セルの色や文字の色でデータを抽出!色フィルター

解説記事内の画像はExcel 2010のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2010, 2007

オートフィルタでデータ抽出では、オートフィルタの基本操作を見ていただきましたが、ここではかゆいところに手が届く機能、色フィルターをご紹介します!

下の図のような顧客名簿で作業していたとします。
仕事上、ちょっと気になるお客さんの名前のセルに、こんな風に色をつけていたとします。 セルの色や文字の色でデータを抽出!色フィルターの操作画像01

後から「色で印を付けておいたお客さんのデータを見たい!」ということになったら、とっても簡単!

セルの色や文字の色でデータを抽出!色フィルターの操作画像02 オートフィルタをONにして、抽出の準備ができたら、セルに色が付いている項目名の[▼]をクリック。

セルの色や文字の色でデータを抽出!色フィルターの操作画像03 [色フィルター]で表示される一覧から、抽出したいセルの色をクリックで選択すると、

選択したセルの色を持つデータが抽出されました!
セルの色や文字の色でデータを抽出!色フィルターの操作画像04

セルの色や文字の色でデータを抽出!色フィルターの操作画像05 セルの色の他に文字の色でも抽出できます。

セルの色や文字の色でデータを抽出!色フィルターの操作画像06 文字に色が設定されているセルがある場合には、[色フィルター]の一覧にも[フォントの色でフィルター]という一覧が表示されます。

右クリックでも抽出できる!

先程は[▼]をクリックし、[色フィルター]の一覧から、抽出したい色を選択しましたが、実はもっと簡単な方法もあるんです。

セルの色や文字の色でデータを抽出!色フィルターの操作画像07 抽出したい色が設定されているセルを選択後、

セルの色や文字の色でデータを抽出!色フィルターの操作画像08 右クリック。
[フィルター]から[選択したセルの色でフィルター]をクリックすれば、あっという間に抽出できます!
もちろん、文字に色が設定されているセルを選択した場合は、[選択したセルのフォント色でフィルター]をクリックすればOKです。

この右クリックの方法は、オートフィルタをONにしていない状態でもできるので、スピーディーです。

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