行や列の選択[初心者さんのための基本編]
Excel 2019, 2016, 2013 Microsoft 365
解説記事内の画像はExcel 2019のものです。
スポンサーリンク
Excelでは、それぞれの行や列の中にある、一部のセルに物事を行うときには、セルを選択します。
ですが、一部のセルではなく、行全体に物事を行うときには、行を選択し、
列全体に物事を行うときには、列を選択します。
スポンサーリンク
行の選択
行を選択するときに使うのが、Excel画面の左端にある「行番号」。
3行目を選択したいなら、3行目の行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い右向き矢印になっていることを確認したらクリックすると、
3行目を選択できました!
3行目を選択するということは、「3行目にある全てのセルを選択する」ということです。
各行には16,384個のセルがあるのですが、それを1クリックで選択しています。すごいっ!
(この16,384個という数字は覚えても全然役に立ちません。覚えるのは、猛烈にたくさんあるセルを行ごと丸々選択している、という方です♪)
行を選択すると、「ここを選択していますよ」という合図で、選択した行の色がうっすら変わりますが、選択した行内の、先頭のセルだけ色が変わりません。
これは複数のセル範囲を選択したときと同じで、「そういうもんだ」と思って気にする必要はありません。
同様にして、10行目を選択したいなら、10行目の行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い右向き矢印になっていることを確認したらクリックすると、
10行目を選択できました!
行の選択で行番号にマウスポインターを合わせるときには、行番号の数字のところにマウスポインターを合わせます。
行番号と行番号の境目にマウスポインターを合わせてしまうと、
マウスポインターは黒い右向き矢印にはなりません。
これだと行の高さを変えるという、まったく別の操作になってしまいます。
Excelではマウスポインターの形によって、動作がまったく異なります!
マウスポインターの形を確認しながら操作するのが、Excel操作の超重要ポイント。
行の選択では、行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターの形は黒い右向き矢印です!
複数行の選択
今度は4行目から6行目までを選択してみましょう。
まずは4行目の行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い右向き矢印になっていることを確認したら、6行目の行番号までドラッグします。
ドラッグ中は、マウスポインターの形は白い十字の形になります。
4行目から6行目までを選択できました!
同様にして、9行目から10行目までを選択してみましょう。
まずは9行目の行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い右向き矢印になっていることを確認したら、10行目の行番号までドラッグします。
ドラッグ中は、マウスポインターの形は白い十字の形になります。
9行目から10行目までを選択できました!
行を選択すると、「ここを選択していますよ」という合図で、選択した行の色がうっすら変わりますが、選択した行内の、先頭のセルだけ色が変わりません。
これは複数のセル範囲を選択したときと同じで、「そういうもんだ」と思って気にする必要はありません。
行選択の解除
行の選択を解除したいときには、どれでもいいので、どれか1つのセルにマウスポインターを合わせ、マウスポインターが白い十字の形でクリックすると、
行の選択を解除できます。
そうです!
行選択の解除って、結局どこか1つのセルを選択するということなんです。
列の選択
列を選択するときに使うのが、ワークシートの上にある「列番号」。
D列を選択したいなら、D列の列番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い下向き矢印になっていることを確認したらクリックすると、
D列を選択できました!
D列を選択するということは、「D列にある全てのセルを選択する」ということです。
各列には1,048,576個のセルがあるのですが、それを1クリックで選択しています。
(この1,048,576個という数字は覚えても全然役に立ちません。覚えるのは、猛烈にたくさんあるセルを列ごと丸々選択している、という方です♪)
列を選択すると、「ここを選択していますよ」という合図で、選択した列の色がうっすら変わりますが、選択した列内の、先頭のセルだけ色が変わりません。
これは複数のセル範囲を選択したときと同じで、「そういうもんだ」と思って気にする必要はありません。
同様にして、A列を選択したいなら、A列の列番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い下向き矢印になっていることを確認したらクリックすると、
A列を選択できました!
列の選択で列番号にマウスポインターを合わせるときには、列番号のアルファベットのところにマウスポインターを合わせます。
列番号と列番号の境目にマウスポインターを合わせてしまうと、
マウスポインターは列を選択する黒い下向き矢印にはなりません。
これだと列幅を変えるという、まったく別の操作になってしまいます。
繰り返しますが、Excelではマウスポインターの形によって、動作がまったく異なります!
マウスポインターの形を確認しながら操作するのが、Excel操作の超重要ポイント!
列の選択では、列番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターの形は黒い下向き矢印です!
複数列の選択
今度はB列からD列までを選択してみましょう。
まずはB列の列番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い下向き矢印になっていることを確認したら、D列の列番号までドラッグします。
ドラッグ中は、マウスポインターの形は白い十字の形になります。
B列からD列までを選択できました!
複数列を選択したときも、「ここを選択していますよ」という合図で、選択した列の色がうっすら変わりますが、選択した列内の、先頭のセルだけ色が変わりません。
これも複数のセル範囲を選択したときと同じで、「そういうもんだ」と思って気にする必要はありません。
列選択の解除
列の選択を解除したいときも、行選択の解除と方法は同じです。
どれでもいいので、どれか1つのセルにマウスポインターを合わせ、マウスポインターが白い十字の形でクリックすると、
列の選択を解除できます。
列選択の解除も、結局どこか1つのセルを選択するということなんです。
このページでは、基本的な行列の選択の操作をご紹介しました。
更に[Shift]キーや[Ctrl]キーを使った行や列の選択も欠かせない技なので、是非マスターしてください!
スポンサーリンク
かつて、こんな後悔のご経験はありませんか?
もっと早くからパソコンを触っておけば...
今まさしく、あの時とは比べものにならない大きな進化が、今まで経験したことのない驚異的なスピードで私たちを巻き込んでいます。
そうです、AIです。
あの時の何倍も何十倍も大きな後悔をしないために、本当に必要な情報とテクニックが手に入る場所、それがBe Cool UsersのAI特化メンバーシップです!
Be Cool Users管理人の略歴・得意なことをまとめました!
お仕事のご依頼も「自己紹介・お仕事のご依頼につきまして」からご連絡くださいませ。
「こんなことできる?」もお気軽にご相談ください。