Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)

解説記事内の画像はExcel 2013のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2013, 2010, 2007

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)01 これは、あるセミナーに参加する方のお名前を入力した、参加者名簿です(もちろん架空)。
そして、過去にこのセミナーに参加してくださっている方の場合は、その参加回数も入力しています。

今回はこの名簿を使って、リピートして参加してくださっている方の人数や、今回のセミナーに参加する全員の人数を、関数を使って数えてみたいと思います。

「いやいや、自分の目で 1、2、3・・・って数えればいいじゃん!」と思ったそこのあなた!
私もそう思います(笑)。
確かにこれ位の人数であれば、自分の目で数えても何の苦労もないですが、何十人もいるような名簿の場合を想像してみてください。数える気はおきませんよね。
今回はシンプルにするために、少ない人数の名簿を例にしていますが、数えるものが多くなればなるほど、威力を発揮してくれますヨ。

今回は、「Excel 関数 基本のキ(まずはここから編)」をご覧いただいていることを前提に進めていきますので、まだの方は最初にそちらからご覧ください。

COUNT関数

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)26 まずは、B11番地に、過去にこのセミナーに参加してくださっている、リピーターの方は何人いるのか、その人数を数えてみたいと思います。

こういった時、最初に考えるのは、リピーターの人数を数えるためには、名簿のどの欄を数えればいいのか、ということです。
この名簿の場合、「参加回数」という欄があり、その欄には過去の参加回数が入力されているので、この欄に数字が入力されている人はリピーターということになります。
というわけで、「参加回数」欄で、数字が入力されているセルの個数を数えれば、リピーターの人数が分かります。

数値が入力されているセルの個数を数えるのが、「COUNT関数」です!

「カウント関数」と読みますヨ。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)02 まずはリピーターの人数を表示させたいB11番地を選択し、数式バーにある[関数の挿入]ボタンをクリックします。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)03 関数を指定するためのダイアログボックスが表示されるので、[関数の分類]で「すべて表示」を選択すると、すべての関数が[関数名]欄にABC順で表示されます。
「COUNT」をクリックで選択し、[OK]ボタンを押します。

この時、「COUNT」の頭文字である「C」のところまで、一瞬でスクロールする技がありましたね。
忘れてしまった方は、「Excel 関数 基本のキ(まずはここから編)」をご覧ください!

また、この時、[関数の分類]で「すべて表示」を選択して関数を指定していますが、それがどうしてなのか、そして他の方法に関しても、「Excel 関数 基本のキ(まずはここから編)」をご覧ください。

先程のダイアログボックスで「COUNT」を選択し、[OK]ボタンを押すと、今度は下の図のようなダイアログボックスが表示され、その一番上の欄に「B9:B10」と表示されています。
「:」は、「から」と読み替えてください
Excelさんが、「あなたがセルの個数を数えたい範囲は、B9からB10番地なんじゃないの?」と、予想をつけてセル範囲を提案してくれているわけです。
Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)04

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)05 実際の表で確認すると、本来は左の図のように「B4:B10」の範囲で数えたいのに、Excelさんに提案された範囲には「B9:B10」と、その一部の範囲しか提案してくれていないことが分かります。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)06 というわけで、正しい範囲を指定するべく、マウスポインタを表のところに持っていき、正しいセル範囲をマウスで範囲選択し直します。

この時、表示されているダイアログボックスが、表にかぶってしまって範囲選択できない!という方は、ダイアログボックスを邪魔にならないところに移動してから、範囲選択し直します。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)07 選択し直したセル範囲が、「アリの行列」のようなグルグル動く点線で囲まれ、

ダイアログボックスのセル範囲の表示も、正しく選択し直したセル範囲に変わりました。
ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックすると、
Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)08

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)09 B11番地に、指定した範囲の中で、数値が入力されているセルの個数を表示させることができました!

このB11番地が選択されている状態で数式バーを見てみると、COUNT関数の数式が確認できます。

関数に慣れてきたら、B11番地に直接この数式を入力して計算させてもOK。
つまり、先ほど使ったダイアログボックスは、この数式を気軽に入力できるようにするためのものだったんです。

Excel 関数 基本のキ(まずはここから編)」でご紹介しているように、数式には「きまり」がありました。
引数に何を指定するかは各関数によって違うのですが、COUNT関数では個数を数えたいセルの範囲を指定します。
Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)10

なので、この数式を読み替えると、「B4からB10番地までの、数値が入っているセルの個数を数えてね」ということになります。
Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)11

さて、ここまでの操作を、Be Cool Usersお馴染みの「セリフ」にしてみましょう!

