暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方【STEP2:作成】テンプレート使用編

解説記事内の画像はWord 2013のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Word 2016, 2013, 2010

このページは、「暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方」のSTEP2です。
下記の赤いボタンをクリックすると、最初のページからご覧いただくことができます。

STEP2:作成
暑中見舞い・残暑見舞いの文面作成で、最強の味方になってくれるのがテンプレート。
様々なサイトさんが暑中見舞い・残暑見舞いテンプレートを公開されています。
今回は、「暑中見舞いはがき Andante」さんのご協力をいただき、AndanteさんのWebサイトからダウンロードさせていただいたテンプレートで、下のような暑中見舞いはがきを作りたいと思います!

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-68

テンプレートをダウンロードさせてもらおう!

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-01 今回使わせていただくテンプレートは、「暑中見舞いはがき Andante」さんの、「暑中見舞いはがき(横) プルメリア 1」のデザイン。
「文字なし」のものをダウンロードさせていただきます。
Andanteさんの場合は、テンプレートを選ぶページに表示されている左の図のボタンをクリックすると、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-02 テンプレートの画像が表示されます。
ブラウザのEdgeやIE、Chromeをお使いの方は、画像のところで右クリック、[名前を付けて画像を保存]をクリックして、自分のPCの分かりやすいフォルダなどに保存します。
これでダウンロード完了です!

作成スタート!!

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-03STEP1:共通設定編」では、用紙サイズや余白などを設定しました。
このページでご紹介する作成例は、「STEP1:共通設定編」で、下記の表のように設定したものとして進めていきます。

用紙サイズ 葉書サイズ
印刷の向き
余白 上下左右とも0mm

それでは、ここから作成に入っていきましょう!
文書内にテンプレートを入れていきます。
ダウンロードしたテンプレートは、ハガキ大の画像なので、画像を文書内に入れる操作からスタートしていきます。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-04 文書内にカーソルを置いた状態で、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-05 【Word 2016・2013】
[挿入]タブ、[図]グループの、
[画像]ボタンをクリックします。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-80 【Word 2010】
[挿入]タブ、[図]グループの、
[図]ボタンをクリックします。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-06 【Word 2016・2013・2010】
ダイアログボックスが表示されるので、使いたいテンプレートがどこにあるのかを指定します。
ダイアログボックス左部や上部を使って写真がある場所を指定し、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-07 使いたいテンプレートをクリックで選択後、[挿入]ボタンをクリックすれば、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-08 文書内にテンプレートを入れることができました!

スポンサーリンク

テンプレートを自由に動かせるようにする

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-09 挿入したテンプレートは画像なので、文書内に挿入した後、既定値では自由に動かすことができません。
そこで、自由に動かせるように、設定を変更します。
テンプレートを選択した状態で、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-10 [図ツール]の[書式]タブ、[配置]グループにある、[文字列の折り返し]ボタンをクリックします。
ちなみに上の図は、Word 2013の[文字列の折り返し]ボタンで、Word 2016も同じ絵柄のボタンですが、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-81 Word 2010では、ボタンの絵柄が少し異なります。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-11 [文字列の折り返し]ボタンをクリック後、一覧から[行内以外のものを選べば、基本的にはOKです。
でも、今回は文書内に直接カーソルを置いて文字を入力することは無く、入れたとしても、図形のように扱えるテキストボックスを使って入れていきます。
というわけで、今回のように文書内に直接カーソルを置いて文字を入力することが無い場合には、私個人的には、文字列の折り返しは[前面]にしておくのが好きです(笑)。


暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-12 【Word 2016・2013】
文字列の折り返しを設定する際、Word 2016・2013の場合は、リボンにあるボタンを使わなくても設定できます。
テンプレートを選択した状態だと、写真の脇に[レイアウトオプション]ボタンが表示されるので、このボタンをクリックし、[前面]など、好みの設定のボタンをクリックします。
テンプレートが文書いっぱいにかぶさる大きい画像であるため、設定後は[レイアウトオプション]ボタンが一時的に見えなくなることもありますが、もしそのまま表示されている方は、右上の[×]で、[レイアウトオプション]の一覧を閉じておくと、邪魔になりません。

