頭のゼロを表示する[001と表示する]

解説記事内の画像はExcel 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2016, 2013, 2010
Excel 2016・2013・2010用 練習ファイル
(turn1-into001.xlsx  226KB)

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セルに「001」と入力 セルに「001」と入力し、[Enter]キーでセルを確定したら、

頭に付いていた0(ゼロ)が消えて、「1」になった 頭に付いていた0(ゼロ)が消えて、「1」になってしまった!

これは誰もがぶつかる「Excel あるある」。
Excelが故障したとかではなく、むしろExcelさんが気を利かせてくれた結果なんです!

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原因と解決法

そもそもExcelさんにとって、「数字」とは、「計算するためのもの」。
人間だって、「1+2」とは書くけれど、「001+002」とは書いたりしません。
だからこそ、「001」と入力すると、Excelさんは気を利かせて、頭に付いたゼロを取って「1」にしてくれるのです。

ところが、人間の世界には、「計算するための数字」以外に、管理するために使うような「計算には使わない数字」が存在するので、「001」という数字を入力したいことだってあります。
そんな時には、前もってExcelさんに「ここに入力するものは文字として扱ってね」というお知らせをした上で、入力しなければならないんです!

そのお知らせをする方法は2種類あって、

があります。

文字列の表示形式を使って、頭の0が消えないようにする

頭に0が付く数字を入力したいセルを範囲選択 まずは頭に0が付く数字を入力したいセルを範囲選択します。

範囲選択したセルのところで右クリック 範囲選択したセルのところだったらどこでもいいので右クリック、

[セルの書式設定]をクリック [セルの書式設定]をクリックします。

表示形式を[文字列]に設定 表示されたダイアログボックスの[表示形式]タブにある、左側の一覧から「文字列」をクリックで選択し、[OK]ボタンをクリックすると、

表示形式を[文字列]に設定 完了 表示形式を「文字列」に設定しても、既に数字が入力されているセルは、さっきまで右詰めだった「1」という数字が左詰めになっただけで、「001」にはなりません。
そうです、この設定は前もって入力前に設定しておくのがポイントです。
先ほど「001」と入力したものは、Excelさんに既にデータ自体を「1」に変更されちゃってるんで、「001」と入力をしたこと自体が無かったことになっています。

セルに「001」と入力 そこでもう一度、「001」と入力し、セルの中で文字カーソルが点滅しなくなるまで[Enter]キーでセルを確定すれば、

「001」と入力できた 前もって入力前に「計算に使うような数字じゃないから、文字として扱ってね」とExcelさんにお願いしておいたので、頭のゼロが取り払われることなく、思い通りに「001」と入力することができました!

表示形式を[文字列]に設定した他のセルにも入力 もちろん、同じく文字列の表示形式を設定した他のセルも、入力すれば頭の0が消えることはありません。

セルの左上に表示された、緑色の小さな三角マーク ちなみに、よ〜く目を凝らして見ると、このセルの左上に緑色の小さな三角マークが表示されています。

エラーチェックオプション 左上に緑色の三角マークが表示されているセルを選択すると、びっくりマークをした[エラーチェックオプション]ボタンが表示されます。
このボタンをクリックすると、

エラーチェックオプションのメッセージ 「数値が文字列として保存されています」という文章が選択されている状態になっています。
「気を利かせてゼロ取ってないからよろしくね」とExcelさんが念押ししてくれているイメージです。

キーボードの[Esc]キー キーボードの[Esc]キーを押せば、

[エラーチェックオプション]ボタンだけの表示に戻った びっくりマークのボタンだけの表示に戻ります。
というわけで、このびっくりマークのボタンが表示されても、あえて数値が文字列になるようにしているわけですから、特に気にする必要はありません


頭に0が付く数字を入力したいセルを範囲選択 また、文字列の表示形式は、リボンにあるボタンでも設定できるので、文字列の表示形式を設定したいセルを範囲選択して、

[ホーム]タブ [ホーム]タブの、

表示形式で[文字列]を選択 [数値]グループにある[▼]をクリック。
一覧から[文字列]を選択しても設定できます。

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シングルクォーテーションを使って、頭の0が消えないようにする

Sheet2に切り替える 練習用ファイルを操作しながらご覧いただいている方は、画面左下のシート見出しで、Sheet2に切り替えます。

前の章のように、文字列の表示形式を使う方法では、

  1. 頭の0が消えないようにしたいセル範囲に、予め文字列の表示形式を設定
  2. 数字を入力

という、予めセルに設定を施した上で、入力を行うという2段階の方法でした。

でも、文字列の表示形式のように前準備をせず、いきなり入力を初めて、その入力のときに「ここに入力したものをそのまま表示してね」とExcelさんに伝える方法があります。

シングルクォーテーションを入力するキー それが、半角のシングルクォーテーションを使う方法。
このキーはそのまま押すと「7」が入力されてしまうので、日本語入力OFFの状態で、[Shift]キーを押したまま、図のキーを押すことで、半角のシングルクォーテーションが入力できます。

セルを選択 それでは実際に操作してみましょう。
頭に0が付く数字を入力したいセルを選択し、

半角のシングルクォーテーションを入力 半角のシングルクォーテーションを入力後、

続けて数字を入力 続けて数字を入力します。
セルの中で文字カーソルが点滅しなくなるまで[Enter]キーで確定すれば、

「001」と入力できたこのシングルクォーテーションの後に入力したものをそのまま表示してね」とExcelさんにお伝えしたことになるので、頭のゼロが取り払われることなく、思い通りに「001」と入力することができました!

セルの左上に表示された、緑色の小さな三角マーク そして、このシングルクォーテーションを使った入力でも、表示形式を変えているわけではないものの、あえて数字を文字列として入力していることになるので、セルの左上に緑色の小さな三角マークが表示されます。

どちらを使うか

今回ご紹介した方法は、

のように2種類あったわけですが、どちらを使うかはお好みです。

表示形式を[文字列]に設定 私の場合は、複数セルに入力する場合には、文字列の表示形式を使うことが多いですし、

シングルクォーテーションを入力するキー 1つのセルにしか入力しないのなら、シングルクォーテーションを使う方が多いです。

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