オートコンプリートの入力お助けと邪魔なときの解除設定

練習用データ(9.49KB)
Excel 2021, 2019, 2016 Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン2402で動作確認しています。
解説記事内の画像はExcel for Microsoft 365のものです。

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オートコンプリート

セルに文字を入力したときに、その読みから始まるデータが同じ列にあると、Excelは気を利かせてそのデータで埋めようとしてくれます。
これがオートコンプリート。

基本的には便利な機能なんですが、自動で表示されるだけにイマイチ振り回されちゃうことも。
というわけで、オートコンプリートの使い方、逆に邪魔なときの解除設定を一気に解説しまーす!

目次

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オートコンプリートの使い方

オートコンプリートは自動で発動する

オートコンプリートは自動で発動する機能なので、基本的には入力するだけ。
例えば、「泉中央」と入力したいとき。
「いずみちゅうおう」の「い」と入力するだけで、同じ列にすでに入力してある、読みが「い」から始まるデータが表示されます。
その候補と違うものを入力したい場合は、候補は無視して、普通に入力し続けます

オートコンプリートは自動で発動する

逆に、表示された候補で良ければ、Enterキーを押すと入力できます。

候補が表示されない

同じ列に途中まで同じ読みのデータがある

同じ列に、途中まで同じ読みのデータがある場合には、違いが出たところで初めて候補が表示されます
この例では、「仙台駅前」と「仙台あおば通」がありますが、読みはどちらも「せんだい」までが一緒なので、

読みが同じところまでは候補が表示されない

ここまでは候補は表示されません。

違いが出たときに初めて候補が表示される

その次の「せんだいえ」まで入力されたときに違いが出るので、初めて候補が表示されます。

候補よりも短い文字を入力したい

候補よりも短い文字を入力したい

「北仙台」とだけ入力したいときに、「き」と入力したら、同じ列の「北仙台ロータリー前」と候補表示されてしまいました。
その場合の対処法は2つあるのでお好みの方を。

方法1

候補よりも短い文字を入力したい

「北仙台ロータリー前」のままEnterキーでいったん確定してしまい、

余分なところを消す

Backspaceキーで余分なところを消します。

方法2

候補を無視して入力

候補を無視して、「きたせんだい」と入力し、

漢字に変換

漢字に変換。

オートコンプリートの候補が表示される

Enterキーで確定すると、オートコンプリートの候補が表示されるので、Deleteキーで候補を消します。

余分な候補を消すことができた

余分な候補を消すことができました!

オートコンプリートの解除

オートコンプリートでの候補表示自体がイヤな場合は、オートコンプリートの機能を解除します。

余分な候補を消すことができた

[ファイル]タブ、

余分な候補を消すことができた

[その他]から[オプション]をクリックします。
画面サイズやウィンドウの大きさによって、[その他]は表示されず、[その他]のところに直接[オプション]が出ていることもあります。

オートコンプリートは自動で発動する

ダイアログボックス左側で[詳細設定]を選択し、[オートコンプリートを使用する]のチェックを外したら、[OK]ボタンをクリックします。

こちらの動画では、オートコンプリートの解除設定をしたあとの、便利な機能もご紹介しています!
YouTubeに移動してご覧になりたい方はこちらから。

ExcelのオートコンプリートとIMEの変換候補は違う機能

オートコンプリートとIMEの変換候補

今回ご紹介したのは、自動でセルを埋めようとするExcelのオートコンプリート機能。
ですので、管轄はExcel。
ですが、変換したときに表示される変換候補は、IME(日本語入力システム)の機能。
ですので、変換候補に関する設定は、IMEの設定を操作することになります。

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