テンプレートの位置を合わせる

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-13 さてここで、挿入したテンプレートの、四辺をよ〜く見てみてください。
中には、はがきサイズの用紙に、テンプレートの位置がピッタリ合ってない、ちょぴっとだけズレてる・・・という場合があるかもしれません。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-14 今回の例では、テンプレートの上辺がちょっぴりズレています。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-15 というわけで、このズレを修正していきましょう。
こういうちょっとずつ動かしたい場合にはマウスでドラッグするのはNG
ドラッグで動かしてしまうと、たくさん動いてしまい、うまくいかないんです。
そこで、テンプレートを選択した状態で、キーボードの[↑]や[→]キーなどの方向キーを、ポンッ、ポンッと押していくと、選択したテンプレートをちょっとずつ動かすことができるので、用紙にピッタリ合う位置まで動かします。

【Word 2016・2013】
テンプレートを自由に動かせるようにするための[文字列の折り返し]の操作直後は、テンプレートが選択されている状態のままなので、本来なら、そのまま[↑]や[→]キーなどの方向キーを押していけば、テンプレートの位置を動かすことができるのですが、Word 2016・2013では、なぜかうまくいかないことがあるようです。
その場合は、もう一度テンプレートを選択し直してから、方向キーを押してみてください。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-16 キーボードの方向キーを押してちょっとずつ動かすことで、テンプレートを用紙にピッタリ合わせることができました!

ワードアートを入れる

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-69 続いて、暑中見舞いのタイトル部分を入れていきます。
図形のように自由に動かすことができる、ワードアートを使います。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-17 [挿入]タブ、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-18 [テキスト]グループの
【Word 2016・2013】
[ワードアートの挿入]ボタンをクリックし、
【Word 2010】
[ワードアート]ボタンをクリックし、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-19 一覧から好みのものをクリックします。
好みのものが無くても(笑)、どれかをクリックします。
今回の私は、一番左上のものを選択してみました。
ちなみに、このワードアートの一覧は、文書に設定されているテーマによって変わってくるで、左の図と同じじゃなくても気にせずに、どれかをクリックで選択します。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-21 文書内にワードアートが入りました!
ワードアートを入れた直後は、「ここに文字を入力」という文字が選択されている状態なので、この選択された状態のまま「暑中お見舞い申し上げます」などの文字を入力すれば、文字を上書きできます。
ちなみに、この時点でワードアートは横書きで入ります。
縦書きにする作業は後でしますヨ。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-82 今回は、「暑中お見舞い」と入力した後、[Enter]キーで改行して、タイトルが2行になるようにしました。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-85 今回の例のようにタイトルを2行にせず、1行にしたい方には困ったことが起きているかもしれません。
「暑中お見舞い申し上げます」と、改行せずに1行になるよう入力したのに、自動的に折り返って2行になってしまっているかも。
これは、単純に文字が大きすぎて、1行では入りきらずに、自動的に折り返って2行になっているだけです。
後で文字の大きさを小さくすれば、ちゃんと1行の状態になりますので、気にせず先に進んでいきましょう。

また、ワードアートとテンプレートの柄などが重なっていて、入力している文字が見えずに入力できない!という方は、後でワードアートの色や位置を調整しますので、無理に入力せずに、最初の「ここに文字を入力」の状態や、入力途中の状態のまま先に進んで、色や位置を調整した後に文字を入力してもOKです。

この時点で、ワードアートの文字の大きさや色、行間や位置などが気に入らなかったとしても、後で調整しますので、そのまま操作を続けてください。

スポンサーリンク

「選択」がカギを握ります!

今回ご紹介する暑中見舞い・残暑見舞いはがきの作成では、テンプレートである「画像」、先ほどタイトルとして入れたばかりの「ワードアート」、そして、後から出てきますが「テキストボックス」という、図形とその仲間たちを使って作ります。
図形とその仲間たちを扱う際、「操作がうまくいかない!」といったことが起きたら、原因としてまず考えられるのが、「選択」。
自分ではちゃんと選択しているつもりが、実はキチンと選択されていない、ということが結構あるんです。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-71 例えば、先ほど入れたばかりのワードアートを例にします。
ワードアートの周囲に「ポッチ」が付いていますが、この「ポッチ」が付いている状態が、このワードアートを動かせる状態だということ。
でも、この「動かせる状態」というのには実は2種類あって、それがキモとなるのですが、そこに詳しく触れる前に、まずは「動かせる状態」から「動かせない状態」にする方法を、先に見ていくことにしましょう。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-72 「動かせない状態」にすることを「選択の解除」と言っていきます。
もし、このワードアートの選択を解除したいなら、ワードアート以外のところでクリックすれば、選択を解除することができるのですが、テンプレートを使ったはがきの文面の場合、「テキストボックス以外」のところが、テンプレートなどの他の素材であることも多いため、手際よくパッパッとクリックしているつもりが、微妙にドラッグになってしまい、せっかく用紙にピッタリ合わせたテンプレートをズルッと動かしてしまうことも。
というわけで、おしとやかで丁寧な(笑)クリックを心がけます。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-73 でも、おしとやかで丁寧なクリックがどうしても苦手という方は、下の図のような「文書の右側の外」をクリックして選択を解除するようにすれば、他の素材に影響することもありません。
(この時のマウスポインタの形は、Wordのバージョンによって、白い矢印の状態だったりします。)

