蛍光ペンでマーカーを引く

Word 2021, 2019, 2016, 2013 Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン2203で動作確認しています。
解説記事内の画像はWord 2021のものです。

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Wordでは、[蛍光ペンの色]ボタンで重要なところにマーカーを引けます。
しかも、他の書式設定と同じ要領で、範囲選択をしてから設定する方法以外に、まさしく文章を読みながらマーカーを引いていく方法があります。

Word 2021の[蛍光ペンの色]ボタン

範囲選択をしてから設定する方法の場合は、まず蛍光ペンを設定したい箇所を範囲選択。
[ホーム]タブ、[フォント]グループにある、[蛍光ペンの色]ボタンを押すだけ。
色を別の色にしたい場合は[▼]をクリックします。
Word 2021 / Microsoft 365 [蛍光ペンの色]ボタンは上の図のようなボタンですが、

Word 2019の[蛍光ペンの色]ボタン

Word 2019, 2016, 2013
[蛍光ペンの色]ボタンはこの図のようなボタンとなります。

目次

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マーカーを引く感じで蛍光ペンを設定する方法

[蛍光ペンの色]ボタン

文章を読みながらマーカーを引いていく場合は、範囲選択する必要はありません。
[ホーム]タブ、[フォント]グループにある、[蛍光ペンの色]ボタンをクリックします。
この時、色を選びたい場合は[▼]をクリックします。

マウスポインターが蛍光ペンの形になっている

文章の所にマウスポインターを持って行くと、蛍光ペンの形になっているので、マーカーを引きたいところをドラッグでなぞります。

[蛍光ペンの色]ボタン

ひと通り、マーカーを引き終わったら、[蛍光ペンの色]ボタンをクリックしてOFFにするか、キーボードのEscキーを押します。

蛍光ペンと塗りつぶし(背景の色)の違い

蛍光ペンと塗りつぶし

蛍光ペンと似た機能に、文字に設定する塗りつぶし(背景の色)があります。
パッと見は一緒です。
ですが、この2つの機能には決定的な違いがあって、蛍光ペンの方は、検索で設定した箇所を探し出すことができます
検索で探し出せるということは、後から繰り返し見たい場所には蛍光ペンを使っておけば、重要部分だけをスピーディーに読み返すことができたりするわけです。

文書の先頭に文字カーソルを置く

検索は下方向へと進んでいくので、文書の先頭に文字カーソルを置いてからスタートするのがおすすめ。

[ホーム]タブ

[ホーム]タブ、

[検索]ボタン

[編集]グループにある[検索]ボタンの[▼]をクリック、

[高度な検索]

[高度な検索]をクリックします。

[オプション]ボタン

[オプション]ボタンをクリックすると、

蛍光ペンで検索できるよう設定

ダイアログボックスが展開し、詳細設定できるようになります。
ダイアログボックス左下の[書式]ボタンをクリックし、[蛍光ペン]をクリックすると、

[次を検索]ボタン

蛍光ペンの書式がついている箇所を検索できる設定になります。
[次を検索]をクリックすると、

蛍光ペンが設定されている箇所を検索

蛍光ペンが設定されている箇所に表示が移ります。

[次を検索]ボタン

そこで良ければ[キャンセル]ボタン、まだ検索を続けたい場合は、[次を検索]ボタンを押します。

検索が終了

最後まで検索した場合は、最後にこのメッセージが表示されるので、[OK]をクリックします。

[キャンセル]ボタン

もう検索しないのであれば、[キャンセル]ボタンで検索ダイアログボックスも閉じます。

蛍光ペンで引いたマーカーを消すには

設定方法と同様、消し方も2つあります。

範囲選択

1つ目は、マーカーを消したい場所を範囲選択し、

[蛍光ペンの色]ボタンで[色なし]

[ホーム]タブにある、[蛍光ペンの色]の[▼]をクリック、[色なし]をクリックします。

2つ目の方法は、文章を読みながらマーカーを消す方法。
文章を範囲選択する必要はありません。
[ホーム]タブの[蛍光ペンの色]ボタンの[▼]をクリックし、[色なし]をクリックします。

マウスポインターが蛍光ペンの形

文章の所にマウスポインターを持って行くと、蛍光ペンの形になっているので、マーカーを消したいところをドラッグでなぞります。

[蛍光ペンの色]ボタン

ひと通り、マーカーを消し終わったら、[蛍光ペンの色]ボタンをクリックしてOFFにするか、キーボードのEscを押します。

蛍光ペンと塗りつぶし(背景の色)の違い」の章のように、2つの機能の違いはパッと見では区別が付かないものの、色を消すときに、蛍光ペンが設定されている箇所に、背景の色を解除する方法を使っても消えません
逆も同じです。

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