ISNUMBER関数でExcelデータが数字かどうか判定

Excel 2021, 2019, 2016 Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン2311で動作確認しています。
解説記事内の画像はExcel for Microsoft 365のものです。

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ISNUMBER関数の数式

ISNUMBER関数を使えば、指定したセル内のデータが、数字かどうかを判定してくれます。
答えの見方は「判定結果の見方」の章をご覧ください。

目次

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ISNUMBER関数の設定

セルを選択

数字かどうかの判定結果を表示させたいセルを選択し、

=ISNUMBER(A1)

数式手入力派の方は、上記のように数式を半角で入力します。

ISNUMBER関数の数式

数式の意味はこうなりますので、括弧内のセル番地は、ご自身の文書に合わせて変更してください

[関数の挿入]ボタン

ダイアログボックスで数式を設定する派の方は、判定結果を表示させたいセルを選択したら、[関数の挿入]ボタンをクリックします。

「ISNUMBER」を選択

[分類]で「すべて表示」を選択し、一覧から「ISNUMBER」をクリックで選択、[OK]ボタンをクリックします。
この時、「使う関数に一瞬でスクロールする[関数の挿入]ダイアログボックスの使い方」のワザを使うと、一瞬で「ISNUMBER」までスクロールできます。

引数[テストの対象]

[テストの対象]に文字カーソルが入っていることを確認したら、

引数[テストの対象]に指定するセルを選択

数字かどうかを判定したいデータが入力されているセルをクリックで選択します。
今回はA1番地に入力されているデータを判定したいので、A1番地を選択します。
これで[テストの対象]を指定できたので、[OK]ボタンをクリックします。

判定結果が表示された

判定結果が表示されました!

オートフィルで数式をコピー

必要に応じて、オートフィルで数式をコピーします。

ISNUMBER関数の判定結果

判定結果の見方は、次の章で解説しています!

判定結果の見方

ISNUMBER関数の判定結果

ISNUMBER関数の判定結果は「TRUE」または「FALSE」で表示されます。

「数値なの?」と聞いていますので、「TRUE」は「その通りだよ(つまり数値)」、「FALSE」は「そうじゃないよ(つまり数値じゃない)」と読み替えてください

TRUE数値
FALSE数値じゃない

ISNUMBER関数の判定結果一覧

データ別判定結果一覧

数字や文字データなら結果は簡単に想像つくと思いますが、日付だったり未入力セルの場合はどうなるの?という、気になるものの判定結果がこちら!
日付や時間は、見た目が日付や時間になっているだけで、結局のところシリアル値という数値データですので、判定結果は「TRUE」、つまり数値です。

データ別判定結果一覧

また、たまたま見つけてしまったので、ISNUMBER関数の「おもしろ仕様」についても。
データは数字、だけど表示形式が文字列の場合、設定順序によってISNUMBER関数の判定結果に違いが出ます
こういうケースに遭遇するのはなかなかないと思うので、覚える必要はないですが遭遇したとき用に書いておきます。

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