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-74 同じ「文書の外」でも、「文書の左側の外」だと、文書のつくりによっては、文書内の様々なものが範囲選択されてしまう状況になってしまうのでオススメできません。
(この時のマウスポインタの形は、Wordのバージョンによって、上の図とは反対向きの矢印の状態だったりします。)

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-75 また、「文書の上側の外」や「文書の下側の外」だと、マウスポインタが図のような形になります。
この形でただクリックするだけなら大丈夫なのですが、ダブルクリックしてしまうと、上下の余白を非表示にするという操作になってしまい、何かと混乱の元になってしまいます。
(今回は余白が0mmなので、違いが分かりづらいのですが、ダブルクリックして実際に確認してみた方は、もう一度ダブルクリックして、元の表示に直しておいてください。)

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-73 というわけで、文書の外をクリックすることで選択を解除するなら、「文書の右側の外」をクリックするのがオススメです。
(この時のマウスポインタの形は、Wordのバージョンによって、白い矢印の状態だったりします。)

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-76 そして、ここからが超重要!!
ワードアートやテキストボックスなど、文字が入っている図形を選択する時には、2段階選択が操作のカギとなります!
まず、選択したいワードアートやテキストボックスの文字のところにマウスポインタを持っていくと、マウスポインタは、文字カーソルを入れるための形となるので、その状態でクリックすると、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-77 ワードアートやテキストボックスの中に文字カーソルが入り、合わせてその周囲に「ポッチ」が表示されます。
でも、このように文字カーソルが入っている状態は、「ここに文字を入力しますよ」という状態であって、ワードアートやテキストボックス全体を選択しているわけではありません。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-78 そこで更に、ワードアートやテキストボックスの外枠にある、ポッチとポッチとをつなぐ線にマウスポインタを合わせ、マウスポインタが図のような黒い十字の形でクリックすると、文字カーソルが消えているのに図形が選択されている状態になります。
これが、図形全体を選択している状態です。

このように、文字が入った図形の操作は、選択がとても重要になってきますので、

(1)まずは文字が入った図形の中でクリックして、文字カーソルを入れる
(2)ポッチとポッチとをつなぐ線をクリックして、図形全体を選択する

の、2段階の選択操作を常に意識していきましょう!
これについての、もっと詳しい解説は、「図形やテキストボックス、ワードアートの選択」をご覧ください。

ワードアートを縦書きにする

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-22 それでは、「選択」を意識しながら、ワードアートを縦書きにしていくことにしましょう!
ワードアート全体を選択後、マウスポインタが黒い十字の形で右クリック、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-22 [図形の書式設定]をクリックします。
この次の操作は、お使いのバージョンによって異なりますので、下記で該当のバージョンの操作をご覧ください。


暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-24 【Word 2016・2013】
画面の右側に作業ウィンドウが表示されます。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-25 【Word 2016・2013】
この作業ウィンドウの、[文字のオプション]をクリックで選択し、更にその下にある、図のようなマーク(マウスポインタを合わせると、Wordでは[レイアウトとプロパティー]と表示されます)を選択し、[文字列の方向]で[縦書き]を選択します。
もし、選択肢が何も表示されていなければ、「図形内の文字を縦書きに」を参考に、折りたたまれている選択肢を展開して選択してください。
縦書きの設定が終わったら、作業ウィンドウの右上にある[×]ボタンで、作業ウィンドウを閉じておきます。


暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-83 【Word 2010】
表示されたダイアログボックスの左側で[テキストボックス]を選択し、その右側に表示された[文字列の方向]で「縦書き」を選択します。
[閉じる]ボタンでダイアログボックスを閉じます。


暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-28 【Word 2016・2013・2010】
ワードアートを縦書きにすることができました!


暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-26 ちなみに、Wordでは、図形全体を選択した状態で、[描画ツール]の[書式]タブ、[テキスト]グループにある[文字列の方向]ボタンを使って縦書きにすることもできますし、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-27 [ページレイアウト]タブ、[ページ設定]グループの[文字列の方向]ボタンでも、縦書きにすることができます。
【Word 2016】
Word 2016でのタブの名前は[レイアウト]タブとなります。

どの方法をとってももちろんOKですが、最初にご紹介した、図形全体を選択後、右クリックして[図形の書式設定]という方法は、Wordだけでなく、ExcelやPowerPointでも共通して使える方法なので覚えておくと便利です。

スポンサーリンク

ワードアートの見た目を整える

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-29 続いて、ワードアートの見た目を整えていきましょう。 ワードアート全体を選択し、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-30 [ホーム]タブの[フォント]ボックスや[フォントサイズ]ボックスを使って、好みの設定をします。
今回は[太字]も設定してみました。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-31 フォントなどを変更するだけで、ずいぶんと見た目が変わりました!

ワードアートの行間を狭める

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-32 現在の状態では、ワードアートの行と行との間がずいぶん広く、間延びした印象のため、行間を狭めていくことにします。
ワードアート全体を選択した状態で、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-32 [ホーム]タブ、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-34 [段落]グループにある、ダイアログボックス起動ツールをクリックします。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-35 ダイアログボックスが表示されるので、[インデントと行間隔]タブの、[行間]で「固定値」を選び、[間隔]にお好みの数字を設定します。
この数字は完全にお好みなのですが、タイトルのような大きめの文字なら、フォントサイズの値にプラスして、だいたい6pt〜10pt程度を加えると、キツキツ過ぎる感じも無く、いい感じに狭まるんじゃないかと思います。
今回の例では、先ほどフォントサイズを「28pt」にしたので、それに6ptを加えた「34pt」に設定してみました。
ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックすると、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-36 ワードアートの行間を狭めることができました!

ワードアートの仕上げ

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-38 更に、必要であれば、ワードアートの色などを変えていきます。
ワードアート全体を選択した状態で、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-63 [描画ツール]の[書式]タブ、[ワードアートのスタイル]グループにある、[文字の塗りつぶし]や[文字の輪郭]ボタンで色を変更できます。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-64 また、影などのワードアートの効果を設定したい場合には、[文字の効果]ボタンから設定します。

ワードアートの位置を変更

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-37 現在、文書の左端にあるワードアートを、文書の右端に移動します。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-38 ワードアート全体を選択した際、マウスポインタが黒い十字の形になるわけですが、この形でドラッグすれば、ワードアートを動かせるので、好みの位置にワードアートを動かします。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-39 この時点での移動は、ざっくりとした移動で構いません。
ほんのちょっとだけ動かしたい、といった微調整は後で行います。

ワードアートの行揃えを変更

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-40 今の時点では、タイトル部分のワードアートが、かたまりっぽく、ドカっとした印象に見えるので、行揃えを工夫して、ちょっとカッコつけてみます。
まず、ワードアートが入っている枠の高さを、今より高くします。
図のように、高さを変えるポッチにマウスポインタを合わせ、マウスポインタが両矢印の形になったら、外側に向かってドラッグします。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-43 ワードアートの入っている枠の高さが、高くなりました。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-44 今回の例のワードアートは2行になっているものなので、1行目と2行目、それぞれに別の行揃えを設定してみることにします。
1行目の文字をドラッグでなぞり、範囲選択します。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-45 [ホーム]タブ、[段落]グループにあるボタンの中でも、横書きの時には左揃えにするボタンが、縦書きの時には上に揃えるボタンに変わっています。
これをクリックすると、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-46 1行目を上揃えにすることができました!

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-47 続いて、2行目の文字をドラッグでなぞり、範囲選択します。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-48 これも、横書きの時には右揃えにするボタンが、縦書きの時には下に揃えるボタンに変わっているので、これをクリックします。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-49 2行目を下揃えにすることができました!
1行目と2行目に、別の行揃えを設定したことで、段違いのように見え、ちょっとだけカッコがついたような気がします。

スポンサーリンク

本文を入れる

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-70 次に、本文を入れる部分を作ります。
ドラッグで自由に位置調整でき、たくさん文字を入力してもOKな、「テキストボックス」を使います。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-50 [挿入]タブの[図形]ボタンをクリックして、一覧から[縦書きテキストボックス]ボタンをクリックします。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-86 ドラッグで適当な大きさに描きます

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-51 テキストボックスの大きさは、後からいくらでも調整できるので、ナーバスになる必要はありませんが、ハガキからはみ出さない程度で、ある程度大きめに描いておくと操作しやすいです。
また、テキストボックスの位置も、後からいくらでも調整できるので、最初からキッチリとした位置に描こうとする必要はありません。

