グラフの作り方[棒グラフや折れ線グラフの作成は簡単!]

練習用データ(13.1KB)
Excel 2019, 2016, 2013 Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン2008と、バージョン2104で動作確認しています。
解説記事内の画像はExcel 2019のものです。

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基本のグラフ

棒グラフと折れ線グラフの作り方は、このような3ステップ。

基本のグラフ

3ステップで基本のグラフを作り、

基本のグラフに変更を加える

あとはお好みで基本のグラフに変更を加えるという手順です。
このページでは、棒グラフと折れ線グラフの基本のグラフの作り方をご紹介していきます!

グラフの種類

しかも、棒グラフが縦棒だろうが横棒だろうが、積み上げられていようが、2Dだろうが3Dだろうが、作り方は全く同じ。

そして、棒グラフと折れ線グラフも、作り方は全く同じ!
操作自体はとっても簡単なのですが、初心者の方がつまずきやすいポイントを各ステップごとに解説していきます!

目次

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[手順1]グラフの元となるデータを入力

グラフの元となるデータ

グラフは、セルに入力されているデータを元に作成します。
逆を言ってしまえば、セルにデータが入力されていなければ、グラフは作れません。
というわけで、グラフの元となるデータを、セルに入力しておきます。
もう既に入力されているのなら、それを使います。

グラフの元となるデータには数字に対する見出しも必要

グラフの元となるデータには、その数字が何を示すのかという、見出しもしっかり入力します。

[手順2]範囲選択

グラフにしたいデータが入力されているセルを範囲選択

「このデータを使ってグラフにしてください」という意味で、グラフにしたいデータが入力されているセルを範囲選択します。
この時、どのセルを範囲選択に含めるのか、というのが最大のポイント!

各月ごとに、各店舗の数字をグラフ化したい

今回は、各月ごとに、各店舗の数字をグラフ化したいので、

範囲選択にはグラフ化したい数字を含める

「グラフ化したい数字」はもちろん、

範囲選択には表の見出しを含める

数字が何を示すかを表す「表の見出し」も範囲選択します。

範囲選択には表の一番左上のセルを含める

この時、範囲選択に含めるべきか悩むのが、表の一番左上のセル。
この表の場合、「店舗名」という表記は、

基本のグラフ

グラフのどこにも必要無いので、

範囲選択には表の一番左上のセルを含める

範囲選択に含むべきか悩みますし、

範囲選択には表の一番左上のセルを含める

そもそも表の一番左上のセルに何も入力されていない場合には、範囲選択しなくて良いのでは?と思ってしまいます。

ですが!!

グラフ作成の範囲選択は長方形に!

という鉄則があるんです。

グラフにしたいデータが入力されているセルを範囲選択

グラフ化したい数字が何を示すかを表す「表の見出し」を範囲選択しつつ、範囲選択を長方形にするためには、表の一番左上のセルは選択に含めなければならないので、実際の範囲選択はこのようになります。

範囲選択に表の一番左上のセルを含めないと長方形にならない

もし表の一番左上のセルを範囲選択しなかった場合には、範囲選択した箇所は長方形にならず階段状になってしまうので、このような範囲選択をしてしまうと、おかしなグラフができてしまったりします。

東前田店のみのグラフ

また、もし、東前田店のみのグラフにしたいといった場合には、

グラフ化したいデータは全体で長方形になるように範囲選択

東前田店の数字、そしてその数字が何を表すのかを示す表の見出しを選択すると、このように離れた範囲選択となりますが、範囲選択した部分を頭の中でくっつけたときに、やはり長方形になるように選択します。

各月ごとに、各店舗の数字をグラフ化したい

今回は、各月ごとに、各店舗の数字をグラフ化したいものの、

グラフにしたいデータが入力されているセルを範囲選択

合計はグラフに含めたくないので、このような範囲選択になります。
範囲選択は長方形!、鉄則です!!

