CSV形式とは

Excelで作られた文書は、基本的にはExcelで開きます。(厳密に言っちゃうと、他のソフトでも開けたりしますが)
でも、1つのソフトに縛られず、「いろんなソフトで開いたり使ったりすることができるように」という文書の形式があって、その1つがCSVという形式。

CSV形式とはの操作画像01 左はExcel 2013がインストールされているWindows 8での図なのですが、左側が普通のExcelファイル。
右はCSV形式のファイルです。
Excelが入っているパソコンでは、このようなアイコンになっていたりするので、Excelのお仲間みたいに見えますが、

試しに、CSV形式のファイルのところで右クリック、[プログラムから開く]にマウスポインタを合わせると、「このファイルをこんなソフト(アプリ)で開いてみますか〜?」といった一覧が表示されます。
今回はメモ帳を使って、このCSV形式のファイルを開いてみたいので、[メモ帳]をクリックします。
CSV形式とはの操作画像02

もし、右クリックしたときの一覧に[メモ帳]が無ければ、[既定のプログラムの選択]をクリックすると
CSV形式とはの操作画像03

CSV形式とはの操作画像04 【Windows 8】
Windows 8なら、こういった一覧が表示されます。
今回は試しにメモ帳で開いてみるだけなので、[すべての.csvファイルでこのアプリを使う]のチェックは外しておきます。
そして一覧にメモ帳が無い場合には、[その他のオプション]をクリックすると、更に選択肢が増えるので、[メモ帳]をクリックします。

【Windows Vista, Windows 7】
Windows Vistaや、Windows 7なら、こういったダイアログボックスが表示されます。
今回は試しにメモ帳で開いてみるだけなので、[この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う]のチェックは外しておきます。
そして一覧にメモ帳が無い場合には、[ほかのプログラム]の右横にある下三角をクリックすると、更に選択肢が増えるので、[メモ帳]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
CSV形式とはの操作画像08

CSV形式とはの操作画像05 CSV形式のファイルを、メモ帳で開くことができました!

データを見てみると、データとデータとの境が、カンマで区切られていることが分かります。
カンマで区切られていることによって、1つ1つのデータの境目がパソコンにも認識できるので、

CSV形式とはの操作画像06 Excelで開くと、1つ1つのデータが1つ1つのセルに収まって表示されるわけです。

もちろんCSV形式のファイルをただExcelで開いただけでは、この文書はあくまでもCSV形式であって、Excel形式の文書ではないので、Excel特有の機能を使ってこの文書を編集後、上書き保存しようとすると「Excelならではの機能を使って編集した部分がチャラになっちゃうけど、CSV形式のまま保存しちゃって大丈夫?」的なメッセージが表示されてしまいます。

CSV形式とはの操作画像07 というわけで、一度名前を付けて保存し直し、その際にExcel形式になるように保存します。

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