンの色]ボタン
どこに引く [罫線]ボタン

の、「どこに対して」にあたる範囲選択が終わったので、次は「どの太さで」「どの色で」「どこに引く」の設定です。

表の罫線を消す23 [ペンのスタイル]ボックスが[罫線なし]になっていることを確認し、[ペンの太さ]ボックスも[ペンの色]ボタンも選択できないことを確認し、[罫線]ボタンの[▼]をクリックします。

表の罫線を消す35 【Word 2010】
Word 2010ではこのようになっています。
[罫線]ボタンの位置が分かりづらいです。

表の罫線を消す24 [罫線]ボタンの[▼]をクリックすると、どこの位置の線を変更したいのか、一覧から選ぶことができます。
今は選択した列の右側の線を変えたいわけですから、一覧から[右罫線]をクリックします。

表の罫線を消す31 2列目の右側の線を「見えない線」に変更することができました!

表の罫線を消す25 表を選択したままでは現在の状態が分かりづらいので、一旦、範囲選択を解除してみましょう。
現在範囲選択している箇所以外のどこかを、マウスポインタが図のような形でクリックします。

今回のように、表の一部の線を消したい場合、表という姿をしている以上、その姿の一部となっている罫線を「削除」することはできません。
建物の鉄筋の一部を取り払ったら、その建物が崩れてしまうのと同じで、表の一部の線を削除したら表が歪んでしまうので、そもそも削除できない、と考えるとイメージしやすいかもしれません。

表の罫線を消す26 罫線を「削除する」ができないので、「見えない線に変更する」、というのが今回ご紹介した操作。
これで、表の姿を保ったまま、線が無いように見せることができ、しかもその操作は、表の罫線の種類を変える操作と全く同じだということも実感していただけたと思います!

スポンサーリンク