絵グラフの作成

解説記事内の画像はExcel 2010のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2010, 2007

絵グラフの作成の操作画像14 グラフの系列が絵になっている「絵グラフ」。
「ものすごい難しい操作をして作るんじゃない?」なんて心配してしまいそうですが、驚くほど簡単にできるんです!

絵グラフの作成の操作画像01 まずはグラフの元となるデータを準備し、

絵グラフの作成の操作画像02グラフの作成」のページの要領で、普通の棒グラフを作ります。

絵グラフの作成の操作画像03 まずは「サッカー用品」の系列(左の図のグレーの棒)をサッカーボールのイラストにしてみます。

「サッカー用品」の系列(左の図のグレーの棒)だったらどれでもいいのでクリックすると、「サッカー用品」の系列が選択されます。

絵グラフの作成の操作画像04 そのままサッカー用品の系列のところで右クリック、[データ系列の書式設定]をクリックします。

絵グラフの作成の操作画像05 [データ系列の書式設定]ダイアログボックスが表示されます。
左側で[塗りつぶし]を選択し、その右側で[塗りつぶし(図またはテクスチャ)]を選択すると、[ファイル]、[クリップボード]、[クリップアート]のボタンが表示されます。

予め準備しておいたイラストなど、自分のパソコン内にあるイラストを使いたい場合は、[ファイル]ボタンをクリックして、使いたいイラストを選択します。
イラストをコピーしてクリップボードに一時記憶させている場合は[クリップボード]ボタンをクリックします。
Office備え付けのクリップアートを使いたい場合には、[クリップアート]ボタンをクリックします。

絵グラフの作成の操作画像06 今回はクリップアートを使ってみます。
先程のダイアログボックスで[クリップアート]ボタンをクリックすると、クリップアートを選ぶためのダイアログボックスが表示されます。
検索ボックスを使って、好みのイラストを見つけたら、クリックで選択し、[OK]ボタンをクリックします。

絵グラフの作成の操作画像07 「サッカー用品」の系列がサッカーボールのイラストになりました!

イラストの見え方を指定

絵グラフの作成の操作画像07 ここまでの操作で、選択した系列をイラストにすることができました。
が、今回の例の場合は、設定したサッカーボールがのびのびで超カッコ悪い〜!(笑)

絵グラフの作成の操作画像08 これは、[引き伸ばし]が設定されているから。
[引き伸ばし]は1つの棒に対して1つの絵が表示されるように、画像が引き伸ばされます。

絵グラフの作成の操作画像09 [積み重ね]は、イラストの縦横比が変わらないよう、グラフの棒にセットされるので、のびのび〜の印象にはなりません。
縦横比が保たれたイラストが積み重なって、グラフの棒を表現します。

絵グラフの作成の操作画像10 [拡大縮小と積み重ね]では、図の表す単位を設定することができます。
左は「100単位/図」と設定した例ですが、

絵グラフの作成の操作画像11 グラフの目盛り100毎に1つの画像が表示されるようになりました!

[引き伸ばし]、[積み重ね]、[拡大縮小と積み重ね]、どれを選ぶかは、自分の作るグラフ次第なので、基本的にはどれを選んでもOKです!

あとは繰り返し

絵グラフの作成の操作画像12 他にも系列がある場合には、ここまでの操作の繰り返しで設定していけばOKです!

絵グラフの作成の操作画像13 これで絵グラフの完成です!

絵グラフに使うイラストは、細かいイラストではなく、単純なイラストを使った方が、グラフになった時に分かりやすいと思います。

絵グラフの作成の操作画像14 また、もし、イラストが見えづらい場合には、プロットエリアの色を、こんな風に変えてみるのもいいかもしれません。

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