[手順3]グラフの挿入ボタン

グラフにしたいデータが入力されているセルを範囲選択

グラフの元となるデータを範囲選択したら、

[縦棒/横棒グラフの挿入]ボタンと[折れ線/面グラフの挿入]ボタン

[挿入]タブ、[グラフ]グループにあるボタンのうち、
棒グラフなら、縦棒でも横棒でも、2Dでも3Dでも、積み上げタイプでも、[縦棒/横棒グラフの挿入]ボタンをクリック。
折れ線グラフなら、[折れ線/面グラフの挿入]ボタンをクリックします。

グラフにしたいデータが入力されているセルを範囲選択

Excel 2013
Excel 2013は、縦棒グラフと横棒グラフのボタンは別になっています。

[縦棒/横棒グラフの挿入]の[集合縦棒]

今回は一般的な縦棒グラフを作りたいので、[縦棒/横棒グラフの挿入]ボタンをクリックし、更に表示された一覧から、[2-D 縦棒]グループの[集合縦棒]をクリックします。
そうです、よく見る縦棒グラフを、「集合縦棒」と呼びます。
Excel 2013
[縦棒グラフの挿入]ボタンから[集合縦棒]をクリックします。

集合縦棒グラフの完成

あっという間に完成です!

各月ごとに、各店舗の数字をグラフ化

今は各店舗ごとの棒が、月ごとに並んだグラフになっていますが、

月ごとの棒が、各店舗ごとに並んだグラフ

もし、月ごとの棒が、各店舗ごとに並んだグラフに変更したい場合については、別のページで操作方法をご紹介します。

練習用データを操作しながらご覧いただいている方は、次の章での練習のために、[元に戻す]ボタンをクリックして、グラフ作成前の状態に戻しておきます。

グラフにしたいデータが入力されているセルを範囲選択

前の章では、[縦棒/横棒グラフの挿入]や[折れ線/面グラフの挿入]ボタンを使ってグラフを作りました。
これらのボタンは、グラフ作成前に完成イメージが頭に描けている場合には、とても使いやすいのですが、完成イメージを頭で思い描くのが苦手な方には、操作しづらいかもしれません。
完成イメージを頭で思い描きながらグラフを作るのが苦手、そもそも、2Dとか3D、積み上げといったグラフがどういうものになるのか想像しづらい、といった場合には、これらのボタンを使わず、

グラフにしたいデータが入力されているセルを範囲選択

グラフの元となるデータを範囲選択したあと、

[おすすめグラフ]ボタン

[挿入]タブ、[グラフ]グループにある、[おすすめグラフ]ボタンを押すと、

おすすめグラフ

ダイアログボックスが表示されます。
[おすすめグラフ]タブでは、「このデータならこのグラフがいいんじゃない?」と、範囲選択したデータを元に、Excelがおすすめのグラフを提案してくれます。
左側の一覧からクリックで選択すると、どんなグラフになるのかが右側に表示されます。
それで良ければ[OK]ボタンをクリックします。

グラフにしたいデータが入力されているセルを範囲選択

同じく、グラフの元となるデータを範囲選択したあと、

[おすすめグラフ]ボタン

[挿入]タブ、[グラフ]グループにある、[おすすめグラフ]ボタンを押すと、

おすすめグラフの[すべてのグラフ]タブ

ダイアログボックスが表示されます。
[すべてのグラフ]タブでは、グラフの大まかな種類を左側で選ぶと、

おすすめグラフでグラフの種類を選択

更に右上に、そのグラフの種類が一覧表示されるので、それをクリックすることで、

おすすめグラフでグラフの種類を選択

どんなグラフになるのかが表示されます。
選択肢が2つ表示されている場合は、確認したい方にマウスポインタを合わせると大きく表示されて、実際にどんなグラフになるのかを確認できます。

各店舗ごとの棒が、月ごとに並んだグラフを作る選択肢

例えば集合縦棒の場合、左側のグラフでは、各店舗ごとの棒が、月ごとに並んだグラフになりますが、

月ごとの棒が、各店舗ごとに並んだグラフ

右側のグラフでは、月ごとの棒が、各店舗ごとに並んだグラフになります。

好みのグラフを選択

好みの方をクリックして、ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックすると、グラフを作ることができます。

グラフの完成

グラフを作り終えたら、ここから位置を整えたり、好みの編集を加えていきます。
作成後の編集作業を覚えるコツを、

でご紹介しています!

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