ウィンドウを並べて同時にスクロール

Excel 2021, 2019, 2016, 2013 Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン2205で動作確認しています。
解説記事内の画像はExcel 2021のものです。

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同時にスクロール

Excelには、2つの文書を見比べながら作業するときのために、同時にスクロールする機能があります!

目次

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[並べて比較]と[同時にスクロール]

2つの文書ファイル

まずは見比べながら作業したい2つの文書を開きます。
同時にスクロールできるのは2つまでなので、3つ目以降の文書が開いていれば閉じます。

2つの文書ファイルを開いておく

この時点で、ウィンドウが並んでいる必要はなく、ただ開いてあればそれでOK。

[表示]タブ

2つの文書のうち、どちらでも構わないので、[表示]タブの、

[ウィンドウの切り替え]ボタン

[ウィンドウの切り替え]をクリックし、上下に並べたいならにしたい文書、左右に並べたいならにしたい文書をクリックで選択しておきます。
このとき、もし2つのウィンドウが重なっている場合には、クリックで選択した文書が手前に来ます。(重なっていなくても問題ありません。)

[並べて比較]ボタン

ここからは、つい先ほど選択した、並べたときに上または左にしたい文書のウィンドウで操作します。
[ウィンドウ]グループにある、[並べて比較]をクリックすると、

ウィンドウが上下に並んだ

2つのウィンドウが同時にスクロールできるようになりますが、並び方はそれまでの作業状況によって変わり、場合によっては並んでいないこともあります
この時点での並びが気に入らない場合には、この先の操作をしてください。

[整列]ボタン

ウィンドウの並びが気に入らない場合には、ここから更に操作を加えます。
上下に並べたいならにしたい文書、左右に並べたいならにしたいウィンドウの方で、[整列]ボタンをクリック。

[左右に並べて表示]

表示されたダイアログボックスで、[上下に並べて表示]または[左右に並べて表示]を選択し、[OK]ボタンをクリックすると、

ウィンドウが左右に並んだ

ウィンドウを好みに並べることができました!

[同時にスクロール]ボタン

操作手順としては、[並べて比較]をONにした上で、並びが気に入らない場合に[整列]ボタンを使っています。
[並べて比較]をONにしたことで、自動的に[同時にスクロール]ボタンもONになるので、

同時にスクロール

スクロールすると、もう片方の文書も一緒にスクロールします。

[並べて比較]と[同時にスクロール]ボタンが両方ON

[同時にスクロール]ボタンは、[並べて比較]がONになっていないと使えない機能です。

[整列]だけでは[同時にスクロール]をONにできない

なので、文書を並べるだけなら[整列]ボタンだけでもできますが、[同時にスクロール]ボタンをONにすることはできません。

[並べて比較]と[同時にスクロール]の解除

[同時にスクロール]ボタンをOFF

並べた状態を保ったまま、一時的に同時にスクロールさせたくない場合には、[同時にスクロール]ボタンをクリックしてOFFにします。

[並べて比較]ボタン

見比べながらする作業自体が終了した場合には、どちらのウィンドウでも構わないので[並べて比較]ボタンをOFFにするか、どちらか片方の文書を閉じます。

動画で見る[並べて比較]と[同時にスクロール]

【再生すると音が出ます】
YouTubeサイトでご覧になりたい方はこちらから

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