カウントするのは数字が入力されているセルの個数！COUNT関数

COUNT関数は、数字が入力されているセルだけ数えるので、文字が入力されているセルは数えません。
厳密には「数字が入力されているセルだけ」ではなく、その仲間達も数えてくれるんですが、初心者の方は、数字が入力されているセルだけ数えるよーと覚えてしまうと感覚をつかみやすいです。
数字だけでなく、文字が入力されているセルもカウントしたい場合には、COUNTA関数を使います。

表示されたダイアログボックスの［値1］欄に、どこからどこまでのセル範囲でカウントしたいのかを指定します。
このとき、［値1］欄にあらかじめ何か入力されていても、何も心配いりません。
あらかじめ入力されているものが、図のように全部選択されている状態であれば、何もしなくてOK。このまま読み進めてください。
もし選択されていなければ、あらかじめ入力されていたものを消しちゃってください。

［値1］欄に何も入力されていない場合は、この［値1］欄にカーソルが入っていることを確認します。

それでは［値1］欄を設定していきましょう。
今回、カウントしたい範囲は、B2からB10番地なので、B2からB10番地を範囲選択します。

この時、範囲選択したいセルの上に、ダイアログボックスがかぶさってしまって範囲選択できない場合は、ダイアログボックスを邪魔にならないところに移動してから範囲選択します。

選択した範囲がアリの行列のような点線で囲まれ、［値1］欄に、指定した範囲を設定できました！
ダイアログボックス右下の［OK］ボタンをクリックすると、

指定したB2からB10番地の中で、数字が入力されているセルが何個あるかをカウントした結果が表示されました！
そして、COUNT関数を設定したB12番地を選択した状態で数式バーを見ると、このセルに設定したCOUNT関数の内容を確認できます。

数式の意味はこうなります。