ここに、関数を入れてね。COUNT関数だよ。(数えたいのは)ここからここまでだよ。

となります。

ここに、 計算結果を表示させたいセルを選択
関数を入れてね。 [関数の挿入]ボタンをクリック
COUNT関数だよ。 ダイアログボックスで「COUNT」を選択
(数えたいのは)
ここからここまでだよ。
引数である範囲を指定

スポンサーリンク

COUNTA関数

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)12 今度は、B12番地に、今回のセミナーに参加する全員の人数を表示させたいと思います。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)13 もちろん最初に考えるのは、参加者全員の人数を数えるためには、名簿のどの欄を数えればいいのか、ということです。

どの欄を数えればいいか、考えはまとまったでしょうか?

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)14 これは難しく考える必要はありません。
この表自体が、セミナーの参加者名簿なので、参加者の名前が入力されている欄のセルの個数を数えれば、参加者全員の人数が分かります。

「じゃぁ、セルの個数を数えればいいから、COUNT関数を使えばいいんだ!」
と思いたいところですが、実はCOUNT関数ではうまく数えることができません。

なぜなら・・・

数値が入力されているセルの個数を数えるのが、「COUNT関数

だからです!

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)14 今回、セルの個数を数えたいのは、A4からA10番地。
この欄に入力されているのは「名前」、つまり「文字」なので、「数値」が入っているセルの個数を数えるためのCOUNT関数では数えられないんです!

そこで登場するのが、文字も数えてくれる「COUNTA関数」。
「COUNT」の後ろに「A」が付いているので、「カウントエー関数」と読みます。
このCOUNTA関数、先ほど「文字も数えてくれる」と表現しましたが、もっと正確に言うと、

空白以外のセルの個数を数えるのが、「COUNTA関数」です!」

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)15 では早速、操作していきましょう!

参加者全員の人数を表示させたいB12番地を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックします。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)16 関数を指定するためのダイアログボックスが表示されるので、[関数の分類]で「すべて表示」を選択すると、すべての関数が[関数名]欄にABC順で表示されます。
「COUNTA」をクリックで選択し、[OK]ボタンを押します。

この時、「COUNTA」の頭文字である「C」のところまで、一瞬でスクロールする技がありましたね。
くどいようですが、忘れてしまった方は、「Excel 関数 基本のキ(まずはここから編)」をご覧ください!

先程のダイアログボックスで「COUNTA」を選択し、[OK]ボタンを押すと、今度は下の図のようなダイアログボックスが表示されます。
Excelさんが「B9からB11番地までのセルの個数を数えたいんじゃない?」と予想をつけて範囲を提案してくれていますが、
Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)17

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)14 実際にセルの個数を数えたい範囲は、図のような「A4:A10」です。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)18 というわけで、正しい範囲を指定するべく、マウスポインタを表のところに持っていき、正しいセル範囲をマウスで範囲選択し直します。

この時、表示されているダイアログボックスが、表にかぶってしまって範囲選択できない!という方は、ダイアログボックスを邪魔にならないところに移動してから、範囲選択し直します。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)19 選択し直したセル範囲が、「アリの行列」のようなグルグル動く点線で囲まれ、

ダイアログボックスのセル範囲の表示も、正しく選択し直したセル範囲に変わりました。
ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックすると、
Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)20

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)21 指定した範囲の、空白以外のセルの個数を表示させることができました!

今回の例では、指定した範囲に空白のセルは1つも無かったので、指定した範囲のすべてのセルの個数である「7」が、答えとして表示されています。

このB12番地が選択されている状態で数式バーを見てみると、COUNTA関数の数式が確認できます。

この数式を読み替えると、「A4からA10番地までの、空白以外のセルの個数を数えてね」ということになります。
Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)22

さて、ここまでの操作を、Be Cool Usersお馴染みの「セリフ」で復習してみましょう!

ここに、関数を入れてね。COUNTA関数だよ。(数えたいのは)ここからここまでだよ。

となります。

ここに、 計算結果を表示させたいセルを選択
関数を入れてね。 [関数の挿入]ボタンをクリック
COUNTA関数だよ。 ダイアログボックスで「COUNTA」を選択
(数えたいのは)
ここからここまでだよ。
引数である範囲を指定

スポンサーリンク

再計算されるから便利!

