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複数条件の合計 SUMIFS関数
条件に合うデータを合計するSUMIF関数をご紹介していますが、SUMIF関数の欠点は、条件が1つなら集計できるのですが、複数の条件となると集計できないことです。
複数の条件を満たすデータを合計する場合にはこれからご紹介するSUMIFS関数を使います。
実はこのSUMIFS関数、エクセル2007の新関数です!
複数条件なだけに、SUMIFの後ろに複数形の「s」が付いているイメージでしょうか。

今回は左のような表で、
1.[部課名]が「営業部2課」
2.[科目]が「旅費交通費」
この2つの条件を満たす[金額]を合計してみます。

まずは合計を表示させたいセルを選択し、SUMIFS関数を選びます。

[関数の引数]ダイアログボックスが表示されますが、引数を指定する欄が2つしかないので、最初はちょっとビックリします(笑)。
引数を指定していくうちに、欄がだんだん増えていきますので大丈夫です。
● 引数[合計対象範囲]

引数[合計対象範囲]には、合計したいデータがあるセル範囲を指定します。

今回は条件に該当した[金額]を合計したいわけですから、[金額]欄であるD2:D12を指定します。
● 引数[条件範囲1]

引数[条件範囲1]には、1つ目の条件に合うかどうかを判断するデータのあるセル範囲を指定します。

今回の1つ目の条件は、[部課名]が「営業部2課」ですから、[部課名]欄であるB2:B12を指定します。
● 引数[条件1]

引数[条件1]には、1つ目の条件が入力されているセルを指定します。

「営業部2課」のデータを集計したいわけですから、「営業部2課」という条件を入力してあるB16番地を指定します。

条件が入力されたセルを指定する以外に、ダイアログボックスの引数欄に条件を直接入力することもできますが、それについてはこのページの下部に記載しています。
● 引数[条件範囲2]

引数[条件範囲2]には、2つ目の条件に合うかどうかを判断するデータのあるセル範囲を指定します。

今回の2つ目の条件は、[科目]が「旅費交通費」ですから、[科目]欄であるC2:C12を指定します。
● 引数[条件2]

引数[条件2]には、2つ目の条件が入力されているセルを指定します。

「旅費交通費」のデータを集計したいわけですから、「旅費交通費」という条件を入力してあるC16番地を指定します。
3つ目の条件、4つ目の条件・・・と、まだ条件がある場合には、[条件範囲3][条件3]、[条件範囲4][条件4]・・・の引数をこれまでと同様に設定していきます。

でも、ダイアログボックスにはそんな引数は無い!と焦ってしまうところ。
ですが、スクロールバーを使うと表示されます。

[OK]ボタンをクリックすれば、設定完了です!
引数[条件]の入力
引数[条件1][条件2]には、先程のように条件が入力してあるセル番地を指定する以外に、文字列や比較演算子を使った式を、ダイアログボックス内に直接入力することもできます。

[条件]に文字列や比較演算子を使った式を入力する場合には、その前後にダブルクォーテーションを入力しなければなりません。

ですが、「営業部2課」や「旅費交通費」とだけ入力すると、上の図のように入力した文字の前後にあとで自動的にダブルクォーテーションが入ります。

[条件]に比較演算子を使った式を入れる例も見てみます。

左のような表で、[重量]が「5以上10以下」のデータの、[送料]を合計したいとします。

一見、条件は1つしかないように思えますが、
1.[重量]が「5以上」
2.[重量]が「10以下」
の2つの条件を満たしたものを合計する、と考えます。
1つ目の条件は[重量]が「5以上」です。
「5以上」は「>=5」と表現しますから、[条件範囲1][条件1]は下図のような設定になります。


2つ目の条件は[重量]が「10以下」です。
「10以下」は「<=10」と表現しますから、[条件範囲2][条件2]は下のような設定になります。

もちろんこの場合も「>=5」や「<=10」の前後に、あとで自動的にダブルクォーテーションが入ります。

ここまでSUMIFS関数についてご紹介しましたが、SUMIF関数よりSUMIFS関数の方が引数の名前が分かりやすいなぁと思います。
そしてこのSUMIFS関数はここまででお気づきの通り、設定した複数の条件すべてを満たした場合に合計します。
設定した複数の条件のどれかを満たした場合に合計したいといった場合には、AND条件・OR条件のどちらでも集計できるDSUM関数を使います。
条件に合うデータを合計●SUMIF関数
COUNTIFの複数条件 COUNTIFS関数
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