マイナスの赤はもちろん56色も！ユーザー定義の表示形式で色指定

選択するだけの表示形式でも、色付きの表示に設定できるように、

ユーザー定義の表示形式でも、色の指定ができるようになっています。
書き方は、表示形式記号の前に、色を半角の角括弧で囲んで指定します。

今回は、セルに入力されている数字データを、3桁区切りのカンマ付きで、後ろに「円」の文字が表示されるようにします。

マイナスの数字が入力されたときは、同じ表示だけど赤い色で表示されるようにします。

そして、色の指定を付けたいときは、表示形式の前に、半角の角括弧で囲んで指定するので、

設定したいセルを範囲選択。

【マウス操作の場合】
選択したところで右クリック、［セルの書式設定］をクリックします。
【ショートカットキーの場合】
Ctrlを押したまま1キーを押します。

［表示形式］タブで［ユーザー定義］を選択。

入力欄に現在表示されているものを消し、

入力欄に入力します。
シャープやダブルクォーテーション、角括弧などの表示形式記号は半角で入力します。
［OK］ボタンをクリックします。

設定できました！

表面的には「円」という文字付きで見えますが、数式バーを見ると、データ自体は数字データであることが分かります。
数字データなので、もちろん数字の計算に使えるわけですね。

そして、データをマイナスの数字に修正すると、マイナスの表示形式に設定したとおり、赤で表示されます！

色の指定は、表示形式記号の前に、色を半角の角括弧で囲んで指定するわけですが、その色自体は「色の名前」と「色の番号」で指定する方法があります。

色を名前で指定する例はこんな感じ。
使える色の名前は、
黒・緑・白・青・紫・黄・水・赤
です。

色を番号で指定する例はこんな感じ。
角括弧の中に「色1」から「色56」のどれかを指定。
「色」という文字に続く色番号の数字は半角で入力します。
各色は下記の表のとおりです。