テキストボックスを描いたら、好みの文章を入力します。
入力している時、最後の方で、入力しているはずなのに文字が見えない!ということがあったら、それはテキストボックスの大きさが足りないために文字が隠れているだけです。
文字が隠れていると、残りの文字が入力しづらいと思いますので、残りは後にまわして、先に進みましょう。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-52 入力が終わったら、テキストボックス内のフォントや、フォントサイズを変更していきましょう。
これも先程のワードアートの時と同じく、選択が大切。
テキストボックス全体を選択し、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-53 [ホーム]タブの[フォント]ボックスや[フォントサイズ]ボックスを使って、好みの設定をします。

テキストボックスを透明にする

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-54 今のままの状態ではテキストボックス自体に色が付いているので、テキストボックスの下敷きになっている、テンプレートの柄などが隠れてしまっています。
テキストボックスでは、中身の文字だけが見えていればそれでいいのであって、テキストボックス自体の色は必要ありません。
そこで、テキストボックス自体の色を透明にしていきます。
同じくテキストボックス全体を選択した状態で、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-55 [描画ツール]の[書式]タブ、[図形のスタイル]グループにある、[図形の塗りつぶし]ボタンと、[図形の枠線]ボタンを使って、テキストボックスの色を無くします。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-56 [図形の塗りつぶし]ボタンの[▼]をクリックすると一覧が表示されるので、[塗りつぶしなし]をクリックすると、テキストボックス自体の色が無くなります。
また、[図形の枠線]ボタンの[▼]をクリックし、一覧から[線なし]をクリックすれば、テキストボックスの外枠の線を消すことができます。

テキストボックスの大きさと位置を調整

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-57 お次はテキストボックスの大きさを、好みの大きさに調整します。
テキストボックスが選択されている状態では、周囲にポッチが表示されます。
このポッチのいずれかにマウスポインタを合わせて、マウスポインタが両矢印の形になったらドラッグすると、大きさを変更することができます。
高さを変えたり、

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-58 横幅を変えたりして、テキストボックスの大きさを整えてください。


暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-59 テキストボックスの大きさを変える際、大きさを変えられるポッチは複数あるわけですが、上部真ん中のポッチを使う場合には、上の図のものが大きさを変えるポッチです。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-60 【Word 2016・2013】
そのポッチの上にあるフニャっとした矢印は、大きさを変えるものではなく、斜めなどに回転させるものですのでご注意ください。
(操作の確認のため、回転させてみた方は、[元に戻す]ボタンで操作を戻しておいてください。)

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-84 【Word 2010】
上部真ん中のポッチの上にある緑色のポッチは、大きさを変えるものではなく、斜めなどに回転させるものですのでご注意ください。
(操作の確認のため、回転させてみた方は、[元に戻す]ボタンで操作を戻しておいてください。)

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-61 それから、テキストボックス全体を選択した際、マウスポインタが図のような黒い十字の形になるわけですが、この形でドラッグすれば、テキストボックスの場所を移動できるので、好みの位置にテキストボックスを動かします。
この時点での移動は、ざっくりとした移動で構いません。
ほんのちょっとだけ動かしたい、といった微調整は次の章でまとめて行います。

位置の微調整

さぁ!残りは、現時点で何となくざっくりの位置にあるワードアートやテキストボックスの位置を、きれいに微調整していきます!
微妙な位置調整は、ドラッグだと大きく動いてしまってやりづらいので、キーボードを使って調整していきます。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-61 微調整したいテキストボックス、またはワードアート全体を選択したら、キーボードの[←][↑]といった方向キーをポンッ、ポンッと押していくだけ。
この時、「もっと細かく動かせないかな」と思った方は、[Ctrl]キーを押したまま方向キーを押してみて、さっきよりもちょっぴりずつ動かせるか試してみてください。
[Ctrl]キーを押したまま方向キーを押す方が、細かく動かせる方は、その方法で微調整します。

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-62 これで、位置の微調整が完了しました!

暑中見舞い・残暑見舞い 文面の作り方:テンプレート使用編02b-79 もし、文面に差出人を入れたい場合には、「STEP2 番外編:文面に差出人を入れる(縦書き編)」にお進みください。
「差出人は宛名面に入れるから、文面には入れないよ」という方は、これで文面の完成です!
STEP3:印刷」に進みます!

スポンサーリンク