日付の抽出!日付フィルター

解説記事内の画像はExcel 2019のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2019, 2016, 2013, 2010
  • Office365
Office 365はバージョン1803、ビルド9126.2295で動作確認しています。
Excel 2019・2016・2013・2010/Office 365用 練習ファイル
(date-filters.xlsx  16.4KB)
フィルターでデータを抽出!」の続きでご覧いただいている方は、「フィルターでデータを抽出!」の練習用データをそのままお使いいただけます。

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データベースフィルターでデータを抽出!」では、たくさんのデータの中から、欲しいデータを抽出する基本操作についてご説明しています。
このページでは、日付データを抽出する方法に注目してご説明していきます!
是非とも知っておきたい日付抽出の便利機能もご紹介しますヨ。

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日付フィルター

データベース 例えばこのようなデータのうち、2018/3/16から2018/4/15までに入会した方を抽出したい場合には、

見出し「入会日」の[▼]をクリック 「入会日」で抽出をかければいいので、見出し「入会日」の[▼]をクリックします。

条件を1つだけ指定する場合 [日付フィルター]にマウスポインタを合わせると、選択肢がずらっと並んでいます。
ちょっと話がそれるのですが、「今日」とか「先月」とか、より直感的に抽出できる項目が並んでいます。
(練習用データには、2018年6月以降のデータが入力されていないので、「今日」とか「先月」とかを選択しても、抽出されるデータはありません。)

[日付フィルター] [日付フィルター]の一覧のうち、図で示したものならどれをクリックしても、結局同じダイアログボックスが表示されます。
これはどういうことかというと、

[指定の値に等しい] [指定の値に等しい]をクリックすれば、

[と等しい] 表示されたダイアログボックスの右側が[と等しい]になっていて、

[指定の値より後] [指定の値より後]をクリックすれば、

[より後] 表示されたダイアログボックスの右側が[より後]になるだけで、もちろんダイアログボックス右側の[▼]をクリックすれば自分で種類を変えられます。

日付の抽出条件の設定 今回抽出したい「2018/3/16から2018/4/15まで」は、「2018/3/16以降で、なおかつ2018/4/15以前」のことですから、表示されたダイアログボックスで、1つ目の条件を「2018/3/16以降」、2つ目の条件を「2018/4/15以前」にします。
日付の部分は自分で入力してもいいですし、

カレンダーから設定 カレンダーから設定することもできます。

「AND」を選択 そして、「2018/3/16以降で、なおかつ2018/4/15以前」の「なおかつ」を意味する「AND」を選択し、[OK]ボタンをクリックすれば、

日付で抽出 完了 2018/3/16から2018/4/15までに入会した方を抽出することができました!

条件を1つだけ指定する場合 もちろん、「2018/3/16以降で、なおかつ2018/4/15以前」のように条件が2つではなく、「2018/3/16以降」だけなら、その1つの条件を指定するだけで、「AND」「OR」は気にする必要がありません。
どちらになっていても問題ありません。

練習用データを操作しながらご覧いただいている方は、次の操作のために、この抽出をクリアして、すべてのデータが表示された状態にしておいてください。
クリアの仕方が分からない方は、「フィルターでデータを抽出!」ページの、「フィルターをクリアで抽出条件を解除」の章をご覧ください。

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日付フィルターでの日付入力の仕方

西暦で表示されている日付日付入力のお作法」でご紹介しているとおり、Excelの日付はセルに格納されている「データ」と、表面的な「見栄え」の関係になっていますので、日付がスラッシュで区切って表示されていようが、

和暦で表示されている日付 ○年○月○日のように表示されていようが、そして西暦で表示されていようが、和暦で表示されていようが、

年月日をスラッシュで区切って入力 日付フィルターで日付を入力するときには、年月日をスラッシュで区切って入力すればOK。

和暦で年月日をスラッシュで区切って入力 もちろん、和暦の方が入力しやすければ、元号を示すアルファベットを先頭に、和暦で年月日をスラッシュで区切って入力すればOKです。

[と等しい] ただし、ダイアログボックス右側を[と等しい]に設定している場合だけは要注意。

入力されている日付の表示形式 実際の日付がこのような形式になっているのなら、これと同じ形式で、

[と等しい]の場合の日付入力 ダイアログボックスにも入力してあげないと、フィルターがうまくかからないようです。


和暦で表示されている日付 また、年を入力せずに月日だけ入力してしまうと、2018年に抽出条件を入力操作しているなら2018年の入力した月日、2019年に抽出条件を入力操作しているなら2019年の入力した月日のように、条件を入力しているその年の日付として抽出条件が設定されてしまいますので、年を忘れずに入力するクセを付けた方が、困ることは起こりません。

練習用データを操作しながらご覧いただいている方で、抽出がかかっている状態の方は、次の操作のために、抽出をクリアして、すべてのデータが表示された状態にしておいてください。
クリアの仕方が分からない方は、「フィルターでデータを抽出!」ページの、「フィルターをクリアで抽出条件を解除」の章をご覧ください。

「今月生まれ」などの抽出に大活躍![期間内の全日付]

今月生まれ」の人を抽出したいといった場合、「誕生日」で抽出をかければいいので、見出し「誕生日」の[▼]をクリックします。

[日付フィルター]で[今月] 「今月生まれ」の抽出なだけに、[日付フィルター]で[今月]を選択したくなりそうですが、これはNG。
[今月]は、今あなたがこの操作をしている年の、その月のこと。
今あなたがこの操作をしているのが、2018年11月なら、2018年11月が誕生日の赤ちゃんしか抽出されません。

[期間内の全日付] 1968年に生まれた人だろうが、2005年に生まれた人だろうが、年に関係なく、とにかく11月に生まれている人を抽出したいというのであれば、[日付フィルタ]から[期間内の全日付]、そして[11月]をクリックすれば、

年に関係なく、11月のデータだけを抽出 年に関係なく、11月のデータだけを抽出することができました!

練習用データを操作しながらご覧いただいている方は、次の操作のために、この抽出をクリアして、すべてのデータが表示された状態にしておいてください。
クリアの仕方が分からない方は、「フィルターでデータを抽出!」ページの、「フィルターをクリアで抽出条件を解除」の章をご覧ください。

日付の抽出もマスターして、基本の抽出はおまかせあれ!ですが、もう一つ欠かせない抽出が。
それは、数字の抽出。
下記の赤いボタンをクリックしてお進みください!

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