曜日を自動表示！第2の方法はTEXT関数
Excel 2021, 2019, 2016 Microsoft 365
解説記事内の画像はExcel for Microsoft 365のものです。
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Excelの日付をもとに曜日を自動表示させる代表的な方法として、
- 表示形式で曜日を表示
- TEXT関数で曜日を表示
があります。
それぞれの違い、メリットとデメリットは「曜日の自動表示どっち使えばいいの？」で詳しく解説していますが、先に覚えるべきは表示形式の方法です。
表示形式の方法を先に覚えておかないと、このページでご説明するTEXT関数での方法も「ナニヲイッテマスカ？」みたいな感じになってしまいますので、Excelで曜日を自動表示させることが初めての方は「日付だけで曜日を自動表示！曜日は表示形式から覚えよう」を先にご覧ください。
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曜日を自動表示するTEXT関数の数式
今回は、B1番地の日付に対応する曜日を、C1番地にTEXT関数を使って表示させてみましょう。
数式としては、
B1番地の日付を、
曜日フルネームの表示形式で、
「文字データ」に変換して出してね
となるので、このような数式になります。
曜日の表示形式は、曜日を日本語で表示させたい場合は下記のようになるので、好みの方を設定します。
| 表示形式 | サンプル |
|---|---|
| aaa | 木 |
| aaaa | 木曜日 |
そして、TEXT関数での表示形式の指定は、表示形式の前後を半角ダブルクオーテーションで囲むのがお約束です。
くどくてゴメンですが、「aaa」って？「曜日の表示形式って？」という方は、Excelの仕組みに関わることで、正直TEXT関数を覚えてる場合ではないので、「日付だけで曜日を自動表示！曜日は表示形式から覚えよう」をご覧になることを強く強くおすすめします。
今回の例では、この数式をC1番地に手入力すればOKですが、ダイアログボックスで設定派の方は、次の章で一緒にやっていきましょう。
TEXT関数をダイアログボックスで設定
答えを表示させたいC1番地を選択し、［関数の挿入］ボタンをクリック。
［関数の分類］で、「すべて表示」を選択し、関数一覧で「TEXT」をクリックで選択します。
このとき「使う関数に一瞬でスクロールする［関数の挿入］ダイアログボックスの使い方」のワザを使えば、一瞬で「TEXT」までスクロールできます。
「TEXT」を選択したら［OK］ボタンをクリックします。
［値］欄には、日付が入力されているセルを指定します。
［値］欄に文字カーソルが入っていることを確認したら、今回はB1番地の日付を指定したいので、
B1番地をクリックすると、［値］欄に「B1」を設定できました。
続いて［表示形式］欄には、［値］欄に指定したデータを、どんな形式で表示したいのか、その表示形式を入力します。
今回は、曜日をフルネームで表示したいので「aaaa」と指定しますが、表示形式の記号は半角で入力するのがお約束なのと、TEXT関数では、表示形式の前後を半角ダブルクオーテーションで囲むのがお約束なので、図のような入力となります。
入力できたら、ダイアログボックス右下の［OK］ボタンをクリックします。
ちなみに、ダブルクオーテーションはキーボードでShiftキーを押したまま図のキーを押します。
曜日を表示できました！
残りのセルにも、同様の数式を設定したいので、先ほどの数式をコピーしましょう。
数式が入っているC1番地が選択された状態で、オートフィルすると、
残りのセルにも、TEXT関数で曜日を表示させることができました！
曜日は、日付に応じて表示されるようになっているので、
元となる日付を変更し、Enterキーで入力を確定すれば、
連動して、その日付に対応した曜日に自動で変わります！
TEXT関数は曜日専門の関数ではない
ここで勘違いしてはいけないのが、TEXT関数は「指定したデータを、指定した表示にしつつ、文字データに変換する」関数。
曜日専門の関数ではありません。
今回は、TEXT関数を使って、
「B1番地の日付データを、曜日の表示にしつつ、文字データに変換」
という処理をしたわけです。
ですので、例えばA1番地に数字が入力されていたと仮定して、
「A1番地の数字データを、パーセント表示にしつつ、文字データに変換」
みたいなことだってできるわけです。
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