オートコンプリートの入力お助けと邪魔なときの解除設定
Excel 2021, 2019, 2016 Microsoft 365
解説記事内の画像はExcel for Microsoft 365のものです。
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![オートコンプリート](img/autocomplete01.png)
セルに文字を入力したときに、その読みから始まるデータが同じ列にあると、Excelは気を利かせてそのデータで埋めようとしてくれます。
これがオートコンプリート。
基本的には便利な機能なんですが、自動で表示されるだけにイマイチ振り回されちゃうことも。
というわけで、オートコンプリートの使い方、逆に邪魔なときの解除設定を一気に解説しまーす!
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オートコンプリートの使い方
![オートコンプリートは自動で発動する](img/autocomplete01.png)
オートコンプリートは自動で発動する機能なので、基本的には入力するだけ。
例えば、「泉中央」と入力したいとき。
「いずみちゅうおう」の「い」と入力するだけで、同じ列にすでに入力してある、読みが「い」から始まるデータが表示されます。
その候補と違うものを入力したい場合は、候補は無視して、普通に入力し続けます。
![オートコンプリートは自動で発動する](img/autocomplete02.png)
逆に、表示された候補で良ければ、Enterキーを押すと入力できます。
候補が表示されない
![同じ列に途中まで同じ読みのデータがある](img/autocomplete03.png)
同じ列に、途中まで同じ読みのデータがある場合には、違いが出たところで初めて候補が表示されます。
この例では、「仙台駅前」と「仙台あおば通」がありますが、読みはどちらも「せんだい」までが一緒なので、
![読みが同じところまでは候補が表示されない](img/autocomplete05.png)
ここまでは候補は表示されません。
![違いが出たときに初めて候補が表示される](img/autocomplete04.png)
その次の「せんだいえ」まで入力されたときに違いが出るので、初めて候補が表示されます。
候補よりも短い文字を入力したい
![候補よりも短い文字を入力したい](img/autocomplete06.png)
「北仙台」とだけ入力したいときに、「き」と入力したら、同じ列の「北仙台ロータリー前」と候補表示されてしまいました。
その場合の対処法は2つあるのでお好みの方を。
方法1
![候補よりも短い文字を入力したい](img/autocomplete07.png)
「北仙台ロータリー前」のままEnterキーでいったん確定してしまい、
![余分なところを消す](img/autocomplete08.png)
Backspaceキーで余分なところを消します。
方法2
![候補を無視して入力](img/autocomplete09.png)
候補を無視して、「きたせんだい」と入力し、
![漢字に変換](img/autocomplete10.png)
漢字に変換。
![オートコンプリートの候補が表示される](img/autocomplete11.png)
Enterキーで確定すると、オートコンプリートの候補が表示されるので、Deleteキーで候補を消します。
![余分な候補を消すことができた](img/autocomplete12.png)
余分な候補を消すことができました!
オートコンプリートの解除
オートコンプリートでの候補表示自体がイヤな場合は、オートコンプリートの機能を解除します。
![余分な候補を消すことができた](img/autocomplete13.png)
[ファイル]タブ、
![余分な候補を消すことができた](img/autocomplete14.png)
[その他]から[オプション]をクリックします。
画面サイズやウィンドウの大きさによって、[その他]は表示されず、[その他]のところに直接[オプション]が出ていることもあります。
![オートコンプリートは自動で発動する](img/autocomplete15.png)
ダイアログボックス左側で[詳細設定]を選択し、[オートコンプリートを使用する]のチェックを外したら、[OK]ボタンをクリックします。
こちらの動画では、オートコンプリートの解除設定をしたあとの、便利な機能もご紹介しています!
YouTubeに移動してご覧になりたい方はこちらから。
ExcelのオートコンプリートとIMEの変換候補は違う機能
![オートコンプリートとIMEの変換候補](img/autocomplete16.png)
今回ご紹介したのは、自動でセルを埋めようとするExcelのオートコンプリート機能。
ですので、管轄はExcel。
ですが、変換したときに表示される変換候補は、IME(日本語入力システム)の機能。
ですので、変換候補に関する設定は、IMEの設定を操作することになります。
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