行や列の選択[初心者さんのための基本編]

練習用データ(12.7KB)
Excel 2019, 2016, 2013 Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン2008と、バージョン2012で動作確認しています。
解説記事内の画像はExcel 2019のものです。

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セルを選択

Excelでは、それぞれの行や列の中にある一部のセルに物事を行うときには、セルを選択します。

行を選択

ですが、一部のセルではなく、行全体に物事を行うときには、行を選択し、

列を選択

列全体に物事を行うときには、列を選択します。

目次

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行の選択

行番号

行を選択するときに使うのが、Excel画面の左端にある「行番号」。

行番号にマウスポインターを合わせるとマウスポインターが黒い右向き矢印になる

3行目を選択したいなら、3行目の行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い右向き矢印になっていることを確認したらクリックすると、

3行目を選択できた

3行目を選択できました!
3行目を選択するということは、「3行目にある全てのセルを選択する」ということです。
各行には16,384個のセルがあるのですが、それを1クリックで選択しています。すごいっ!
(この16,384個という数字は覚えても全然役に立ちません。覚えるのは、猛烈にたくさんあるセルを行ごと丸々選択している、という方です♪)

選択した行はうっすら色が変わる

行を選択すると、「ここを選択していますよ」という合図で、選択した行の色がうっすら変わりますが、選択した行内の、先頭のセルだけ色が変わりません。
これは複数のセル範囲を選択したときと同じで、「そういうもんだ」と思って気にする必要はありません。

行番号にマウスポインターを合わせるとマウスポインターが黒い右向き矢印になる

同様にして、10行目を選択したいなら、10行目の行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い右向き矢印になっていることを確認したらクリックすると、

10行目を選択できた

10行目を選択できました!

行番号の数字のところにマウスポインターを合わせる

行の選択で行番号にマウスポインターを合わせるときには、行番号の数字のところにマウスポインターを合わせます。

行番号と行番号の境目にマウスポインターを合わせた場合

行番号と行番号の境目にマウスポインターを合わせてしまうと、

行の高さを変えるマウスポインターの形

マウスポインターは黒い右向き矢印にはなりません。
これだと行の高さを変えるという、まったく別の操作になってしまいます。

行の選択のマウスポインターの形は黒い右向き矢印

Excelではマウスポインターの形によって、動作がまったく異なります!
マウスポインターの形を確認しながら操作するのが、Excel操作の超重要ポイント。
行の選択では、行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターの形は黒い右向き矢印です!

複数行の選択

4行目から6行目の行番号までをドラッグ

今度は4行目から6行目までを選択してみましょう。
まずは4行目の行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い右向き矢印になっていることを確認したら、6行目の行番号までドラッグします。
ドラッグ中は、マウスポインターの形は白い十字の形になります。

4行目から6行目までを選択できた

4行目から6行目までを選択できました!

9行目から10行目の行番号までをドラッグ

同様にして、9行目から10行目までを選択してみましょう。
まずは9行目の行番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い右向き矢印になっていることを確認したら、10行目の行番号までドラッグします。
ドラッグ中は、マウスポインターの形は白い十字の形になります。

4行目から6行目までを選択できた

9行目から10行目までを選択できました!

選択した行はうっすら色が変わる

行を選択すると、「ここを選択していますよ」という合図で、選択した行の色がうっすら変わりますが、選択した行内の、先頭のセルだけ色が変わりません。
これは複数のセル範囲を選択したときと同じで、「そういうもんだ」と思って気にする必要はありません。

行選択の解除

どれか1つのセルにマウスポインターを合わせ、マウスポインターが白い十字の形でクリック

行の選択を解除したいときには、どれでもいいので、どれか1つのセルにマウスポインターを合わせ、マウスポインターが白い十字の形でクリックすると、

行選択の解除はどこか1つのセルを選択するということ

行の選択を解除できます。
そうです!
行選択の解除って、結局どこか1つのセルを選択するということなんです。

列の選択

列を選択するときに使うのが列番号

列を選択するときに使うのが、ワークシートの上にある「列番号」。

列番号にマウスポインターを合わせると黒い右向き矢印になる

D列を選択したいなら、D列の列番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い下向き矢印になっていることを確認したらクリックすると、

D列を選択できた

D列を選択できました!
D列を選択するということは、「D列にある全てのセルを選択する」ということです。
各列には1,048,576個のセルがあるのですが、それを1クリックで選択しています。
(この1,048,576個という数字は覚えても全然役に立ちません。覚えるのは、猛烈にたくさんあるセルを列ごと丸々選択している、という方です♪)

選択した列はうっすら色が変わる

列を選択すると、「ここを選択していますよ」という合図で、選択した列の色がうっすら変わりますが、選択した列内の、先頭のセルだけ色が変わりません。
これは複数のセル範囲を選択したときと同じで、「そういうもんだ」と思って気にする必要はありません。

列番号にマウスポインターを合わせると黒い右向き矢印になる

同様にして、A列を選択したいなら、A列の列番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い下向き矢印になっていることを確認したらクリックすると、

A列を選択できた

A列を選択できました!

列の選択では列番号のアルファベットにマウスポインターを合わせる

列の選択で列番号にマウスポインターを合わせるときには、列番号のアルファベットのところにマウスポインターを合わせます。

列番号と列番号の境目

列番号と列番号の境目にマウスポインターを合わせてしまうと、

列幅を変えるマウスポインターの形

マウスポインターは列を選択する黒い下向き矢印にはなりません。
これだと列幅を変えるという、まったく別の操作になってしまいます。

列の選択では列番号のアルファベットにマウスポインターを合わせる

繰り返しますが、Excelではマウスポインターの形によって、動作がまったく異なります!
マウスポインターの形を確認しながら操作するのが、Excel操作の超重要ポイント!
列の選択では、列番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターの形は黒い下向き矢印です!

複数列の選択

B列の列番号からD列の列番号までドラッグ

今度はB列からD列までを選択してみましょう。
まずはB列の列番号にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い下向き矢印になっていることを確認したら、D列の列番号までドラッグします。
ドラッグ中は、マウスポインターの形は白い十字の形になります。

B列からD列までを選択できた

B列からD列までを選択できました!

選択した列の色がうっすら変わる

複数列を選択したときも、「ここを選択していますよ」という合図で、選択した列の色がうっすら変わりますが、選択した列内の、先頭のセルだけ色が変わりません。
これも複数のセル範囲を選択したときと同じで、「そういうもんだ」と思って気にする必要はありません。

列選択の解除

どれか1つのセルにマウスポインターを合わせクリック

列の選択を解除したいときも、行選択の解除と方法は同じです。
どれでもいいので、どれか1つのセルにマウスポインターを合わせ、マウスポインターが白い十字の形でクリックすると、

列の選択を解除できた

列の選択を解除できます。
列選択の解除も、結局どこか1つのセルを選択するということなんです。

Excelで行や列を選択する

このページでは、基本的な行列の選択の操作をご紹介しました。
更に[Shift]キーや[Ctrl]キーを使った行や列の選択も欠かせない技なので、是非マスターしてください!

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