セルを結合して中央揃え

解説記事内の画像はExcel 2010のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2010, 2007

セルを結合して中央揃えの操作画像01 このような表があったとします。

セルを結合して中央揃えの操作画像02 この表のB4:F4を範囲選択し、

[ホーム]タブにある[中央揃え]ボタンをクリックすると、
セルを結合して中央揃えの操作画像03

セルを結合して中央揃えの操作画像04 範囲選択したセル内の文字が、それぞれのセルの中で中央揃えになります。

セルを結合して中央揃えの操作画像07 ところが、こんな風に、複数のセルにまたがって、その中で中央揃えにしたい場合には、その複数のセルを1つにくっつけてしまいます。

セルを結合して中央揃えの操作画像05 まずはどのセルとどのセルを1つにしたいのか、くっつけたいセルを範囲選択します。

[ホーム]タブ、[配置]グループの[セルを結合して中央揃え]ボタンをクリックすると、
セルを結合して中央揃えの操作画像06

セルを結合して中央揃えの操作画像07 選択したセルが1つにくっつき、更にそのくっついたセルの中で、文字が中央揃えになりました!

セルを結合して中央揃えの操作画像08 同様にして、左の図のようなD3:F3でも練習してみます。
D3:F3を範囲選択し、[セルを結合して中央揃え]ボタンをクリックすれば、

セルを結合して中央揃えの操作画像09 範囲選択した3つのセルが1つにくっつき、更にそのくっついたセルの中で、文字が中央揃えになりました!

中央揃えは、あくまでも左右方向の中央

セルを結合して中央揃えの操作画像10 [セルを結合して中央揃え]ボタンは、選択した複数のセルを1つに結合し、左右方向で中央揃えにするという2つの操作が、ボタン1つでできますよ〜という機能です。

なので、[セルの書式設定]ダイアログボックスの、左の図の部分を設定するのと同じことなんです。

ここでよく勘違いが出てくるのですが、[セルを結合して中央揃え]ボタンは、範囲選択したセルを1つにくっつけ、上下方向でも左右方向でも中央揃えにする機能ではありません。
中央揃えにするのはあくまでも左右方向のみです。

セルを結合して中央揃えの操作画像11 たとえば左の図のB3番地は上下方向では下詰めになっています。
このB3番地とC3番地を範囲選択して、[ホーム]タブの[セルを結合して中央揃え]ボタンをクリックすると、

セルを結合して中央揃えの操作画像12 範囲選択したセルが1つにくっつき、文字は左右方向で中央には配置されていますが、上下方向は下詰めのままです。
「セルを1つにくっつけ、文字をど真ん中に配置する」と覚えてしまっている方は注意ですヨ。

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