トリミングで画像を切り取り

解説記事内の画像はWord 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Word 2019, 2016, 2013, 2010
  • Microsoft 365
  • Excel 2019, 2016, 2013, 2010
  • Microsoft 365
  • PowerPoint 2019, 2016, 2013, 2010
  • Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン1908と、バージョン2006で動作確認しています。

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トリミングした画像 トリミングとは、画像の不要な部分を切り取って除き、必要な部分だけを残す機能のこと。
このページでご紹介するのは基本のトリミングなので、トリミング後の画像は四角形。

もし、丸や六角形など、図形の形で切り抜きたい、写真やイラストの背景を除いて、対象だけをくり抜きたい、といった場合には、別の方法となりますので、下記のページをご覧ください。

それでは早速、基本のトリミングをご紹介していきましょう!

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トリミングの基本操作

トリミングした画像 まずはトリミングしたい画像を選択します。

[トリミング]ボタン [図ツール]の[書式]タブ、[サイズ]グループにある、[トリミング]ボタンの絵柄の方のボタン([▼]じゃない方)をクリックします。

[トリミング]ボタン 【Microsoft 365】
Microsoft 365の場合は、2020年7月19日現在、Microsoft 365のチャネルの違いにより、他バージョンと同様に[図ツール]の[書式]タブが表示される場合と、[図の形式]タブが表示される場合とがあります。
どちらのタブでも、[トリミング]ボタンを使っての操作方法は同じです。
[トリミング]ボタンの絵柄の方のボタン([▼]じゃない方)をクリックします。

画像にトリミングの黒い取っ手が表示された 画像の外周に、トリミングの大きさを調整する、黒い取っ手が表示されます。

マウスポインターがT字形に変わった 黒い取っ手のいずれかにマウスポインターを合わせると、マウスポインターを合わせた取っ手の箇所によって、T字形や、

マウスポインター直角に変わった 直角の、黒いマウスポインターの形に変わります。
画像の内側に向かってドラッグすると、

トリミングで残る部分はカラー表示のまま、削られ除かれる部分はグレーで表示される トリミング後に残る部分はカラー表示のまま、削られ除かれる部分はグレーで表示されます。

トリミングで残す部分を決めた 黒い取っ手を操作して、残す部分を決めたら、

[トリミング]ボタン トリミングを確定するため、再び[トリミング]ボタンの絵柄の方のボタン([▼]じゃない方)をクリックすると、

トリミング完了 画像をトリミングすることができました!

この、残す部分と削る部分を決める操作には、いろいろな技があるので、次の章以降で見ていきましょう。

枠内に収まる位置を調整

カラー表示部分を使って枠内の画像の位置を変える 黒い取っ手をドラッグして、枠の大きさを決めたけど、枠内に収まる位置を変えたいなぁという場合には、カラー表示されている画像の部分にマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い十字の形に変わったら、ドラッグします。

グレー表示部分を使って枠内の画像の位置を変える 削られるグレーの部分にマウスポインターを合わせても、マウスポインターが黒い十字の形に変わるので、ドラッグしても同じです。

トリミングで残す枠が画像からはみ出る 位置調整をする際、枠が画像からはみ出ないように気をつけます。

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枠内に収まる位置調整で、画像をまっすぐ動かす

枠内の画像の位置を変えたい これは枠の高さが、元の画像の高さと同じ場合。
画像の右側を枠内に収めるため、画像を真横に動かしたいのですが、

トリミングで残す枠が画像からはみ出る ただドラッグするだけでは、微妙に斜めに動いてしまい、枠が画像からはみ出てしまいがち。

枠内の画像の位置を真横に動かす 画像の好みの箇所を枠内に収めるべく、画像を真横や、真上・真下にまっすぐ動かしたい場合には、マウスポインターが黒い十字の形で、[Shift]キーを押したまま動かしたい方向にドラッグすると、真横や、真上・真下にしか動かせなくなるので便利です。

元画像と同じ縦横比でトリミング

四隅の取っ手を使って枠の大きさは変える 四隅の黒い取っ手を、ただドラッグするだけでは、

枠の大きさはドラッグだけだと縦横比が変わる 枠の縦横比が、元の画像とは違ってしまいます。

四隅の取っ手を[Shift]キーを押したままドラッグ 元画像と同じ縦横比になるよう、枠の大きさを決めたい場合には、黒い取っ手のうち、四隅のいずれかにマウスポインターを合わせ、マウスポインターが黒い直角の形に変わったら、[Shift]キーを押したままドラッグします。

四隅の取っ手を[Shift]キーを押したままドラッグ 元画像と同じ縦横比のまま、枠の大きさが変わります。

枠内の画像の位置を動かす あとは、「枠内に収まる位置を調整」の章の要領で、この枠の中に、画像の残したい部分が入るよう、画像を動かします。

トリミングの修正

トリミングで除いた部分は、復元用の編集データを破棄する設定にしていない限り、文書に記憶されているので、トリミングを修正したいなーと思ったら、ここまでの操作を繰り返せばOK。

四隅の取っ手を[Shift]キーを押したままドラッグ トリミングを修正したい画像を選択し、

[トリミング]ボタン [図ツール]の[書式]タブ、[サイズ]グループにある、[トリミング]ボタンの絵柄の方のボタン([▼]じゃない方)をクリックします。

[トリミング]ボタン 【Microsoft 365】
Microsoft 365の場合は、2020年7月19日現在、Microsoft 365のチャネルの違いにより、他バージョンと同様に[図ツール]の[書式]タブが表示される場合と、[図の形式]タブが表示される場合とがあります。
どちらのタブでも、[トリミング]ボタンを使っての操作方法は同じです。
[トリミング]ボタンの絵柄の方のボタン([▼]じゃない方)をクリックします。

再びトリミングできる 再びトリミングできるようになります。

トリミングで画像を切り取り まとめ

トリミングで画像を切り取り まとめ [トリミング]ボタンをONにしてトリミングモードにしたら、トリミングの枠の大きさを決め、その枠内に収まる画像の位置を変えます。
最後に[トリミング]ボタンをOFFにしてトリミングを確定する、というのが操作の流れです。

そして、トリミングの枠の大きさを決めるときも、その枠内に収まる画像の位置を変えるときも、重宝するのが[Shift]キーというわけです。

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