訂正シール・修正シールを自分で印刷【STEP1:枠の設定】

解説記事内の画像はWord 2013のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Word 2013, 2010, 2007

このページは、「訂正シール・修正シールをWordで作成・印刷」のSTEP 1です。
下記の赤いボタンをクリックすると、最初のページからご覧いただくことができます。

STEP1:枠の設定

このSTEP1では、自分が買ってきたシール用紙にピッタリのサイズの枠を画面に用意します。
これが終わらないことには先に進めない、最初のポイントです。

準備が超大切!

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像34 それでは早速、Wordを使って訂正シールの作成に入っていきたいのですが、ちょぉっと待った〜っ!!
訂正シールは、家電量販店などのプリンター用紙コーナーなどで売っているのですが、まずはその訂正シールを予め準備してください。

訂正シールは、複数のメーカーさんから、それぞれ様々なサイズのラインナップで販売されています。
Wordでの訂正シールの作成は、最初の段階でシールのサイズ指定から入っていくので、実際に使う訂正シールを予め準備しておかないと作成できないんです。
というわけで、まだ訂正シールを準備されていない方は、下記のサイトさんなどでも購入できますヨ。

訂正シールを選ぶ際、貼った後に下が透けないタイプを選ぶのがオススメです。
でも、透けないタイプは、サイズのバリエーションが少ないみたいです。
そこで私の場合、サイズを優先したい時には、訂正用のシールではなく、サイズバリエーション豊富な普通のラベルシールに印字して、二重に貼ることで透けて見えるのを防止しました。

訂正シールのサイズを設定

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像01 それでは、訂正シールの作成に入っていきます!
Wordを起動し、左のように新規文書が表示された状態のまま操作を始めます。

[差し込み文書]タブ、[作成]グループにある[ラベル]ボタンをクリックします。
訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像02

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像03 ダイアログボックスが表示されるので、ダイアログボックス下部の[オプション]ボタンをクリックします。

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像04 このダイアログボックスで、自分が準備しておいた訂正シールについてを設定していきます。
[ラベルの製造元]で、準備しておいた訂正シールのメーカーを選択し、更に[製品番号]で用紙の型番を選択します。
(一覧に、自分の買った用紙のメーカーや製品番号が無い場合には、何もせずこのまま読み進めてください。)

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像35 ちなみに、メーカーや製品番号は、買ってきたシール用紙のパッケージに書いてありますヨ。

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像05 [ラベルの製造元]と[製品番号]の両方を一覧から選ぶことができた方は、ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックします。
そして、このページの次の次の章「枠の完成」にお進みください。

[ラベルの製造元]と[製品番号]のどちらか一方でも一覧から選ぶことができなかった場合には、このまま読み進めてください。

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自分の買ったシールがWordに登録されていない場合

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像06 自分で買ったシール用紙の、メーカーや製品番号が一覧に無い場合には、自分でサイズ登録をしていきます。
[新しいラベル]ボタンをクリックすると、

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像07 自分で買ったシール用紙のサイズ登録をするためのダイアログボックスが表示されます。
[ラベル名]欄は、好みの名前で構いませんが、メーカーと型番を合わせて入力しておくと、後で見たときに分かりやすいのでオススメです。

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像36 そして、ダイアログボックスの各欄に入力する値は、シール用紙のパッケージなどに書いてあります。

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像07 でも、[垂直方向の間隔]と[水平方向の間隔]の設定は、シール用紙のパッケージなどに書いていないことも多いため、初めての方は困ってしまうと思います。
これについては、「ラベルオプションでラベルシールや名刺のサイズ登録」で詳しく解説していますのでご覧ください。

また、上記のダイアログボックスで数字を入力する際、左上の欄から順番に[ラベル名]→[上余白]→[横余白]→[垂直方向の間隔]と入力していくと、入力したばかりの[垂直方向の間隔]の数字が勝手に変わってしまう場合があります。
もしそのような場合には、[用紙サイズ][列数][行数]を先に指定し、次に[上余白][横余白][ラベルの高さ][ラベルの幅]を指定し、最後に、[垂直方向の間隔]と[水平方向の間隔]の項目を指定するといいようです。
ただ、[行数]に関しては、下記のような操作のポイントもありますヨ。


訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像36 また、このサイズ登録の操作で、どうしてもうまくいかない場合があります。
それが、[行数]が「50」を超えるシール用紙を購入した場合。
1行訂正のような細〜いのもので、「A-ONE」さんの「品番:31677」の製品などがそうです。

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像08 [行数]にキーボードで「50」を超える数字を入力して[OK]ボタンを押すと、
(キーボードではなく、欄の端にある[▲]を押して設定する際は、「50」を超える数値は設定できないようになっています。)

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像09 このようなメッセージが出てきて先に進むことができないので、とりあえず[OK]ボタンをクリックします。

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像38 悲しいかな、[行数]欄は、「50」を超える数字が設定できないようになっているようです。
(「50」まではOKだけど、「51」以上はダメみたいです。)
仕方がないので、とりあえず設定できる最大値の「50」を設定し、ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックします。
後からちゃんと「50」を超える行数に対処しますので、心配いらないですヨ。


訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像10 自分で登録したサイズなので、[その他/ユーザー設定]の分類に、自分で入力したラベル名で登録されました!
[製品番号]欄で、自分が登録したラベル名が選択されている状態で、[OK]ボタンをクリックします。

枠の完成

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像11 先程のダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると、一番最初のダイアログボックスに戻ってきます。
ダイアログボックスの右下には、自分が設定したラベルの名前などが表示されています。
このラベルで、新しく文書を作るので、[新規文書]ボタンをクリックすると、

訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像13 自分が買ってきたシール用紙にピッタリのサイズの枠ができました!

もし、画面上に枠が表示されていない方は、[表ツール]の[レイアウト]タブ、[表]グループにある、[グリッド線の表示]ボタンをONにすると、枠が見えますヨ。
訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像14

ちなみに、今回の操作では、一番最初にWordを起動し、まっさらな文書が表示されている状態で、更にシールの枠を設定した文書を新規作成しているので、現時点でまっさらな文書のウィンドウと、シールの枠を設定した文書のウィンドウの2つが、デスクトップ上に出ている状態です。
シールの枠を設定した文書は、仮の文書名として「ラベル●(●は数字)」となっています。
「何でウィンドウがいくつもあるの?」と、後からパニックになるのを避けるためのご案内ですので、「この時点でWordのウィンドウは2つになっているんだなぁ」と思っていただいたら、それでOKです(笑)。
訂正シール・修正シールを自分で印刷の操作画像12

次は、「STEP2:訂正内容の入力」で、この枠内に入力をしていくことにしましょう。
訂正シールは、1枚のシール用紙に何片もあるので、1片の内容を、他の片に一瞬で写すスゴ技もご紹介します!

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