下の図のような表の完成を目指して、
表を挿入後、文字を入力し、更に列幅を整えて、このようになりました。
お次はどの操作をするのか・・・ということですが、Be Cool Usersがオススメする次の操作は「行の高さの変更」。
行の高さを変更する操作は、列幅を変更する操作とコツが似ているので、取っつきやすいと思いますヨ。
ドラッグで行の高さを変更
まず行の高さの変更の1つ目のポイントが、「1行目から順番に操作していく」ということ。
目に付いた行から手当り次第操作していくのではなく、1行目から順番に操作していくのがポイントです。
では早速、この表でも、1行目から操作していきましょう!
今回は、1行目の高さを、現在よりも高くしたいと思います。
さて、ここで、2つ目のポイントも登場します!
それは、「高さを変えたい行の、下側境界線にマウスポインタを合わせる」ということ。
今回は1行目の高さを変えたいので、1行目の下側境界線である、下の図の線にマウスポインタを合わせます。
高さを変えたい行の、下側境界線にマウスポインタを合わせると、マウスポインタが、下の図のオレンジ部分のような、両矢印の形に変わります。
「上下どちらかの方向にドラッグしてくださいね〜」という意味です。
今回は現在よりも高くしたいので、自分自身でいいなぁと思える高さになるまで、下に向かってドラッグすればOKです。
この、下側境界線にマウスポインタを合わせる際、上の図の青い矢印部分のように、横線と縦線がクロスしているような場所は、他の操作のマウスポインタの形にもなりやすいので、クロスしていない、横線だけの部分にマウスポインタを合わせるのがコツですヨ。
1行目を高くすることができました!
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同じ高さにしたい
1行目が終わったので、今度は2行目の高さを変更していきます。
が!しか〜し!(笑)
今回は、下の完成図のように、2行目から4行目の高さを同じにしたいんです!
連続した複数の行の高さを同じにしたい場合には、まずはその複数の行がくっついて「1行」になっちゃったと思い込みます(笑)。
今回の例だと、2行目から4行目がくっついて、1行になっちゃったと思い込むわけです(笑)。
そして、最初にその「思い込み1行」の高さを決めてしまいます。
今回の「思い込み1行」は、下の完成図のような高さにしたいのですが、
現時点では、下の図のように、まだ高さが足りないので、もう少し高くしていきます。
行の高さを変えたい時は、「高さを変えたい行の、下側境界線にマウスポインタを合わせる」ので、今回の「思い込み1行」の下側境界線は、下の図の部分になります。
「思い込み1行」の下側境界線にマウスポインタを合わせ、マウスポインタの形が両矢印になったら、下に向かってドラッグし、高くしていきます。
これで、「思い込み1行」の高さを整えることができました!
でも、まだこの時点では、2行目から4行目の高さは同じではありません。
そこで!
高さを同じにしたい2行目から4行目を範囲選択し、
[表ツール]の[レイアウト]タブ、[セルのサイズ]グループにある、[高さを揃える]ボタンをクリックすると・・・
選択した行の高さを揃えることができました!
[高さを揃える]ボタンは、範囲選択した複数の行の高さを全体の高さとして、その中で単純に同じ高さにするだけのボタンです。
なので、一番最初に「全体の高さ」である「思い込み1行」の高さを整えた、というわけです。
連続した複数の行の高さを同じにする操作の手順は、
1. 高さを同じにしたい複数の行を「1行」と考え、その高さを決める
2. [高さを揃える]ボタンで、選択した行の高さを揃える
となります。
ここでご紹介した操作は、あくまでも「連続した複数の行」の高さを同じにしたい場合の操作方法です。
なので、「1行目と3行目と、5行目の高さを同じにしたい!」という風に、連続していない、飛び飛びの行の高さを同じにしたい場合は、別の操作方法となりますが、それについては別の機会にご説明したいと思います。
最後の仕上げ
最後の5行目も、もちろん下側境界線にマウスポインタを合わせ、ドラッグで高さを変更します。
今回は、現在よりもグンと高くしてみます。
これで、すべての行の高さを変更することができました!