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)23 B11番地とB12番地には、関数の数式が入力されています。

数式は、その元となるデータが変化すれば、自動的に再計算されるのが特徴です。
ホントに再計算されるか、実際に見てみましょう!

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)24 B11番地とB12番地に表示されている、今の時点の計算結果を確認しておいてください。

さて、ここで、参加者の「堤 真さん」のデータが入力漏れで、実は参加回数が「2」だったとします。
「堤 真さん」の参加回数であるB7番地は、現在、入力漏れで空欄になっているので、

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)25 早速、B7番地に「2」と入力すると、数式が再計算され、「リピート参加者数」であるB11番地の計算結果が変わりました!

もし「2」と入力したのに、計算結果が変わらないという方は、入力後にセルを確定していないからですヨ。

「全参加者数」であるB12番地の計算結果は変わっていませんが、全参加者数として数えているセル範囲は「A4:A10」で、今回データを変更したB7番地とは関係ないので、計算結果が変わらなかったわけです。

関数入力の、もう1つの方法

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)27 練習ファイルを操作しながらご覧いただいている方は、画面左下のシート見出しをクリックして、Sheet2に切り替えておいてください。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)28 この表は、先ほど使っていた表と、全く同じデータが入力された表です。
同じなのですが、気分でセルの色だけを変えてみました(笑)。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)40 ここまでの章では、関数を入力するために、数式バーにある[関数の挿入]ボタンを使ってきましたが、その他にも方法があります。

では実際に他の方法で関数を入力してみたいと思います。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)29 先ほど同様、B11番地に、このセミナーのリピート参加者数を表示させてみたいと思います。

リピート参加者数を表示させたいB11番地を選択し、

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)30 [ホーム]タブ、

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)31 [編集]グループにある、[合計]ボタンの[▼]をクリックします。

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)32 一覧が表示されるので、[数値の個数]をクリックで選択すると、

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)33 セルにCOUNT関数が入力され、Excelさんが引数の範囲を自動認識して、「ここからここまでの範囲で計算していいですか?」と、アリの行列のような点線をグルグルさせて提案してくれます。

本来はB4:B10の範囲で数値が入っているセルの個数を数えたいのに、Excelさんが提案してくれた範囲はB9:B10と、全然正しくないので、

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)34 正しい範囲を選択し直すと、入力中のCOUNT関数の引数もキレイに直るので、

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)35 あとは、数式の入力を確定するために、キーボードの[Enter]キーを押すか、数式バーにある[入力]ボタンをクリックすれば、

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)36 指定したセル範囲の中で、数値が入力されているセルの個数を表示させることができました!

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)37 今度はB12番地に、このセミナーの全参加者数を表示させてみたいと思います。
ここまでの章でご紹介したように、COUNTA関数を使えばいいので、早速 B12番地を選択し、

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)38 先ほどと同じ、[合計]ボタンの[▼]をクリックします。

この一覧には、[数値の個数]はあるけれど、COUNTA関数を意味する[空白以外の個数]みたいなのは無いので、[その他の関数]をクリックで選択すると、

Excel 関数 基本のキ(COUNT関数・COUNTA関数編)39 このページの最初の方でご紹介した、関数を指定するためのダイアログボックスが表示されました!
ここから先は、このページの最初の方でご紹介した通りです。
続きは自力でやってみてください♪

どの方法を使って関数を入力するかは、もちろんそれぞれの方のお好みによりますので、数式バーにある[関数の挿入]ボタンを使っても、[ホーム]タブの[合計]ボタンを使っても、どちらでもOKです!

今回のポイント

今回は、

数値が入力されているセルの個数を数える、「COUNT関数

と、

空白以外のセルの個数を数える、「COUNTA関数

をご紹介しました。

ポイントはまず、どのセル範囲を数えれば求めたいものの答えが出せるのかを考え、そしてそのセル範囲にどんなデータが入力されているかによって、COUNT関数とCOUNTA関数を使い分けていく、ということになります。

そして、COUNT関数とCOUNTA関数では、どっちの方が、数値だけでなく、あれやこれやと数えてくれるんだっけ?と、後から迷ったりすることがあるかもしれません。
そんな時には、

COUNTA関数は、「COUNT」の後ろに「A」が余計に付いているので、数値以外のあれもこれも数えてくれる、つまり空白以外を数えてくれる

なんて覚えてみてもいいかもしれません。

スポンサーリンク