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条件付き書式(基本編)
Excel 2007, 2010

左のような表で、合計欄にあるデータが150未満だった場合、文字の色やセルの色を変えたかったとします。
150未満のセルを自分で探して、文字の色やセルの色を変更してもいいのですが、データが変わるたびにそんな作業を繰り返していたのでは気が遠くなりそうです。

そこで便利なのが条件付き書式。
指定した条件に合っていたら、文字の色やセルの色といった書式を変えてくれるスグレモノです!

Excel 2007で、以前のバージョンに比べ、大幅に条件付き書式の機能が強化され、操作性も変わりました。
今回は初めて条件付き書式を操作してみよう!という方以外に、2003以前のバージョンから2007以降に乗り換えた方にも条件付き書式のポイントを押さえていただくべく、ご紹介したいと思います。

まず今回やりたいことを整理します。
条件によって書式を変えたいのは「合計」欄
その条件は
「合計」欄のデータが150未満だった場合に、文字の色とセルの色を赤くする


というわけで、早速設定してみます。

今回条件付き書式を設定したいのは、「合計」欄なので、「合計」欄を範囲選択します。
[ホーム]タブ、[スタイル]グループにある、[条件付き書式]ボタンをクリックします。


[条件付き書式]ボタンをクリックすると、どのような設定をしたいのか、メニューが表示されます。

今回は条件に合っていたら、「文字の色やセルの色を変える」という動作、つまりセルを強調させたいわけですから、[セルの強調表示ルール]にマウスポインタを合わせます。

更に、その動作の条件は「合計欄のデータが150未満だったら」です。
つまり「150という値より小さい」という条件を指定したいわけですから、[指定の値より小さい]をクリックします。
上記のボタンをクリックすると、下のようなダイアログボックスが表示されます。
「150未満だったら」という条件を指定するべく、左側の入力欄に「150」と入力し、右側の[書式]で、その条件に合っていたらどのようにセルの書式を変えたいのかを指定します。


[書式]の[▼]をクリックすると、こんな書式はどうですか〜というExcelで最初から準備してくれている書式の一覧が表示されますが、この書式はどうも・・・という場合には[ユーザー設定の書式]をクリックすると、


[セルの書式設定]ダイアログボックスが表示されるので、[フォント]タブの[色]で、文字の色を、

[塗りつぶし]タブでセルの色を指定できます。

ちなみにここで一覧として表示されている色は、文書に設定されているテーマによって異なります。

[OK]ボタンをクリックすれば、先程のダイアログボックスに戻ります。
今回は[ユーザー設定の書式]を使わず、Excel側で最初から準備してくれている[濃い赤の文字、明るい赤の背景]を選択してみました。
[OK]ボタンをクリックすると・・・


条件付き書式が設定されました!
条件付き書式を設定した範囲の中で、「150未満」という条件に合ったセルだけ書式が変わっていることが分かります!

今回指定した書式、[濃い赤の文字、明るい赤の背景]。
設定する前はどんだけ派手に変わるんだ?と思ったりしますが、結構控え目ないい色合いです。
「〜より大きい」や「〜に等しい」という指定

先程は「150未満(150より小さい)」という指定をするために、[指定の値より小さい]ボタンを使いましたが、「300より大きい」とか、「200と等しい」といった指定をしたい場合には、[指定の値より大きい]、[指定の値に等しい]ボタンをクリックすればOKです。

これらのボタンの絵柄をよく見ると、不等号や等号が表示されているので、どういう指定をするボタンなのか、ボタンの絵柄を見ても分かりますね!
「〜以上」や「〜以下」という指定
先程の【「合計」欄のデータが150未満だった場合に、文字の色とセルの色を赤くする】に加えて、下記のような条件付き書式も設定してみます。
「合計」欄のデータが450以上だった場合に、文字の色とセルの色を青くする


今回も条件付き書式を設定したいのは、「合計」欄なので、「合計」欄を範囲選択します。

左の図のように、「〜より大きい」「〜より小さい」「〜に等しい」という指定をするボタンは、[セルの強調表示ルール]のメニューの中にありますが、「〜以上」や「〜以下」という指定をするボタンはありません。

「〜以上」や「〜以下」という指定をしたい時には[その他のルール]ボタンをクリックします。
[新しい書式ルール]ダイアログボックスが表示されます。
このダイアログボックスの一番上にある[ルールの種類を選択してください]の欄が、2003以前のバージョンから2007以降に乗り換えた方にとって、特に分かりづらいものかもしれません。

今回はこれから指定する「450以上」という条件に合っていたセルだけ書式が変わるようにしたいわけですから、[指定の値を含むセルだけを書式設定]が選択されていることを確認します。

更に、現在範囲選択している「セルの値」が条件に合うかどうかを判定させたいわけですから、[セルの値]が選択されていることを確認します。

左の図の[▼]をクリックすると、「〜以上」「〜以下」などが選択できます。

今回は[次の値以上]を選択し、

右側の欄に「450」と入力します。
ここまでで、「現在範囲選択しているセルの値が450以上だったら」という条件の指定ができました。

その条件に合っていた場合に、どんな書式にしたいのかを指定するため[書式]ボタンをクリックします。

[フォント]タブの[色]で、今回は濃い青色を選んでみました。

更に[塗りつぶし]タブで、今回は薄めの青色を選んでみました。
[OK]ボタンをクリックすると、

最初のダイアログボックスに戻ってきます。
プレビューには、条件に合っていたらこんな感じの書式になりますよ〜と表示されています。

[OK]ボタンをクリックすれば設定完了です!

セル内のデータが450以上のものが青くなっていることが分かります!
「〜以上〜以下」という範囲の指定
更にもう1つ、条件を追加してみます。
「合計」欄のデータが200以上250以下だった場合に、文字の色とセルの色を緑にする

先程は[セルの強調表示ルール]のメニューに「〜以上」というボタンが無いために、[その他のルール]ボタンを使ったわけですが、「200以上250以下」といった範囲の指定をしたい時は、メニューの中にボタンが存在します。

[指定の範囲内]ボタンです。

でも、このボタンをクリックする前に、条件付き書式を設定したいセルの範囲選択をお忘れなく。
[指定の範囲内]ボタンをクリックして表示されるダイアログボックスには、値を指定する箇所が2つあります。
下の図のような設定をすることで、「200以上250以下」という値の範囲を指定したことになります。


値の指定が終わったら、今回一番最初にご紹介した設定同様、書式を選択し、[OK]ボタンをクリックします。


「合計」欄のデータが200以上250以下のものに、緑の書式が設定されています。
条件付き書式の醍醐味
ここまでで「合計」欄に3つの条件付き書式を設定しました。

現在E8番地は、2番目に設定した「450以上だったら文字の色とセルの色を青くする」という条件に合致しているので、設定どおり青くなっています。

でも、データの変更があり、E8番地のデータが「143」になったとします。
データが変わったことで、今度は一番最初に設定した「150未満だったら文字の色とセルの色を赤くする」という条件に合致したので、自動的に赤くなりました!
また、以前のバージョンでは、条件付き書式の条件は3つまでしか設定できませんでしたが、Excel 2007でその制限が無くなり、いくつでも設定できるようになりました。
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