2つの利点：フォントサイズの拡大／縮小ボタン

フォントサイズを変えるには、［フォントサイズ］ボックスを使う方法と、

［フォントサイズの拡大］と［フォントサイズの縮小］ボタンを使う方法があります。
でも、［フォントサイズ］ボックスがおなじみ過ぎて、この［フォントサイズの拡大］と［フォントサイズの縮小］ボタンって使う必要ある？となってしまいがちですが、実は2つの利点があります！

［フォントサイズ］ボックスを使うと、「ここは必ず何ポイントにして」という指令を与えていますので、

ですが、［フォントサイズの拡大］と［フォントサイズの縮小］ボタンは、それぞれが「1段階ずつ大きく／1段階ずつ小さくしてください」という指令なので、

本文中に入力された文字を選択している場合は、

PowerPoint ［フォントサイズの拡大］や［フォントサイズの縮小］ボタンでそれぞれ1段階ずつ大きくしたり、小さくしたりすると、選択箇所のフォントサイズが異なる場合は、［フォントサイズ］ボックスの表示は「このサイズの他にも別のサイズがあります」という意味で、プラスが付きます。

［フォントサイズ］ボックスでは、選択肢が出るので、いきなり何ptと決めなければいけませんが、

［フォントサイズの拡大］と［フォントサイズの縮小］ボタンでは、今の状態から大きく、小さくだけとりあえず決めれば、あとは1段階ずつポンポンとサイズを変えていけるので、変わってゆく過程からベストなフォントサイズを見つけられます。

ただし、気をつけたいのは、［フォントサイズの拡大］と［フォントサイズの縮小］ボタンは、「1段階ずつ」の変更だということ。
1ptずつではありません。
［フォントサイズ］ボックスの一覧と同じように増減していきますので、10.5ptの次は11ptですし、12ptの次は14ptとなります。