文字の大きさを変更したい時は、[フォントサイズ]の[▼]をクリックし、一覧の中から好みのサイズをクリックで選択。
これはもうおなじみの操作です。
でも、フォントサイズをもうちょっとだけ大きく、いやいやもうちょっと小さく・・・という風に、全体のバランスなどを見ながら何度も調整する時には、いちいち[▼]をクリックして一覧から選ぶこの操作がとっても面倒に感じられます。
そこで便利なのが、これからご紹介する操作です!
【Word】
フォントサイズを変更したい文字や行を範囲選択します。
【Excel】
フォントサイズを変更したいセルを選択します。
【PowerPoint】
フォントサイズを変更したいプレースホルダや文字を選択します。
[ホーム]タブ、[フォント]グループにある、左の図のようなボタンをクリックしていくと、フォントサイズが1段階ずつ大きくなったり小さくなったりします。
ちなみに、このボタンの名前は、
【Word】 [フォントの拡大][フォントの縮小]
【Excel・PowerPoint】 [フォントサイズの拡大][フォントサイズの縮小]
です。
このボタンのポイントは、フォントサイズが1段階ずつ変わっていくということ。
これは[フォントサイズ]の一覧に表示される段階と同じように大きくなったり小さくなったりしますよ、という意味で、1ポイントずつ大きくなったり小さくなったりするわけではありません。
[フォントサイズ]の一覧には、12ptと14ptはありますが、13ptはありません。
なので現在のフォントが12ptの状態で[フォントの拡大]ボタンをクリックすると、13ptではなく、14ptになるというわけです。
【Word・PowerPoint】
また、WordとPowerPointであれば、フォントサイズを変更したいものを選択した後、
[Ctrl]と[Shift]キーを押したまま[>]キーでフォントの拡大、
[Ctrl]と[Shift]キーを押したまま[<]キーでフォントの縮小
ができますヨ。
このショートカットキーが使えるのはWordとPowerPointだけで、Excelでは別の動作になってしまいます。